鶏肉の皮をカリカリに焼く方法は?コツとポイントを紹介

鶏肉の皮をカリカリに焼く方法

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身はふっくらなのに皮はカリカリの食感。

そんな鶏肉のソテーが自宅で作れたらいいですよね。

でも実際には皮はカリカリにならず、身はパサパサになることもしばしば…。

凝った材料じゃなくてよくある材料で最高においしい料理ができたらいいなあと思って、鶏肉の皮をカリカリに焼く方法をいろいろと調べてみました。

すると、大事なのは鶏肉を焼く前の下準備だということが分かったんです。


今回は、鶏肉の皮をカリカリに焼く方法についてまとめました。

鶏肉の皮をカリカリに焼く方法

皮がカリカリのチキンステーキ

鶏肉の皮がカリカリに焼けるとそれだけで立派なごちそうになりますよね。

3つのコツを押さえれば自宅でも簡単に鶏肉の皮をカリカリに焼くことができますよ!

  1. 鶏肉は厚みを均一にすること
  2. 鶏肉には塩を振っておくこと
  3. 中火でじっくり押さえつけながら焼くこと

ポイントを押さえつつ、鶏肉のソテーの作り方を紹介していきます!

鶏肉の皮をカリカリに焼くためのコツ①鶏肉は厚みを均一にする

鶏肉の皮をカリカリに焼くために、まず鶏肉の厚みを均一にしましょう。


鶏もも肉でも鶏むね肉でも部位に限らず、1枚肉を広げたときに分厚い箇所と薄い箇所があると火の通りにムラができてしまいます。

ムラができるということは皮目も均一に焼けません。

肉に厚みがある箇所は包丁を入れて広げて、全体の厚みを整えます。

焼いたときに形は整うので、そこまできれいにしようと思わなくて大丈夫◎

身が切り取られなければ問題ないので「ここ厚みがあるかも」と思ったところはどんどん包丁を入れちゃってください!


皮の部分にはいくつか切り込みを入れておきます。

そうすることで焼いたときに身が縮んでしまうのを防げます。

鶏肉の皮をカリカリに焼くためのコツ②鶏肉には塩を振っておく

鶏肉の厚みを均一にしたら、次に鶏肉に塩を振ります。

塩の量は鶏肉1枚に対して身にひとつまみ、皮にひとつまみほど。

鶏肉の重量に対して塩を計るレシピもありますが、私は面倒なのでいつも計っていません^^;


鶏肉に塩を振るのは2つの理由があります。

・鶏肉から余分な水分を出すため

・鶏肉にしっかりと味をつけるため

食材に塩を振っておくと、浸透圧の関係で食材から水分が出てきますよね。

余分な水分を出すことで加熱したときにベチャっとなるのを防ぐ効果があります。


また、個人的な好みですが皮がカリカリに焼けた鶏肉はシンプルに塩コショウで味わうのが一番だと思うので、味付けの面でもしっかり塩を効かせたほうが好きです。

後からソースで味付けする場合でも、鶏肉自体に塩味が付いていたほうが味がぼやけないので、塩は忘れずに振っておきましょう。


塩を振って5分ほど経ったら、キッチンペーパーで鶏肉の水分を拭き取ってください。

これで鶏肉の皮をカリカリに焼くための下準備は完了です!

鶏肉の皮をカリカリに焼くためのコツ③中火でじっくり押さえつけながら焼く

フライパンに油をひいて中火で熱したものに鶏肉を皮目から入れて焼いていきます。

ポイントは火加減。

鶏肉の皮をカリカリに焼こうとつい強火で焼きそうになりますがこれはNG。

鶏肉の内部の水分が抜けきる前に皮が焦げ付いてしまうので、時間が経つほどに水分が出てきて皮がカリカリにはならないんです。


大事なのは鶏肉の水分を出しながら皮を焼くこと。

中火でじっくり時間をかけて焼いていきましょう。


皮は火が入ると反り返ってくるので、均一にカリカリにするためには押さえながら焼くのがポイントです。

フライ返しなどでぎゅっと押さえながらでもいいのですが、ずっと押さえておくのは大変なので重しを使いましょう。

私は鶏肉にアルミホイルをのせて、その上に水を入れたやかんをのせて重し代わりにしています。

お皿をのせて水を入れたボウルを使う人もいますね^^


重しを用意するのが面倒だな~と自分でフライ返しで押さえつけて焼いたこともあるのですが、重しをのせて焼いたほうが圧倒的にきれいに皮がカリカリに焼けました。

【均等に十分な重さがしっかりと鶏肉にかかる】ことが、鶏肉の皮をカリカリに焼くために大事なんだと思います。


重しをのせたらそのままじっくり7~10分ほど焼きます。

皮からは鶏肉の脂が出てくるのでめったなことでは焦げません。

身のほうにも火を入れるような意識で!


皮目全体に均一にきつね色の焼き色が付いたら、裏返して身を焼きます。

身は加熱しすぎると固くなってしまうので、焼く時間は3~4分ほどで十分です◎


焼いたあとはすぐに鶏肉を切らずにしばらくそのまま置いておいてくださいね。

余熱でしっかり最後まで火を通すのと、肉を落ち着かせて肉汁を閉じ込める役割があります。


重しをのせてじっくり水分を出しながら焼いた鶏肉の皮は、余熱をしたあとでもカリカリ!

下準備に少し手間はかかりますが、焼いている間は重しのおかげで手が離れるので意外に簡単です。

ぜひ試してみてくださいね^^

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鶏肉の皮をカリカリに焼くために小麦粉や片栗粉を使う方法も

鶏肉の皮をカリカリに焼く

鶏肉の皮をカリカリに焼くために、小麦粉や片栗粉を使うという方法もあります。

小麦粉や片栗粉を鶏肉にまぶして衣をつけるということですね。


小麦粉や片栗粉を使う方法には2つのメリットがあります。

  • 鶏肉に調味料が絡みやすくなる
  • 鶏肉がしっとり仕上がる

小麦粉や片栗粉が調味料を吸うので、しっかりと鶏肉に味が付きます。

また、小麦粉や片栗粉が膜となるので、しっとりとした食感に仕上がるのも特徴。


基本的には何もつけずに皮から焼くことでカリカリにできますが、あとからタレなどを馴染ませたい、鶏むね肉を使うといった場合は小麦粉や片栗粉をまぶして焼くのもひとつの方法かなと思います。


小麦粉や片栗粉を使って鶏肉を焼くときのポイントは2つ。

  1. 焼く直前に粉をまぶすこと
  2. 多めの油で焼くこと

小麦粉や片栗粉は鶏肉を焼く直前に全体にまぶしてください。

粉をつけてから焼くまでに時間が経ってしまうと、鶏肉の水分で粉がべちゃっとしてしまいます。

べちゃっとなった粉のついた鶏肉の皮をカリカリに焼くのはとっても大変…。

なので、粉をまぶしたらすぐ焼けるよう、フライパンも準備しておきましょう。



焼くときは多めの油で。

油の量が少ないと粉の部分がフライパンにくっついたり、火が通らず粉っぽい仕上がりになってしまいます。

いつもの鶏肉を焼くときより多めの油で、揚げ焼きするイメージでじっくり焼いてください。

鶏肉の皮をカリカリに焼くレシピ

鶏肉の皮をカリカリに

最後に、鶏肉の皮をカリカリに焼くレシピを2つ紹介します。

基本の焼き方のレシピ

Cpicon パリッパリでジューシー!絶品チキンソテー by 河埜玲子

小麦粉や片栗粉をまぶすレシピ

Cpicon 簡単⁂皮カリカリ、パリパリ鶏もものソテー by ちゅーりっぷママ

照り焼きたれやソースなどで味付けしたい場合は、皮目のほうにタレなどかからないように身を下にしてフライパンの中で絡めればOK。

好きな味付けで楽しんでくださいね!

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鶏肉の皮をカリカリに焼く方法まとめ

鶏肉の皮をカリカリに焼くためには鶏肉の下準備が大切。

  • 鶏肉は厚みを均一にしておく
  • 事前に塩を振って鶏肉の余分な水分を出しておく

下準備ができた鶏肉は、重しをのせてじっくり皮から焼くことでカリカリに仕上がります。

重しはできるだけ鶏肉全体に乗るものを選ぶと、身が反らずまっすぐになります。

7~10分ほど時間をかけて焼くのは最初は勇気がいるかもしれませんが、中火なら皮が焦げることはありません。

最初の段階で身のほうにも火を入れるイメージでじっくりと鶏肉を焼きましょう。

関連記事:鶏肉を塩麹漬けしたら日持ちはどのくらい?賞味期限はなぜ伸びるのか調査

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