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寒くなってくると飲みたくなるのがココア。
でも、自分で作るとどうしてもココアが溶けないでダマになってしまいます。
一見溶けやすそうなホットココアでもダマになるのはどうしてなのでしょうか?
ダマにならないおいしいココアの作り方があれば知りたいですよね。
そこで今回は、ココアが溶けないのはなぜか、またココアを上手に溶かすコツについてまとめました。
ココアが溶けないのはなぜ?
ココアが溶けないのはなぜか、その答えはココアに含まれている脂肪分が関係しています。
ココアもといココアパウダーは、カカオマスというチョコレートの原材料になるものからカカオバターを取り除いたもの。
カカオバターは脂肪分なのですが、完全にカカオマスからカカオバターを取り除くことはできません。
つまり、ココアには少量の脂肪分が残っていることになります。
脂肪分とはすなわち油。
水の中に油を入れても決して交わらないように、ココアもそのままではなかなか水や牛乳には溶けないんですね。
ココアの中でも、カカオバターが22%以上残っているものを【純ココア/ピュアココア】に分類します。
純ココアは混ぜ物なしのココアパウダー。
香りの良くココア本来の風味が味わえることから、お菓子作りによく活用されます。
純ココアで作るココアは濃厚で、多くの飲食店ではココアを作るときは純ココアを使用していると思います。
味もおいしく一度純ココアでココアを作るとやめられないのですが、溶けにくい分上手に作るには多少コツが必要です。
反対に、スーパーなどでよく見かける森永のココアなどは【調整ココア】に分類されるもの。
ココアパウダーに糖類や乳製品を混ぜることで扱いやすくしています。
混ぜ物が入る分カカオバター(脂肪分)の比率が減ることになるので、ココアの溶けにくさでいうと
純ココア>調整ココア
となるんですね。
味の濃厚さと手軽に作れておいしいのは比例しないのがもどかしいところです。
ココアを上手に溶かすコツ
ここからはココアを上手に溶かすコツを3つ紹介!
ココアがちゃんと溶ければ、口どけもよく味わいも深いおいしいココアになりますよ◎
どれも簡単なので試してみてくださいね。
- 茶せんを使って混ぜる
- 少量のお湯や牛乳とココアを混ぜてペーストにしておく
- 溶けやすいココアを使う
茶せんを使って混ぜる
SNSで話題になっていた方法がこちら。
ココアを作るときにスプーンで混ぜずに、茶道で使う茶せんを使用する方法です。
茶せんとはお茶を撹拌させるための道具。
ココアと同じくダマになりやすい抹茶をしっかりと混ぜるための道具なので、ココアを作るときに使用するとしっかりと粉を溶かすことができるんです。
茶せんはわざわざいいものを用意する必要はなし!
最近では100円ショップでも手に入るので、ココアを頻繁に飲む人は茶せんを持っておいても損はないでしょう^^
少量のお湯や牛乳とココアを混ぜてペーストにしておく
ココアを作るときは、まず少量のお湯や牛乳とココアを混ぜてペーストにしてから、残りの牛乳を混ぜながら加えてください。
ココアは脂肪分が多いのでどうしても混ざりにくいですが、少量ずつであればしっかりと溶かすことができます。
純ココアを作るときはまずお湯で練ってから作る方法が主流ですが、調整ココアの場合もペーストを作るのがおすすめ。
ダマにならずきちんと溶けるだけでなく、よく練ることでココアに含まれるデンプン質が糊化し口当たりがなめらかになるそうです。
お湯は電子レンジで耐熱マグカップに水を入れて1分ほど加熱すれば用意できますよ^^
溶けやすいココアを使う
一般的に、スティックタイプのココアは粉末が細かくお湯や牛乳にさっと溶けます。
手間なくストレスなく毎日ココアを飲みたいのであれば、溶けやすいココアを使うのもひとつの手。
たくさん種類のあるココアの中でも、スティックタイプのココアは計量いらずで持ち運びにも便利。
職場や学校など好きな場所でココアが楽しめますよ♪
ココアが溶けないのはなぜ?まとめ
- ココアが溶けないのは、ココアに含まれる脂肪分(カカオバター)が水に混ざりにくいため
- ココアの中でも脂肪分であるカカオバターの比率が多い【純ココア】は溶けにくいとされる
- ココアを溶かすコツは、最初に少量のお湯や牛乳でココアを混ぜてペーストを作っておくこと
ココアは原材料のカカオバターが水に混ざりにくいため、どうしても溶けにくいと感じてしまいます。
しかし、カカオバターも少量ずつ水分と混ぜれば、完全には溶けなくてもダマを防いでなじみやすくなるもの。
ココアを作るときは、まずペーストを作ってから、そのペーストをのばすように少しずつお湯や牛乳を加えていきましょう。
ココアをきちんと溶かすと「こんなに味が濃かったのか!」と驚くと思います^^
少し手間はかかりますが、休日などゆっくり時間をかけて作ってみてくださいね!