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夏の時期にだけスーパーに並びだすとうもろこし。
缶詰やパウチのコーンも便利でおいしいですが、生のフレッシュなとうもろこしの味わいは別格です^^
私もとうもろこしの炊き込みご飯を作るためによく買うのですが、気になるのはとうもろこしの生の日持ち。
すぐに食べきれないときでも、できるだけおいしさをキープして保存したいですよね。
今回は、とうもろこしの生の日持ちや保存方法についてまとめました。
とうもろこしの生の日持ち
とうもろこしの生の日持ちは、冷蔵庫に入れて2~3日です。
何重にも重なって皮がついているからなんだか長持ちしそうなとうもろこし。
ですが、実は野菜の中でも鮮度が落ちるのが早く、とうもろこしは収穫したてが一番おいしいと言われているくらいなんです。
その理由は、とうもろこしが持つ糖分にあります。
とうもろこしは畑になっている間、光合成によって葉に糖分を蓄えます。
葉に蓄えられた糖分は実を大きく甘くするのに使われているのですが、光合成ができない夜間は昼間に蓄えた糖分を実に与えています。
こうやって、とうもろこしは自分自身で糖分を作って消費しているんですね。
畑になっている間は、糖分を消費してもすぐに光合成で新たに糖分を蓄えることができます。
しかし、畑から収穫されてしまうと、とうもろこしは糖分を蓄えるチャンスがありません。
収穫後もどんどん糖分だけが消費されてしまっているので、スーパーで買ってきたとうもろこしはできるだけ早く食べるのが一番なんです。
とは言え、何本もとうもろこしを買ってしまうと、すぐには食べきれないですよね。
とうもろこしを生のまま保存するには、できるだけとうもろこしの糖分が消費されないようにするのがポイント。
次の項目でとうもろこしの生の保存方法を詳しく見ていきましょう。
とうもろこしの生の保存方法
とうもろこしの生の保存方法はこちら↓
- とうもろこしのひげは切り落とす
- とうもろこしは皮を残したまま1本ずつキッチンペーパーで包む
- ジッパー付きの袋に入れて、立たせた状態で野菜室に保存する
トウモロコシを生で保存するときのポイントは3つ。
- とうもろこしのひげは取っておく
- とうもろこしをキッチンペーパーやラップで包むこと
- とうもろこしは立てて保存すること
とうもろこしのひげは取っておく
とうもろこしのひげを残しておくと、糖分を余分に消費してしまいます。
甘みのもとになる糖分を少しでも残しておくために、余分なものは取り除いておきましょう。
とうもろこしをキッチンペーパーやラップで包む
とうもろこしは乾燥に弱いので、キッチンペーパーやラップで1本ずつ包んでください。
それだけでも十分ですが、ジッパー付きの袋に入れることでより乾燥を防ぐことができます。
とうもろこしは立てて保存すること
とうもろこしは冷蔵庫の中で立てて保存するのも、糖分を残しておくための大事なポイント。
とうもろこしは畑で生えているときは立った状態。
冷蔵庫の中で寝かせてしまうと、立った状態に戻ろうとして余計に糖分を消費してしまうんだとか。
生まれた状態に戻ろうとするのはなんともおもしろいですよね^^
とうもろこしを生で長持ちさせる保存方法
とうもろこしを生でもっと長持ちさせたいのであれば、生のまま冷凍する方法があります。
トウモロコシを生のまま冷凍した場合の日持ちは、2ヶ月です。
- とうもろこしのひげを切り落とす
- 皮付きのまま1本ずつラップで包む
- ジッパー付きの袋に入れて冷凍庫で保存する
冷凍したとうもろこしの解凍方法は簡単◎
ラップに包んだまま、電子レンジで1本あたり5分ほど加熱するだけで食べることができます。
そのまま電子レンジに入れるだけで食べられるのは手軽でいいですよね^^
小腹がすいたときのおやつにもぴったりです。
また、凍ったまま炊飯器に入れて炊くとうもろこしご飯もおすすめです。
- お米3合を研ぎ、いつも通りの水加減にして塩小さじ1杯を入れてよく混ぜる
- 凍ったままのとうもろこしの皮を剥いて、そのままお米の1番上にのせて普通炊きで炊飯する
- 炊きあがってから、とうもろこしを取り出して実をはずしてご飯と混ぜ合わせる
炊き立てのとうもろこしはとても熱いので火傷しないように気を付けてください。
とうもろこしの生の日持ちと保存方法まとめ
- とうもろこしの生の日持ちは、冷蔵庫に入れて2~3日
- とうもろこしは野菜の中でも鮮度が落ちるのが早く、できるだけ早めに食べきるほうがいい
- とうもろこしを冷蔵庫で保存するときは、乾燥しないように1本ずつキッチンペーパーで包み、立てた状態で保存する
- とうもろこしは冷凍保存すれば2か月ほど日持ちする
とうもろこしは冷蔵庫に入れると2~3日しか保存することができません。
甘みがどんどん落ちてしまうので、とうもろこしを買ってきたその日に使う予定がないのであれば冷凍することをおすすめします。
冷凍したとうもろこしは、凍ったまま電子レンジで加熱すればすぐに食べられるし、そのまま調理に使うこともできます。
上手に保存しておいしいうちにとうもろこしを味わいたいですね。