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お菓子作りには欠かせない生クリーム。
デコレーションケーキだけでなく、トッピングや飾りでホイップを添えるだけで、見た目も味も豪華になります
^^
私もお菓子作りに使用するためにスーパーに生クリームを買いに行くのですが、今っていろいろな種類の生クリームが売られていますよね。
中には値段が倍近くになるものもあって、いったいどれを選んだらいいか分からなくなることも^^;
生クリームには植物性と動物性があって、それぞれ得意・不得意な使い方があるんです。
生クリームの植物性と動物性の違いが気になりますよね。
違いを知っていれば、この先使い分けができるようになりますよ◎
そこで今回は、
- 生クリームの植物性と動物性の見分け方や特徴は?
- 生クリームの植物性と動物性の使い分けについて
2つについてまとめました。
生クリームの植物性と動物性の見分け方や特徴は?
スーパーに行けば、売り場に「生クリーム」「ホイップ」など、いろんな名前のクリームが売られています。
植物性か動物性か見分けるには、パッケージを見てみれば一目瞭然です。
植物性クリームは、「クリーム」と表示してはいけない決まりになっているため、種類別表示が「乳等を
主要原料とする食品」となっています。
反対に、動物性クリームは「生クリームの定義」に当てはまるので「クリーム」と表示されます。
原材料を見ても、動物性クリームには添加物は一切入っていないことが分かります。
スーパーで「このクリームは植物性と動物性どっちだろう?」と迷ったら、パッケージの表示を確認してみてくださいね!
次に、植物性の動物性のそれぞれの特徴を見比べたいと思います。
植物性クリーム | 動物性クリーム | |
味わい | あっさりした軽い味わい | コクがあって風味のある濃厚な味わい |
価格 | 200ml200円ほど | 200ml400円ほど |
泡立ち | 泡立つまで時間がかかる。ボソボソになりにくい | すぐに泡立つ。ボソボソになりやすい |
賞味期限 | 未開封で2か月~3か月ほど | 未開封で1週間~10日間ほど |
味わいの違い
植物性クリームは、生乳の代わりに、ナタネ油・パーム油・ヤシ油といった植物性油脂を主原料としているため、あっさりした味わいが特徴。
植物性クリームの中にも、植物性油脂と乳脂肪分を合わせたものもあります。
「コンパウンドクリーム」と呼ばれるこのクリームは、あっさりした味わいの中にも乳脂肪の風味が残るクリームとなって人気があります。
一方、動物性クリームは生乳を原料にしているため、牛乳の風味とコクが際立つ味わいです。
動物性クリームは、配合されている乳脂肪分の量が増えるほど味わいが濃厚になっていきます。
値段の違い
植物性と動物性は値段でも大きな違いがあります。
動物性クリームが200ml400円ほどなら、植物性クリームは200ml200円ほど、約半分の値段で買うことができるんです。
動物性クリームは乳脂肪分が増えるほど、値段も上がっていきます。
普段使いには植物性クリームを、特別な日は動物性クリームを使うのがいいかもしれませんね◎
クリームの泡立ちの違い
生クリームは泡立てすぎると、乳脂肪分と水分が分離してしまいボソボソになってしまいます。
植物性クリームは泡立つまでは少し時間がかかるかもしれませんが、泡立てすぎてもボソボソになることはありません。
お菓子作初心者の人には使いやすいのではないでしょうか。
反対に、動物性クリームはすぐに泡立ちますが、ボソボソと分離しやすいのが難点。
ミキサーを使うと一気に泡立ってしまうので、少しずつ様子を見ながら泡立てるようにしましょう。
分離してしまったクリームは元には戻らないので、バターにしてしまうのがおすすめです。
賞味期限の違い
植物性のクリームは保存料など添加物が入っているため、未開封だと2か月~3か月ほど日持ちします。
動物性クリームは、賞味期限が1週間~10日間ほど。
結構差がありますよね。
ただし、どちらも開封した場合は賞味期限内にかかわらず早めに食べきるようにしてください。
生クリームの植物性と動物性の使い分けについて
植物性と動物性どちらも泡立ててホイップクリームとして使うことができますが、ケーキのデコレーションに使うなら動物性クリームを使ってください。
生クリームのおいしさをしっかり味わえるのと、デコレーションのしやすさから動物性クリームをおすすめします。
乳脂肪分が高いほど、しっかりとクリームのツノがたち、絞り袋でホイップを絞ってもダレることがありません。
デコレーションに使う生クリームは、乳脂肪分が40%以上になるようにしましょう。
私は以前、乳脂肪分35%の生クリームでデコレーションをしたのですが、いくら泡立ててもやわらかいまま。
スポンジ生地にサンドするくらいならよかったのですが、外側にホイップを塗ったり、絞り袋で絞ったりするとダレて形がはっきり出ませんでした^^;
植物性クリームと動物性クリームをブレンドして使ってもいいですが、その場合も乳脂肪分が40%以上になるようにすると、失敗しにくいですよ^^
チーズケーキやガトーショコラなど、生地に一緒に混ぜ込むのなら植物性クリームでも十分おいしくできます。
また、料理にクリームを使うのもおすすめ。
値段が手ごろな植物性クリームでも、シチューやスープに牛乳の代わりに入れるとコクが出ます◎
もちろん、動物性クリームを使えばより濃厚な料理を楽しむことができますよ!
生クリームの植物性と動物性の見分け方は?料理の使い分け方まとめ
- 植物性クリームは、パッケージの種類別の表示の欄に「乳等を主要原料とする食品」と書いてある
- 動物性クリームは、パッケージの名称の欄に「クリーム」と書いてある
- 植物性クリームは、生地にクリームを混ぜ込んで焼くお菓子や料理に使うのにぴったり
- 動物性クリームは、ケーキのデコレーションにぴったり
スーパーで同じ売り場に並んでいるので、間違えやすい植物性と動物性のクリームですが、味わいや泡立ちなど全く違っています。
普段使いには植物性クリームを、特別な日には動物性クリームを使うなど、目的によってクリームを使い分けてみてはどうでしょうか?
どちらのクリームも開封後は日持ちしないので、早めに食べきるようにしてくださいね◎