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土鍋ご飯は、炊きあがるまでの音と香りまでおいしいと言われています。
土鍋で炊いたご飯にはまって炊飯器を使わなくなった、という人もいるほど。
そんなおいしい土鍋ご飯、1つだけ大変なことをあげるとしたら炊くのに少しコツがいるということ。
炊飯器だとお米を研いでスイッチを押すだけですが、土鍋ご飯は火加減と時間を調整しなければいけません。
せっかくの土鍋ご飯、失敗しない方法を知りたいですよね!
そこで今回は
- 土鍋ご飯の失敗しない炊き方は?
- 土鍋ご飯をおいしく炊くコツ
- 土鍋ご飯を1合だけ炊く場合の失敗しない方法
3つについてまとめました。
土鍋ご飯の失敗しない炊き方は?
土鍋ご飯でよくある失敗は、『ご飯に芯が残ってしまう』『ご飯がべちゃべちゃになってしまう』ということ。
水加減と火加減の調整が難しいのが原因でありますが、そこさえ気を付ければふっくらモチモチの香りのいいご飯が炊きあがります!
おいしいご飯の炊きあがりを目指して、土鍋ご飯を炊いていきましょう◎
- 材料
- 【2合炊くとき】
米:2合
水:430~450ml
【3合炊くとき】
米:3合
水:650ml~670ml - 事前準備
- ①ボウルを使っていつも通りお米を研ぐ
②かぶるくらいの水を入れて、夏場は30分・冬場は1時間を目安に浸水させる
③浸水が終わったら、ざるにあげてしっかり水を切る
④土鍋にお米をうつして、分量の水を入れる - 炊き方
- ①土鍋に蓋をして中火にかけて、10分ほどかけて沸騰させる
②沸騰したら、弱火にして15分炊く
③15分経ったら鍋の蓋をあけて、水気が残っているようなら弱火のまま1分ずつ追加で炊く
④最後に中火で10秒ほど加熱したら、火を止めて蓋をしたまま10分蒸らす
気を付けてほしいポイントは、「お米を浸水させるのに土鍋は使わない」ということ。
土鍋の中でお米を浸水させると、土鍋の底に水が染み込んで、それがひび割れの原因になることがあります。
お米を浸水させる⇒炊くまで土鍋でできたら楽ですが、土鍋が水を多く吸っている状態で火にかけると、ひび割れやすくなるんですね><
面倒かもしれませんが、浸水させるときはボウルで行うようにしましょう!
水の分量に差があるのは、水の量で炊きあがりが変わるから。
固めが好きな人は少なめ・もっちりとした炊きあがりが好きな人は多めに入れてくださいね^^
土鍋ご飯をおいしく炊くコツ
土鍋ご飯は、ちょっとしたコツでもっとおいしく炊くことができるんです。
- お米をしっかり浸水させること
- 蒸らす時に蓋は開けないこと
- 炊きあがったら手早く切るようにほぐすこと
それぞれ詳しく見ていきましょう。
お米はしっかり浸水させよう
お米の浸水時間が短いと、お米の中心部までに水分が吸収されません。
すると、炊飯時にお米の中心部に火が通る前に表面だけが先に糊化してしまい、お米の中心に芯が残ってしまいます。
十分に水分を吸収したお米は、白く濁ったような見た目に。
土鍋ご飯は早く炊きあがるのが魅力ですが、浸水時間だけはじっくりとりましょう!
蒸らす時に蓋は開けないで
お米は、蒸らすことで炊きあがったときの水分がご飯粒ひとつひとつに吸収されていきます。
蒸らす時間10分よりすぐに蓋を開けてしまうと、この水分が蒸発してしまうんですね。
水分を最後までご飯粒に吸収させることで、芯が残るのを防ぐだけでなく、ふっくらとしたご飯に仕上げてくれますよ^^
炊きあがったら手早く切るようにほぐそう
蒸らしが終わったら、蓋を開けてご飯をほぐします。
鍋底から空気を入れるように切るように返すことで、余分な水蒸気を逃がしつつ、ご飯を均等な食感にします。
炊けたご飯をそのままにしておくと、ご飯の表面についた水分がご飯をふやかしてしまうんですね。
すると、ご飯同士がくっついて固くなり、食感が悪くなります。
せっかくもっちりと炊き上げたご飯、固くなってはもったいない!
蒸らし終わったらすぐにほぐして、ぜひ炊き立ての甘い香りを楽しんでください♪
土鍋ご飯を1合だけ炊く場合の失敗しない方法
少しだけ炊き立てのご飯が欲しい時ありますよね。
土鍋ご飯で1合といった少量のご飯を炊くときの注意点は、火にかける時間が通常より短いこと。
火加減と火にかける時間を気を付ければ、1合でも失敗せず炊くことができます。
- 材料
- お米:1合
水:200ml~210ml - 炊き方 ※事前準備は2合や3号の場合と同じです
- ①土鍋は蓋をしないで中火にかけて、7分ほどかけて沸騰させる
②沸騰したら、蓋をして弱火にして10分炊く
③10分経ったら鍋の蓋をあけて、水気が残っているようなら弱火のまま1分ずつ追加で炊く
④最後に中火で10秒ほど加熱したら、火を止めて蓋をしたまま10分蒸らす
米1合分だと加える水の量も少なく、2合や3号炊く場合に比べてすぐに沸騰します。
いつ沸騰したか分かりにくいので、1合の場合は中火にかけて沸騰するまでは、蓋を開けておくといいでしょう。
沸騰が確認できて、初めて蓋をします。
弱火で水気がなくなるまで炊きますが、「パチパチ」といった音がしてきたら水気がなくなってきている証拠です。
1合の場合は、時間よりも音で水気がないか確認する方が確実!
弱火にして10分経たなくても、パチパチと音がしたら火を止めてくださいね。
土鍋ご飯を失敗せずにおいしく炊くコツまとめ
- 土鍋ご飯を失敗させないコツは、お米をしっかり浸水させる・蒸らす時は蓋を開けない・炊きあがったらすぐにほぐすこと
- 土鍋ご飯を1合だけ炊くときは、通常より火にかける時間が短くなる
- 土鍋ご飯を1合だけ炊くときは、最初中火にかけるときに蓋をあけたままにしておく。沸騰したのを確認すると失敗しにくい
土鍋ご飯は難しいイメージがありますが、コツを押さえれば誰でも簡単においしく炊くことができます◎
何度か炊いてみて、好みの水加減を見つけてみてくださいね!
土鍋ご飯がひとつの料理になるほど、土鍋で炊くとご飯はおいしくなります。
私も今日は土鍋でご飯を炊こうと思います^^