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節分の日に欠かせない食べ物と言えば恵方巻!
恵方巻も太巻きと同じ巻き寿司の一種ですが、太巻きとは違って恵方巻は食べ方に決まりがあります。
その決まりの中でも不思議なのが、『恵方巻を食べ終わるまでは喋ってはいけない』ということ。
恵方巻はなぜ黙って食べるのか、理由が気になりますよね!
そこで今回は、恵方巻はなぜ黙って食べるようになったのか、その理由やルールについてまとめています!
恵方巻きはなぜ黙って食べる?理由は?
恵方巻はなぜ黙って食べるように言われているのでしょうか?
その理由は、喋ると運が逃げてしまうとされているから。
節分の日は『立春』の前日(なので、毎年節分の日は変わります)。
1年間を24等分した『二十四節気』において立春は新年の始まりとされています。
その前日にあたる節分は、いわば大晦日のような日。
翌日から始まる新たな1年を幸せに過ごすために、悪いものを落とす厄払いをするのが節分の由来なんですね。
恵方巻を食べるのも、新しい年を幸せに過ごせるように願うため。
恵方巻自体が縁起をかついだおめでたいものとされているので、食べるときも幸せや運を逃がさないようにルールが決められているわけです。
恵方巻を黙って食べないとどうなる?
ただ、恵方巻を黙って食べなかったからといって、不幸が訪れたり運が逃げてしまうわけではありません。
というか、何か嫌なことが起こったとしても「恵方巻を黙って食べなかったからだ…」と結論づけてしまうのは無理やりな気がします^^;
縁起をかついで恵方巻を黙って食べるとさらに幸せになることはあっても、ルールを破ったからといって不幸になるなんてことはないので安心してください。
子どもなんかはどうしても途中で喋ってしまいますしね^^
他にもある!恵方巻の食べ方のルール
『恵方巻は黙って食べる』以外にも、縁起をかついだ食べ方のルールが恵方巻にはあります。
一つは、恵方巻はカットしないで丸かぶりするということ。
恵方巻は『福を巻き込む』という意味があり、その恵方巻をカットしてしまうと福が途切れたり切れてしまうとされているからです。
また、1本の長い恵方巻を、鬼を退治する金棒に見立てている意味もあるんだとか。
二つ目は、恵方を向いて食べること。
恵方を向いて食べる太巻きだから、恵方巻。
節分の日に恵方巻を食べるときは、恵方を向いて食べるのが鉄則です。
恵方巻を黙って食べたり、カットしないで丸かぶりしたり、高齢の方や小さな子どもがいるとなかなか難しいところもありますが、恵方を向いて食べるのなら簡単にできますよね^^
我が家も、恵方巻の食べ方のルールで唯一守っているのが、恵方を向いて食べるということ。
これだけでも、子どもに節分の意味や由来を教えるのには十分ですよ^^
関連記事:恵方巻を夕飯にするときのおかずは?献立例やレシピも!
恵方巻きの食べ方のルールは地域で違う?
一般的な恵方巻の食べ方のルールを紹介しましたが、実は地域によってはさらに他のルールもあるんだとか。
おもしろいものをいくつか紹介します^^
目を閉じて恵方巻を食べる
目を閉じて食べる理由ははっきりとは分かりませんでしたが、おそらく途中で喋ったり笑ったりするのを防ぐためかなと思いました。
「喋ったり笑ったらだめだよ」と禁止されるほど、喋りたくなったりするもの。
また、恵方巻を丸かぶりしてる姿はシュールでつい笑ってしまいたくなりますよね。
でも、目を閉じてたら姿も見えないから、『恵方巻を黙って食べる』ことがしやすくなったのではないでしょうか?
笑って恵方巻を食べる
「笑っていいの??」と思うかもしれませんが、笑うのは恵方巻を食べる前!
恵方巻を食べる前ににこっと笑ってから食べることで、邪気を払うという意味があります^^
醤油をつけるのは最初の1回だけ
これは、醤油を途中でつけてしまうと恵方巻を口から離してしまうから。
恵方巻は、一度口につけたら最後まで離さず食べるのがいいとされているからなんですね。
でも、恵方巻がマグロやイクラといった海鮮たっぷりのものだと、醤油が最初しかつけられないのはちょっとキツイ気もしますが…(笑)
私なら多少福が逃げてもいいから醤油つけさせて!ってなっちゃいそうです^^;
恵方巻きの方角の意味
恵方巻は恵方を向いて食べる太巻きのことですが、恵方とは
その年の福徳を司る神様、歳徳神(としどくじん)がいる方角のこと
恵方は毎年変わります。
その年でもっとも良い方角とされる恵方を向いて食べることで、福や幸福を呼び込むとされているんです。
恵方は何も節分の日限定のものではありません。
旅行先や引っ越し先など、何かを決めるときに恵方を意識してみると福が舞いこむかもしれませんよ^^
恵方巻はなぜ黙って食べる?まとめ
- 恵方巻を黙って食べるのは、喋ると運が逃げてしまうから
- 恵方巻は縁起をかついだ食べ物で、丸かぶりして食べる・恵方を向いて食べることで福を呼び込むとされている
- 恵方とはその年の福徳を司る神様がいるとされる方角のこと
恵方巻はなぜ黙って食べるのか、その理由は運を逃がさないためにあります。
ただ、黙って食べたり丸かぶりするのは人によっては難しいことも。
恵方巻自体が縁起をかついだおめでたい食べ物。
恵方を向いて恵方巻を食べるだけでも十分福を呼び込むことができるので、無理せずに恵方巻を楽しめるといいですね。