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クリスマスが近づくとよく目にするのが、ジンジャーブレッドマン。
人型のジンジャークッキーのことで、クリスマスに関する絵本や映画にもよく出てきます。
「クリスマスと言えばこの人型のクッキーだよね」という人は多いのではないでしょうか。
見た目のかわいさから子供にもウケがいいジンジャーブレッドマンですが、実は怖い話があるんです。
今回は、ジンジャーブレッドマンの怖い話や、ジンジャーブレッドマンの由来や歴史についてまとめました。
ジンジャーブレッドマンクッキーの怖い話
ジンジャーブレッドマンに関する怖い話は、クッキーが人型をしていることに関係しています。
昔、ある町で病気が蔓延していました。
太陽が出ている時間も少なく、なんだか町全体が薄暗い雰囲気。
町の人々はこれを神様の怒りだと考えて、神様の怒りをしずめるために祭壇をまつりました。
お供え物として子供をささげて。
この言い伝えが、ジンジャーブレッドマンの象徴ともいえる人型のもとになったお話しです。
人型のクッキー型は16世紀にはもうあったそう。
いったいいつまで神様にお供え物として子供をささげていたのかは分かりませんが、ジンジャーブレッドマンクッキーはもとはお供え物だったと思うと、ちょっと怖いです^^;
ジンジャーブレッドマンクッキーの由来や歴史
「ジンジャーブレッドマンがなぜ人の形なのか」という話は上記でもしましたが、なんで生姜を入れたのか、なんでクリスマスに食べるようになったのか、疑問はたくさん。
次に、ジンジャーブレッドマンの由来や歴史を一緒にみていきましょう!
ジンジャーブレッドマンはいつからあるの?
先ほど「人型のクッキー型は16世紀にはあった」とお話ししましたが、ジンジャーブレッドマンクッキーも同じ時期にはもう作られていたことが分かりますね。
イギリスのヘンリー8世は、当時流行していたペストという病気の予防に生姜が効果的だと知りました。
ヘンリー8世は病気を防ぐために国民に生姜を食べるように推奨し、国民は国王の気持ちに応えるようにクッキーを国王の形に似せて焼いたのが始まりと言われています。
先ほどの言い伝えではお供え物がもとになって人型になったと言われていますが、こちらは国王に似せて作ったから人型になっています。
言い伝えや話によって人型になった由来が全く違っているのがおもしろいですね…!
ジンジャーブレッドマンはなぜクリスマスに食べるの?
クリスマスのある12月は、1年のうちで一番昼の時間が短く、お日様のさす時間が短くなっています。
日本にも冬至がありますよね。
お日様もあまり出ず作物も育たない時期に、翌年の豊作や家族の無病息災を願って、魔よけ効果のある生姜を使ったジンジャーブレッドマンを食べるようになったそう。
ジンジャーブレッドマンの家はお菓子の家!
クリスマスになると、ジンジャーブレッドマンと同じくよく見かけるのが、クッキーでできたお菓子の家。
実はこのお菓子の家はジンジャーブレッドマンの家なんだとか!
「ジンジャーブレッドハウス」と呼ばれるお菓子の家は、童話「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家がきっかけで、人々の間にも広まるようになりました。
憧れのお菓子の家ですが、今は簡単に作れるキットが販売されています◎
おすすめは無印良品の「ヘクセンハウスキット」とロイズの「チョコレートの家」の2つ。
どちらも組み立てるだけの簡単さで、デコレーションも自由にできます。
家族みんなで組み立てると盛り上がること間違いなしです^^
ジンジャーブレッドマンクッキーの怖い話まとめ
- ジンジャーブレッドマンクッキーの人型は、もとは神様へのお供え物だった子供がもとになっているという言い伝えがある
- ジンジャーブレッドマンクッキーは、16世紀にはすでにあった
- ジンジャーブレッドマンクッキーは、イギリスのヘンリー8世が病気の予防に生姜を食べるように国民に勧め、国民が国王の形を真似てクッキーを作ったことが始まりとされる
ジンジャーブレッドマンクッキーのもとになったのは神様にささげるお供え物の子供、だなんてかわいい見た目とは裏腹に怖い話ですよね^^;
しかし、それから長い間ジンジャーブレッドマンクッキーは魔よけやお守りとして、世界中の人たちに寄り添ってきました。
今年のクリスマスは、ジンジャーブレッドマンとジンジャーブレッドマンハウスを合わせて作って、家族の健康を願ってみるのもいいかもいしれませんね◎