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チーズのさわやかなコクとたっぷり入ったナッツやドライフルーツの食感が楽しいカッサータ。
お店で食べるのもいいですが、少ない材料で作れることから手作りカッサータに挑戦する人が増えています。
そこで気になるのが手作りカッサータの日持ち。
賞味期限がどのくらいなのか知りたいですよね。
今回は、手作りカッサータの日持ちや、手作りカッサータを保存するときの注意点についてまとめました。
手作りカッサータの日持ちや賞味期限は何日?
手作りカッサータの日持ちは約1週間です。
おいしく食べるための期限=賞味期限で言うとできるだけ早く食べきるのがおすすめです。
カッサータは材料を冷やし固めているので、材料や作り方こそ違いますが分類はアイスクリームと同じ。
一般的に市販のアイスクリームには賞味期限がありません。
その理由は、アイスクリームは通常-18℃以下で保存されるために、保存中の変化はごくわずかで長期間保存しても人体に与える影響は少ないと考えられるから(参考:農林水産省)
「カッサータがアイスクリームに分類されるなら賞味期限はないんじゃ?」と疑問に思いますよね。
しかし、市販のアイスと手作りカッサータや手作りアイスには、製造時の衛生管理や保管状況に大きな差があります。
衛生管理を徹底して菌が繁殖しないように作られた市販のアイスと違い、家庭で手作りするカッサータはどうしても手や道具から菌が繁殖しやすくなっています。
また、市販のアイスは業務用冷凍庫で瞬間的に凍らせて温度管理も管理されていますが、家庭用の冷凍庫は凍らせる温度が低いだけでなく、冷凍庫の開け閉めで温度変化が起こりやすいもの。
最初はふわっと溶けるような口どけのカッサータも、温度変化によって食感が変わってしまうんですね。
手作りカッサータは、衛生・おいしさの両方の面から見て長期保存はおすすめできません。
できるだけ早いうち、1週間以内には食べきるようにしましょう。
手作りカッサータは冷凍保存できる?
手作りカッサータは冷凍保存できます。
冷凍保存した手作りカッサータの日持ちは約1週間。
リコッタチーズと生クリームで作るカッサータは凍らせないとドロドロになるので、冷凍保存するのがカッサータの基本的な保存方法になります。
カッサータの中には材料にゼラチンを使うことで、冷凍しなくても固められるレシピも。
ゼラチンを使ったカッサータは冷凍庫に入れる必要はありませんが、常温では保存できないので冷蔵庫に入れてくださいね。
冷蔵庫に入れたカッサータの日持ちは約2日と短め。
カッサータを冷凍した場合と比べて日持ちしないので、早めに食べきるようにしましょう。
手作りカッサータを保存するときの注意点
手作りカッサータを保存するときの注意点は2つ。
- 一度で食べきれる分を小分けにしておくこと
- 一度溶けたカッサータは再冷凍しないこと
一度で食べきれる分を小分けにしておく
カッサータは大きな型に入れて作ることが多いですが、完成したカッサータを何回かに分けて食べる予定があるなら一度で食べきれる分を小分けにしておきましょう。
冷凍庫は菌の繁殖を抑えることはできますが、菌を死滅させることはできません。
カッサータを食べるたびに冷凍庫から出し入れすると、温度変化によって味がだんだん落ちるだけでなく、菌も少しずつ繁殖してしまいます。
そのため、冷凍庫から出し入れする回数を最低限にするために、カッサータは小分けにしておきましょう。
カッサータはカットしたらラップで包み、ジッパー付きの袋に入れればOKです◎
また、カッサータを冷やし固めるときにあらかじめ小さなカップやトレーに流し入れると、あとから小分けにする必要がないので楽ちんですよ^^
一度溶けたカッサータは再冷凍しない
カッサータは生クリームをたっぷり使っており乳脂肪分が多いことから、非常に溶けやすくなっています。
食べ終わるまでにカッサータが溶けてしまった…なんてあるかもしれませんが、一度溶けたカッサータを再冷凍することはやめてください。
カッサータを再冷凍したとしてもふわっと溶けるような口どけは戻ってきません。
何より、一度溶けたものを再冷凍することは菌が膨大に繁殖する恐れがあり危険です。
グリコのHPにも『一度溶けたアイスは絶対に食べないように!』と記載されています。
溶けてしまったアイスクリームには細菌が増殖していることもあり、衛生上の観点からも、溶ける前に食べる事をおススメします!
https://www.glico.com/jp/health/contents/bokujoshibori11/
カッサータを食べるときは、乗せるお皿や使うカトラリーをよく冷やしておくと溶けにくくなるので試してみてくださいね!
まとめ:手作りカッサータの日持ちや賞味期限は約1週間
手作りカッサータの日持ちは約1週間です。
手作りカッサータは冷凍することで菌が繁殖しにくくなっています。
しかし、市販のアイスに比べて手作りカッサータはどうしても衛生管理が劣ってしまうので菌を完全に排除することはできません。
手作りカッサータはなるべく早いうちに食べきるようにしましょう。