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冷やし中華の麺と焼きそば麺は、どちらも同じ中華麺の仲間です。
それなのに別々に分けて売られているということは、冷やし中華の麺と焼きそば麺に違いがあるということ。
いったいどんな違いがあるのか気になりますよね。
そこで今回は、冷やし中華の麺と焼きそば麺の違い、それぞれを代用する方法についてまとめました。
冷やし中華の麺と焼きそば麺の違い
冷やし中華の麺と焼きそば麺の違いは、調理方法の違いです。
そもそも、冷やし中華の麺も焼きそば麺も、大きくカテゴリー分けすると同じ中華麺の仲間。
中華麺を冷やし中華の麺として使うか、焼きそば麺として使うかの違いなんですね。
茹でる必要のある冷やし中華の麺
冷やし中華の麺は、主に加熱調理前の生麺の状態で売られていることが多いです。
その理由は、茹でたあとに冷水で冷やしても麺のコシがなくなりにくいから。
暑い時期に食べる冷やし中華は、ツルツルとした麺ののど越しが大事。
なので、茹でてある麺でなく生麺の状態で冷やし中華の麺として売られているんです。
生麺はくっつきやすいので、無理やりほぐそうとするとちぎれてしまいます。
麺がくっつかないように粉がまぶしてあるのも、茹でる必要のある生麺の特徴です。
あらかじめ火が通っている焼きそば麺
一方、焼きそば麺は生麺で売られていることはあまりないです。
焼きそばは作るときに炒めこそしますが、焼きそば麺を炒めるのは具材やソースと馴染ませるため。
麺自体に火を通すことが目的ではないんですね。
もし、焼きそば麺が生麺で売られていたら、一度加熱調理してから具材と炒め合わる必要があります。
加熱調理したあとにさらに炒めるって、正直とっても面倒ですよね^^;
家庭でも手軽に作りやすいように、あらかじめ茹でてあるのが焼きそば麺。
炒めるときに麺がほぐれやすいように、全体に油がまぶしてあるのも特徴です。
冷やし中華の麺を焼きそばに代用する方法
あらかじめ茹でてある冷やし中華の麺であれば、焼きそばに代用することは簡単です。
茹でてある冷やし中華の麵=中華麺。
スーパーに行って焼きそば麺が売り切れのときは、私はいつも中華麺を買ってきて焼きそばに代用しています^^
あらかじめ茹でてある冷やし中華の麺で焼きそばを作るときのコツはこちら↓
- 麺が冷えているなら電子レンジで10秒ほど加熱する
- 肉や野菜を炒めるときに、いつもより多めに油を使う
中華麺は油がまぶしてないためほぐれにくく、炒めているときに麺がちぎれてしまうことがあります。
上記のコツを押さえれば、あらかじめ茹でてある冷やし中華の麺でも、おいしい焼きそばを作ることができますよ!
冷やし中華の麺は焼きそばの麺より細麺が多いので、細麺の気分のときは冷やし中華の麺がぴったりで。
試したことがない人も、ぜひ一度冷やし中華の麺で焼きそばを作ってみてください^^
生麺の冷やし中華の麺を焼きそば麺に代用するときは、蒸す作業が必要です。
茹でる調理法もありますが、麺がやわらかくなりすぎる・水分でべちゃっとしやすいんですね。
上手に作るのが難しいので、あまりおすすめできません。
生麺の冷やし中華の麺を焼きそばに代用する方法はこちら↓
- セイロの底にサラダ油を塗っておく
- 冷やし中華の麺をドーナツ状にのせる
- 蒸したあとにに1分ほど茹でる
- 水気をしっかりと切ったら完成。焼きそばに代用する
(参考:中華麺(生麺)を蒸して使う方法)
最初に蒸すことで、茹で時間が1分でも生っぽくなりません。
「蒸した後に結局茹でるの?」と思うかもしれませんが、茹でないと麺がゴワゴワした食感になっておいしくないんだとか。
面倒でも茹でる作業を省かないのが、おいしい焼きそばに代用するためのポイントですね◎
焼きそば麺を冷やし中華に代用する方法
焼きそば麺を冷やし中華に代用する方法は簡単!
そのまま茹でて、冷水でしめるだけ。
油がまぶしてある焼きそば麺ですが、お湯で茹でる際に油が落ちるので問題ありません^^
ただ、ひとつ注意してほしいのが茹で時間です。
焼きそば麺はすでに麺がやわらかい状態なので、茹ですぎるとフニャフニャの食感になってしまいます。
好みにもよりますが、できるだけ冷やし中華の麺に近づけたいのであれば、茹で時間は30秒ほどにしておきましょう。
麺はのびやすいので、作ったあとは早めに食べきることをおすすめします!
冷やし中華の麺と焼きそば麺の違いまとめ
- 冷やし中華の麺と焼きそば麺の違いは、茹でてから使うかそのまま炒めて使うかの違い
- 冷やし中華の麺はくっつきにくいように粉が、焼きそば麺にはほぐれやすいように油がまぶしてある
- 生麺の冷やし中華の麺を焼きそばに代用するときは、麺を一度蒸す必要がある
- 焼きそば麺を冷やし中華に代用するときは、麺の茹で時間を短くする
冷やし中華の麺と焼きそば麺は、違いがあるものの、もとは同じ仲間なので代用が可能です。
どちらかを切らしてしまったときはぜひ代用してみてくださいね。