冷凍庫でアイスだけが溶ける原因は?対処法についても!

冷凍庫でアイスだけ溶ける原因は?対処法についても

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お風呂上がりの火照った体を冷ますのにちょうどいいアイス。

ちょっといいアイスを買ってきて「いざ食べよう!」というとき、アイスがなんだかやわらかいと結構ショックですよね…。

冷凍庫が故障してる?と思って見ても、他の冷凍食品などは無事だから余計不思議で。

冷凍庫でアイスだけが溶けるのはどうしてか気になりますよね。


そこで今回は、冷凍庫でアイスだけが溶ける原因や対処法をまとめました。

冷凍庫でアイスだけが溶ける原因

カップアイス

冷凍庫でアイスだけが溶けるのは、アイスがそもそも溶けやすいことが原因です。

冷凍庫で保存する食品と言えば、市販の冷凍食品やアイスが定番。

そのどちらもパッケージを確認すると「-18℃以下で保存してください」と記載があります。

保存温度に違いはないのにどうしてアイスだけが溶けるのかというと、アイスの作り方や原材料に関係があります。


アイスは牛乳や生クリームといった乳製品を中心に、卵や砂糖などをよく混ぜて作ります。

手作りのアイスを作ったことがある人なら分かると思いますが、アイスって空気を含ませることでふんわりとなめらかな食感を生み出すんですね。

手作りアイスも、冷凍庫に入れてから3~4回は途中で空気も含ませるよう混ぜる工程があります。



なめらかな食感のためには欠かせない空気を含ませる工程ですが、これがアイスの溶けやすさのひとつ。

ものが凍るのは水分が固まるからであって、水分以外のものが多いと固まりにくい=溶けやすくなるんです。

なので、アイスは市販の冷凍食品や野菜を冷凍したものなどに比べて溶けやすいというわけです。


他のものに比べて溶けやすいアイスですが、-18℃以下で保存すれば溶けることはありません。

アイスの他にも冷凍庫の中に入れているものが溶けていれば冷凍庫が故障している証拠ですが、そうでないなら一時的にアイス周辺の温度が-18℃以下になっていないのかもしれません。


家庭用の冷凍庫は、開け閉めが多く温度変化が激しいもの。

できるだけアイス周辺の温度を-18℃以下にキープすることが大切です。

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冷凍庫でアイスが溶ける場合の対処法

カップアイス

冷凍庫でアイスが溶ける場合の対処法は3つ。

  • アイスは箱ごと保存すること
  • アイスの周りに保冷剤を置くこと
  • 冷凍庫の中をパンパンに詰めること

アイスは箱ごと保存すること

箱に入ったアイスはできるだけ箱ごと保存するのがおすすめです。

というのも、お互いが保冷剤の代わりになって冷凍庫内の温度が上がるのを抑えることができるから。


箱のアイスは、運搬時に崩れないようぎっしりと詰まっていますよね。

凍った状態のものを隣り合わせにしておくとなかなか温度は下がらないので、冷たい温度をキープするという面では最適なんです。


箱に入っていないバラのアイスなどは、上下に重ねたりくっつけておくと同様の効果が得られますよ◎

アイスの周りに保冷剤を置くこと

長時間凍ったままで冷たさをキープする保冷剤。

アイスの周りに置くことで、アイスの温度が下がるの防ぎます。

箱ごとアイスを保存している場合、アイスがなくなってきたら箱の中に保冷剤を入れるのも効果的です。

冷たい空気は下に降りていくので、アイスの上に保冷剤を置くのもおすすめ◎

冷凍庫の中をパンパンに詰めること

冷凍庫の温度を-18℃以下に設定していても、開閉ですぐに温度が上がってしまう家庭用の冷凍庫。

冷たい温度をキープするためには、冷凍庫の中をパンパンに詰めましょう。


「ものを詰めすぎるのはよくないんじゃ?」と思うかもしれませんが、それは冷蔵庫の中の話。

冷蔵庫はものを詰めすぎると冷やす力が弱くなりますが、反対に冷凍庫はものを詰めることでお互いが氷のような役割になり冷えた状態をキープできるんです。


ご飯やパン、野菜に肉など、世の中のほとんどのものは冷凍保存できるといっても過言ではありません。

ものを腐らせてしまうくらいなら冷凍保存すれば長持ちしますし、アイスも溶けないので一石二鳥ですよね^^

冷蔵庫の中で場所を取るような味噌や納豆も冷凍保存がおすすめ!

特に味噌は冷凍してもカチカチに凍らないので、冷蔵庫に入れているときと同じ感覚で使えますよ◎

溶けたアイスは再冷凍して食べない方がいい

カップアイス

気になるのは、溶けたアイスは食べられるの?ということですよね。

結論から申し上げますと、溶けたアイスを食べるのはやめたほうがいいでしょう。

溶けたアイスは食感も変わりますし、菌が繁殖している恐れもあるんです。

通常、買ったアイスが持ち運びしてる間に少し溶けたぐらいであれば食べても問題ありません。

ですが、冷凍庫で溶けていたということは、いつからどのくらいの時間をかけて溶けたかはっきり把握できていない状態。

もしかするとものすごく菌が繁殖しているかもしれないので、口にするのは非常に危険です。

もったいないですが処分してくださいね。

溶けたアイスの再冷凍の危険性に関しては、こちらの記事でも詳しく紹介しています!

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まとめ:冷凍庫でアイスだけが溶ける原因はもともとアイスは溶けやすいものだから

冷凍庫でアイスだけが溶ける原因をまとめました。

冷凍庫の中のものすべてが溶けるのであれば冷凍庫が故障していることになりますが、そうでない場合。

アイスだけが溶けるのは、冷凍庫内の温度が上がっていたこと・アイスがもともと溶けやすいものであることが原因です。

-18℃以下で保存すればアイスは溶けませんが、家庭用の冷凍庫は開け閉めが多くすぐに温度が上がってしまうんですね。

保冷剤を駆使してアイスを守る・冷凍庫内をパンパンに詰めて冷やして冷たい温度をキープしましょう◎

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