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クリスマスが終わると、それまでのキラキラした雰囲気から一転、町はお正月に向けて準備を始めます。
お正月準備もいろいろとありますが、門松を飾ると「もうすぐお正月だな」という気持ちがぐっと高まるような気がします^^
実は、門松は左右に意味があって置き方が決まっているんです。
でも毎年お正月の数日間しか飾らないし、正しい置き方ってどんなだっけ?って分からなくなっちゃいますよね^^;
門松は、左に黒松を使った雄松・右に赤松を使った雌松を並べるのが正しい置き方です。
今回は門松の置き方についてまとめました。
門松の意味についても調査したので、チェックしてみてくださいね^^
門松の置き方!右左はどっち?
門松は本来2つで1組のもの。
左右一対になるように並べるのですが、正しい置き方は左側に雄松(おまつ)・右側に雌松(めまつ)です。
門松にも雄と雌があるなんて、なんだか不思議ですよね。
雄松と雌松の見分け方はこちら↓
黒松は海沿いに多くあり、赤松は山側に多くあるんだとか。
よく見比べると違いに気付くのですが、ぱっと見では判断が難しいことも。
なので、最近は松の根元に添える葉牡丹の色で区別している場合もあります。
葉牡丹の色は、雄松が白色・雌松が赤色。
どっちがどっちか分からなくなった場合は、葉牡丹の色をチェックしてみてください◎
ちなみに、門松は1つで飾っても大丈夫なんですよ^^
門松の右左の意味
左側に雄松・右側に雌松と、置く場所が決まっているは意味があるのでしょうか。
雄松・雌松はその名の通り、男性・女性のことを表しています。
日本では、古来より左方上位という「左側のほうが位が高い」という考え方があるんですね。
左方上位にのっとって「向かって左側に雄松を置く」という説が意味としては有力です。
しかし、実は「左方上位」というのは自分から見て左側のこと=正面から見ると向かって右側のこと。
左方上位にのっとって門松を置くならば、本来ならば向かって右側に雄松がこないと意味が違ってくるんですね^^;
門松はなぜ左側に雄松を・右に雌松を置くのかいろいろと調べたのですが、意味については残念ながら詳細は分かりませんでした。
ただ、門松の置き方は「左に雄松・右に雌松」と昔から言われてきているので、その通りにおけば問題はありません◎
門松をお正月に飾る理由
お正月飾りの象徴ともいえる門松ですが、なぜ玄関に飾るのでしょうか。
理由は、門松は年神様を招く際の目印となるからです。
年神様とは、豊作や家内の安全を守る神様で、私たちのご先祖様でもあります。
門松を置いておくことで、年神様に自宅に来てもらいやすくなると昔の人は考えたのでしょう。
一般的に門松は、松・竹・梅の3つのモチーフを使って作られています。
- 松⇒生命力の象徴・神様を「待つ」
- 竹⇒まっすぐと何年間も成長することから長寿や繁栄の象徴
- 梅⇒新春の象徴・身を付ける様子が縁起がいい
松・竹・梅にはそれぞれおめでたい意味があり、新年にはぴったり。
梅は、門松の土台を結ぶ際に「梅結び」と呼ばれる結び方で使われていますよ◎
年神様も、門松の置いてある家に遊びに来たくなるのも無理はないですね^^
まとめ:門松の置き方は、向かって左が雄松で右が雌松
- 門松は、向かって左側に黒松を使った雄松を、右側に赤松を使った雌松を置く
- なぜ左側に雄松。右側に雌松を置くのか意味ははっきりと分かっていない
- 門松を置くのは、年神様をお出迎えするため
門松ってなんとなく「玄関の両側に2つ置けばいいや」というイメージがありましたが、きちんと置く場所が決まっているのは面白いですよね。
「左側に雄松・右側に雌松」と覚えておけば、門松の置き場所に困ることもありません。
もしかして、外出先で門松の位置をチェックしてしまうかもしれませんね(笑)