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常温で保存できて、使いたい時に水に入れるだけでさっと使える乾燥わかめ。
サラダや味噌汁など我が家でもよく使っています^^
そんな乾燥わかめで嫌なのがドロドロになること。
わかめはシャキッとした食感もおいしさのひとつだから、乾燥わかめがドロドロになるのは避けたいですよね。
そこで今回は、乾燥わかめがあドロドロになるのはなぜか、原因と対策をまとめました。
乾燥わかめがドロドロになるのはなぜ
乾燥わかめがドロドロになる原因は2つ。
- 乾燥わかめを戻しすぎたため
- もともとのわかめの鮮度が落ちていたため
原因①乾燥わかめを戻しすぎたため
乾燥わかめがドロドロになる原因のひとつが、乾燥わかめの戻しすぎ。
乾燥わかめは水で戻して使うことがほとんどですが、長時間水につけていると乾燥わかめが戻りすぎてドロドロになってくるんです。
思い返せば、我が家でも乾燥わかめがドロドロになったときは、長時間水につけていたときでした。
「あとから使うから先に戻しておこう」と水に入れておいたものの、ずっとつけっぱなしにして忘れることがあって^^;
そんな乾燥わかめはだいたいやわらかくなりすぎてドロドロになってしまっていました。
また、乾燥わかめをお湯で戻したときもドロドロになりやすいです。
お湯だと乾燥わかめに火が入りすぎてやわらかくなっちゃうんですね。
お味噌汁やスープに入れるときは乾燥わかめは戻す必要なくそのまま鍋に入れられますが、長時間煮込むとやっぱりわかめは溶けていきます。
お湯で戻すということは乾燥わかめを煮ているのと同じなので、どうしてもドロドロになりやすいんですね。
原因②もともとのわかめの鮮度が落ちていたため
乾燥わかめがドロドロになる原因のふたつめは、もともとのわかめの鮮度が落ちていたため。
「水で戻しすぎてないのに…」というときは、戻し方ではなくわかめに問題があります。
わかめや昆布など海藻には海にすむ微生物が多く付着しています。
微生物は水を浄化するのに欠かせないもので決して悪者ではないんですが、どうしても海藻を分解させてしまうんですね。
乾燥わかめを作る際に加工に時間がかかり、鮮度が落ちてわかめについている微生物が多く繁殖してしまっている状態です。
微生物は水中だけでなく空気中にも存在するもの。
口にしても問題はありませんが、水でさっと戻しただけでドロドロになる乾燥わかめは鮮度が落ちている証拠とも言えます。
できるだけ加熱して早いうちに食べきってしまうのがいいでしょう。
乾燥わかめの正しい戻し方
わかめはシャキッとした食感もおいしさのひとつですよね。
ここからは、乾燥わかめをおいしく食べるために正しい戻し方を紹介します!
①乾燥わかめは水をはったボウルの中でさっと洗う
②ボウルに乾燥わかめを入れてかぶるくらいのたっぷりの水を入れる
③パッケージ時記載の戻し時間を厳守して水につけておく
④時間になったらザルにあげて水をきる
大きな乾燥わかめの場合はさっと水洗いして汚れを落とす必要がありますが、もともと細かくカットされている乾燥わかめであれば洗う必要はありません。
ポイントは、乾燥わかめ全体がかぶるくらいにたっぷり水を入れること。
ひたひただと場所によって水につかっていないところが出てきて、乾燥わかめの戻し具合にムラが出てしまいます。
水につけておく時間は乾燥わかめによって違います。
パッケージに記載の時間を厳守し、時間が経ったらすぐにザルにあげて水をきりましょう。
ずっと水につけっぱなしにしておくと、乾燥わかめがドロドロになるので注意してくださいね!
すぐに使わない場合も、ザルにあげた状態で保管しておきましょう(冷蔵庫に入れておけばOKです)。
乾燥わかめが腐るとどうなる?
乾燥わかめは乾燥させており水分がないので、基本的には腐るようなことはありません。
しかし、濡れた手や菜箸で乾燥わかめを触ったり、冷蔵庫で保管している際に湿気で水分がついてしまうと、乾燥わかめに菌が繁殖して腐ることも。
乾燥わかめが腐ったときに見られる異変をまとめました。
- 全体的に黒や濃い茶色に変色する
- 白いカビが生える
- 酸っぱいにおいがする
- ダニがわく
上記のような乾燥わかめは、水に触れるだけでもドロッと溶けてきます。
乾燥わかめは常温でも日持ちするものですが、保管状態が悪いと腐ることも十分あり得ます。
腐った乾燥わかめを食べると食中毒になる恐れもあるので、少しでも異変を感じた乾燥わかめは食べずに処分しましょう。
乾燥わかめがドロドロになる理由まとめ
乾燥わかめがドロドロになる理由をまとめました。
よくあるのは乾燥わかめの戻しすぎ。
水に長時間つけたりお湯で乾燥わかめを戻すと、溶けてドロドロになってしまいます。
また、もともとのわかめの鮮度が悪いときもドロドロになることはあります。
なかなか乾燥わかめの鮮度を見分けるのは難しいですが、あまりに100g100円以下などあまりに値段が安い乾燥わかめは避けた方がいいかもしれません。
鮮度が落ちていない乾燥わかめなら、適切に戻せばシャキッとした食感を楽しめます。
一度正しい戻し方を再チェックして、乾燥わかめを毎日の料理に活用してくださいね。