固まった氷をバラバラにする方法は?原因と予防についても紹介

固まった氷をバラバラにするほう法

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飲み物に入れたり作った料理の粗熱を取ったり、日常で使う頻度が何気に多い氷。

だからこそ使いたいときに氷が固まっているとイライラしちゃいますよね^^;

そんなとき知りたいのは、固まった氷をバラバラにする方法。

さっと必要な分だけ使うにはどうしたらいいのでしょうか?


そこで今回は、固まった氷をバラバラにする方法、また氷が固まる原因や予防についてもまとめました。

固まった氷をバラバラにする方法

氷

固まった氷をバラバラにする方法は全部で3つ。

  • 氷を袋に入れてたたきつける
  • 包丁の柄でたたく
  • ドライバーをあてて上からたたく

氷を袋に入れてたたきつける

私がよくやる方法がこちら。

固まった氷を袋に入れてしっかり口を閉じたら、テーブルなど固い箇所に思いっきりたたきつけます。

叩きつけた衝撃で袋が破れることがあるので、ジッパー付きバッグのような丈夫な袋を使ってくださいね。

氷にかかる衝撃が大きい分わりとすぐに氷がばらけるのですが、難点はたたきつけるときの音が大きいこと^^;

なので、テーブルにタオルを敷くダンボールを床に置くなど、衝撃を吸収させる工夫を忘れないようにしましょう。

包丁の柄でたたく

固まった氷が少量の場合はこちら。

氷を片手で押さえて、包丁の柄で思いっきりたたく方法です。

包丁の刃の部分は衝撃にもろいですが、柄の部分は丈夫なので氷に負けて欠けるようなことはありません。

あまり包丁を上から振り下ろすのは危ないので、手元で何度か振り下ろすイメージでたたいてください。

ドライバーをあてて上からたたく

お店では固まった氷をバラバラにするのにアイスピックを使います。

ただ、一般家庭にアイスピックはなかなかないと思うので、ドライバーで代用しましょう。


ドライバーはマイナス・プラスどちらでも大丈夫。

よく洗って消毒したものを氷と氷の境目あたりにあてて、上から固いものでたたいてください。

ドライバーだけで氷を割ろうとするのではなく、ドライバーを氷にあてながら上から衝撃を与えるとより氷が割れやすくなりますよ。

金槌があれば一番いいですが、ない場合は包丁の柄を使っても◎

割れた氷が勢いよく飛び散ることもあるので、周囲には気をつけてくださいね。

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氷同士が固まる原因

氷

氷同士が固まる原因は、温度変化によって氷が解けたことが原因です。

冷凍庫の中は-18℃に設定されていますが、家庭用の冷凍庫は開け閉めの頻度も多く実は温度変化が激しいんですね。

少しずつ溶けた氷が冷凍庫の中で再び凍るので、氷同士が固まってしまうんです。


さらに、昇華現象といって氷が解けたときに水にならずに水蒸気となる現象も、氷が固まる原因でよくあるもの。

水蒸気は冷凍庫の中で氷にまとわりつくので、氷全体がまとまって固まってしまうというわけです。

冷蔵庫で作った氷や市販のロックアイスが固まるのは、ほぼ温度変化が原因とみていいでしょう。


製氷皿で作った氷がひとかたまりになって外れない、そんなときは水道水以外の水を使用していることが原因です。

例えば市販のミネラルウォーターや浄水器を通した水はミネラル成分が結晶化しやすく、製氷皿から氷を出しても残っていることがあります。

結晶化した成分が残ったままで次の氷を作ると、容量が溢れてしまい1枚の板状の氷になってしまうんですね。

氷同士が固まらないための予防方法

氷

氷同士が固まらないための予防方法は3つ。

  • 冷凍庫の開け閉めは最小限にする
  • 氷は袋を何重にもして保存する
  • 製氷皿を使う場合は毎回洗う

冷凍庫の開け閉めは最小限にする

氷同士がくっつくのは温度変化が大きな原因です。

なので冷凍庫の開け閉めは最小限にし、冷凍庫内の温度が上がらないように注意しましょう。


例えば、冷凍庫のドアを15秒間開けっぱなしにした場合。

2分後には庫内の温度が10℃近く上がり、もとの温度に戻るまで約10分かかるという実験結果があります(参考:東海コープ商品検査センター)。

10分も温度が高い時間が続けばそりゃ氷も解けますね…。


15秒間ってわりとあっという間で日常的にもついついやってしまいがちな時間帯。

1回ならまだしも、1日に何度も開けっ放しを繰り返すと冷凍庫の温度が-18℃で保たれてる時間のほうが少ないんじゃないかと思うほど。

氷以外の冷凍食品にも影響が出てくるので、冷凍庫の開け閉めは最小限に、5秒以内にドアをしめるのを徹底しましょう。

氷は袋を何重にもして保存する

冷凍庫内の氷は袋を何重にもして保存してください。

買ってきた氷ならさらに上からジッパー付きバッグを重ねます。

これだけでも外気の影響を少なくできるので、氷が溶けにくくなりますよ。


他にも、氷を熱伝導率のいいアルミトレイに乗せて冷凍庫に入れるという手も。

できるだけ冷えた環境に氷を置いて、温度変化で溶けてしまうのを避けましょう。

製氷皿を使う場合は毎回洗う

製氷皿で氷を作っている場合は、新しく氷を作るたびに製氷皿を洗うのを徹底してください。

「水しか入れてないから」と洗わずにいると、結晶化したミネラル成分がきちんと取り切れていないことがあります。

ミネラル成分を除去するよう、きれいに洗ってしっかり乾かしてから新しい氷を作ってくださいね。

特にミネラルウォーターで氷を作った後はミネラル成分が付着していることが多いので要注意です。

また、スポンジを使うと製氷皿が傷つき氷が離れにくくなるので、スポンジは使わないようにしましょう。

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固まった氷をバラバラにする方法まとめ

固まった氷をバラバラにする方法をまとめました。

固まった氷は衝撃を加えることでバラバラになりますが、できるだけ氷の大きさを揃えたいというときはドライバーを使う方法を試してください。

他の方法よりも氷の大きさを調整しやすいです。

家庭用の冷凍庫は開け閉めによって温度が上がりやすいもの。

氷が解けて固まる原因になるので、開け閉めは最小限にしましょう。

関連記事:冷凍庫でアイスだけが溶ける原因は?対処法についても!

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