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お餅やあんみつなど和菓子に欠かせないきな粉。
アイスやヨーグルトにかけてもおいしいですよね^^
ただ、一度に使う量がそこまで多くはないのでどうしても余りがち。
そうなると、気になるのはきな粉は腐るとどうなる?ということ。
きな粉はあまり腐るイメージがないですが、開封後はいつまで食べていいのでしょうか?
そこで今回は、きな粉は腐るとどうなるかについて徹底調査!
きな粉の開封後の賞味期限や保存方法もまとめたので、ぜひチェックしてくださいね。
きな粉は腐ると分かるものなの?
きな粉は腐るとどうなるのか、分かりやすいのは以下の状態です。
- 何もしていないのにきな粉が固まって団子状になっている
- きな粉から油っぽいニオイがして香ばしさがなくなっている
- きな粉を食べると苦味を感じる
私はきな粉が「完全に腐った」状態というのを見たことがないのですが、明らかに品質が劣化しているきな粉は遭遇したことがあります。
お正月に作ったきな粉で、お餅がなくなるのと同時に使うこともなくなって。
久しぶりにきな粉を見てみると、明らかに油っこい酸化したようなニオイがしたのを覚えています。
実は、きなこから油っぽいニオイがするのはすでに腐り出している証拠。
きな粉の原料である大豆の脂質が、空気に触れることで酸化してしまっているんですね。
きな粉に限らず酸化した食品を食べると、吐き気や腹痛になる恐れもあるので注意が必要です。
さらに劣化が進むと、湿度によりきな粉同士が固まってひとつのかたまりになっていきます。
かたまりになったきな粉は水分を含んでいるため、放っておいたらカビが生えることも。
カビが生えたきな粉は食べると苦味を感じるのですぐに腐っていることに気が付けるでしょう。
このように、きな粉が腐るとどうなるかは見た目やニオイで結構判断できるもの。
きな粉は水分量が少なく乾燥しているため腐りにくい食品ではありますが、場合によっては腐ることも十分あり得るので注意しましょう。
きな粉の開封後の賞味期限と使い切る目安
きな粉の開封後の賞味期限は1~2ヶ月です。
「思ったより短い!」と感じますよね。
しかし、きな粉は開封後は空気に触れてどんどん酸化がすすむもの。
放っておいたらせっかくの香ばしさがなくなり、全体的に油っぽい香りと味わいになってしまいます。
ですので、きな粉の開封後はできるだけ早めに食べきるのがおすすめ!
ただ、これはあくまでおいしく食べるための期限。
香ばしさはなくなってしまっても、開封後も賞味期限内であれば問題なく食べることはできます。
賞味期限内であっても開封後1~2ヶ月を過ぎたきな粉はそのまま食べるよりは、お菓子作りに活用するのがいいかなと思います。
加熱調理することできな粉の油っぽさが少しですが緩和されますよ。
きな粉を開封後の保存のポイントと注意点
きな粉を開封後に保存しておくときのポイントは2つ。
- 密閉容器に入れて2重に保存すること
- 高温多湿の場所を避けること
密閉容器に入れて2重に保存すること
きな粉の開封後の保存は、密閉容器に入れてできるだけ空気に触れないようにするのが大切です。
商品によってはきな粉の袋にジッパーが付いていてそれだけで保存できるものもありますが、できれば袋や容器を2重にして保存しましょう。
買ってきたきな粉を袋ごとジッパーバッグに入れる、または密閉容器に袋ごと入れるといった感じですね。
2重にして保存することで密閉性を高めるだけでなく、虫の侵入を防ぐこともできます。
「ジッパーをきちんとしめておけば大丈夫じゃないの?」と思うかもしれませんが、例えばシバンムシという虫は袋を噛みちぎって中に侵入してくることもあるんです。
きな粉は香ばしい香りもしますし、虫が寄ってきやすい食材。
酸化だけでなく虫からもきな粉を守るためにも、容器を2重にして保存しましょう。
もし、「虫だけは絶対避けたい!」というのであればきな粉は冷蔵庫で保存するのがおすすめ。
きな粉は常温保存が可能な食材なため、基本的に冷蔵庫に入れる必要はありません。
ただ、冷蔵庫の中であれば虫の侵入を格段に防げるので、スペースがある人は冷蔵庫できな粉を保存しましょう。
砂糖と混ぜたきな粉は砂糖が水分を含んで固まりやすいので、しっかりと密閉するのを忘れずに。
高温多湿の場所を避ける
きな粉は高温多湿の場所を避けて、風通しのいい涼しい場所で保存しましょう。
きな粉はとても吸湿性の高い食材。
高温多湿の場所にきな粉を置いておくと、湿気たり水分でカビが生えることもあります。
コンロ近くや直射日光のあたる場所はきな粉の保存に向かないので注意してくださいね。
まとめ:きな粉は腐ると見た目やニオイで異変が現れる
きな粉が腐るとどうなるか徹底調査しました。
乾燥しており一見腐らなそうなきな粉ですが、開封から時間が経つと酸化し徐々に品質が劣化していきます。
吸湿性の高いきなこだから、高温多湿の場所に置くなど保存状態が悪いと一気にカビてしまうことも。
なかなか使い切れないきな粉は、袋を2重にして密閉して保存しておきましょう。