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「食べられる宝石」とも言われるほど、キラキラとした見た目が美しい琥珀糖。
美しいだけじゃなく、食べたときのシャリっサクっとした食感もおいしいんですよね^^
この琥珀糖の独特の食感は砂糖と寒天によるもの。
寒天と似たような食材でゼラチンがありますが、琥珀糖の寒天の代用としてゼラチンを使うことはできません。
ゼラチンを使うと琥珀糖が全く違う食感になってしまうんです。
今回は、琥珀糖の寒天の代用にゼラチンが使えない理由、琥珀糖を棒寒天で作る方法についてまとめました。
琥珀糖の寒天はゼラチンで代用できる?
琥珀糖の寒天の代用としてゼラチンを使うことはできません。
その理由は2つ。
- ゼラチンでは琥珀糖の独特の食感は出せないから
- ゼラチンは熱に弱く溶けてしまう可能性があるから
ゼラチンでは琥珀糖の独特の食感は出せないから
寒天とゼラチンはどちらも食べ物を固める働きのある凝固剤の仲間ですが、それぞれできあがったときの食感が違います。
寒天:口の中でほろっとくずれる食感で、弾力性はない
ゼラチン:口どけの良いプルプルとしたやわらかい食感で、粘り気が強い
琥珀糖をゼラチンで作ると、プルプルとした固めのゼリーのようなものができます。
これはこれで十分おいしいのですが、琥珀糖のシャリっサクッとした食感は出ないので琥珀糖とは言えないでしょう。
ゼラチンは熱に弱く溶けてしまう可能性があるから
ゼラチンを一度溶かして固めたとしても25℃以上になると溶けてしまうので、何日も乾燥させる必要のある琥珀糖にはゼラチンは向いていないんですね。
対して、寒天は熱に強く、一度固まったものは70℃以上にならないと溶けることはありません。
こういった点からも、琥珀糖作りには寒天がぴったりだと言えるでしょう。
ちなみに、フルーツピューレに水あめや砂糖とゼラチンを合わせたお菓子にギモーヴがあります。
ゼラチンを使ってお菓子を作りたいときは、ギモーヴもまた色がきれいなお菓子なのでおすすめです^^
不思議な食感☆ギモーブ by 小林豊琥珀糖の粉寒天がないときは棒寒天でも作れる
琥珀糖を作るには寒天が必要不可欠です。
寒天には
- 棒寒天
- 糸寒天
- 粉寒天
の3種類がありますが、琥珀糖作りでは粉寒天が重宝されています◎
琥珀糖作りで粉寒天がよく使われる理由は、ふやかす手間がかからず、一番簡単に琥珀糖を作ることができるからだと思います。
なので、粉寒天がなければ棒寒天でも糸寒天でも琥珀糖は作ることができるんです。
棒寒天や糸寒天で作る方がなめらかな食感になり透明感も出やすくなるため、ふやかす手間がかかっても棒寒天や糸寒天を好んで使う人も多いですよ^^
棒寒天や糸寒天を使う場合はまず寒天をふやかしましょう。
- 棒寒天は使う分量だけちぎって、糸寒天はそのままの状態でたっぷりの水で一晩ふやかします
- 水気をしっかりきる
粉寒天の4g=棒寒天8g=糸寒天8gとなります。
粉寒天の琥珀糖のレシピを棒寒天に置き換えるときのグラム数の参考にしてくださいね。
琥珀糖のレシピ
琥珀糖のレシピで、粉寒天を使うもの棒寒天を使うものそれぞれ紹介します!
琥珀糖は色の付け方や混ぜ方で全く違うものが出来上がります。
子どもと一緒に作ると盛り上がりそうです^^
琥珀糖で粉寒天を使うレシピ(食紅で色付け)
簡単手作り♪粉寒天でコハクトウ(琥珀糖) by 白いエプロンのクマ琥珀糖で粉寒天を使うレシピ(ジャムで色付け)
ジャムで作った琥珀糖♡ by みらるるるる琥珀糖で棒寒天を使うレシピ
キラキラ綺麗な琥珀糖☆ by ハミcooking琥珀糖で糸寒天を使うレシピ
絶品 簡単 食べられる宝石 琥珀糖 by Cookatomまとめ:琥珀糖の寒天はゼラチンで代用できない
琥珀糖の寒天の代用としてゼラチンを使うことはできません。
ゼラチンを使ってもお菓子は作ることはできるのですが、琥珀糖の特徴である食感を出すことはできないんですね。
室温で溶ける恐れもあるので。琥珀糖を作るときは寒天を使うようにしましょう。
手軽なのはふやかす手間のない粉寒天ですが、棒寒天や糸寒天でもおいしく琥珀糖を作ることはできますよ!
棒寒天の透明感を生かして、まさに宝石のような琥珀糖を作ってみてくださいね♪