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粉チーズというと、パスタやグラタンなどのトッピングに使うことが多いもの。
粉チーズがレンジで溶けると料理の幅も広がりそうですが、粉チーズを溶かすような使い方ってあまりしないですよね。
そこで今回は、粉チーズがレンジで溶けるのか実際に試してみました!
ピザ用チーズに代用できるかどうか、レンジを使った粉チーズのおいしい食べ方についてもまとめています。
粉チーズはレンジで溶ける?
チーズというと「溶けるとびよーんと伸びる」のをイメージすることが多いのではないでしょうか?
しかし、チーズの中にも溶けやすいものと溶けにくいものがあるので全てのチーズが熱を加えると伸びるわけではありません。
粉チーズの多くはパルメザンチーズでできているので、加熱しても溶けにくくのびることはありません。
実際に粉チーズをレンジで加熱してみました。
使ったのは普通にスーパーで売っているどこにでもあるようなもの。
1回この状態で電子レンジ600Wで10秒ずつ何回かにわけて加熱してみたのですが、溶けることがなく表面が色づいてきました。
なので、少し水を足して混ぜたものを改めてレンジで加熱したところ、
このような状態に。
一見すると溶けたように見えますが、実際にはレンジから出した時点でチーズは固まっている状態です。
食べてみると食感は『さけるチーズ』に似ているなと感じました。
「粉チーズはレンジで溶けるか?」という問題についての答えは、「溶けるけど、すぐに固まってしまって思ったように使うのは難しい」。
わざわざ粉チーズを溶かして使う必要はないと個人的に思います。
粉チーズを溶かしてピザ用チーズに代用できる?
ピザ用チーズは加熱するとびよーんと伸びてとろけるのが特徴。
ピザ用チーズを使う料理はとろける要素を求めていると思うのですが、そういった意味では粉チーズを溶かしてピザ用チーズの代用はできないでしょう。
上記でもお話ししましたが、粉チーズは水を混ぜればレンジで溶かすことはできます。
しかし、加熱が終わった瞬間にすでにチーズは固まっていて、ピザ用チーズのようなとろける食感は出ません。
ピザ用チーズも時間が経てば固まりますが、粉チーズを溶かしたものは食感も固く、チーズだけがやたら目立ってしまいます。
粉チーズがピザ用チーズの代用にならないもう一つの理由は、味の濃さ。
これは粉チーズの種類にもよるかもしれませんが、多くの粉チーズは食塩で味を調整しています。
粉チーズはトッピングに使うことが多いので、それだけで塩味がしっかりついているんですね。
私も、実験で溶けた粉チーズを食べてみてまず思ったのが「塩辛い」ということ。
例えば、ピザ用チーズを使うように粉チーズを使うと、料理全体が塩辛くなってしまうと思います。
以上のことから、粉チーズをピザ用チーズの代用として使うのはおすすめできません。
粉チーズをレンジでおいしく食べるレシピ
粉チーズだけをそのままレンジにかけてもなかなか溶けることはありません。
でも、そのまましばらくレンジで加熱し続けると、カリカリ食感のチーズせんべいが作れるんです!
作り方は簡単!
- 粉チーズ大さじ1と水大さじ1を混ぜる
- 耐熱皿にクッキングシートを敷いて、①の粉チーズを薄く広げる
- 600Wで1分ほど加熱する
- レンジから出して冷ます
できるだけ粉チーズを薄く広げることがポイント。
出来立てはやわらかいですが、冷ますことでカリカリになりますよ!
そのままお酒のおつまみにもいいですが、サラダのトッピングにするのもおすすめです^^
粉チーズはレンジで溶ける?まとめ
粉チーズはレンジで溶けるけど、すぐに固まってしまいます。
ピザ用チーズのようにとろける感じは粉チーズで出すことはできないので、代用はできないでしょう。
チーズの味や風味を出すなら粉チーズでも大丈夫ですが、ピザ用チーズに比べて粉チーズは塩味が濃いので使う量には注意してください。