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和からし本来のツンとした辛味を楽しめる粉からし。
チューブのからしにはない風味は一度味わうとクセになります。
ただ、粉からしは使う前に練る必要があって、急いでいるときなんかはちょっと面倒…。
そんなとき気になるのは粉からしはそのまま使えるのかということ。
粉末状だとよりいろいろな料理に活用できそうですが、可能なのでしょうか?
そこで今回は、粉からしはそのまま使えるのか、粉からしの正しい使い方をまとめました。
粉からしはそのまま使える?
粉からしはそのまま使えます!
加熱する必要もありません。
ですが、粉からしをそのまま使うと思ったような辛味は感じられないので辛さが欲しい人は注意が必要です。
これは、粉からしは水分を混ぜることでアリルイソチオシアネートという辛味成分が出てくるため。
粉からしをそのまま食べると分かりますが、辛さはほどんとないんですね。
ツンとしたしっかりした辛さが欲しいときはやっぱり練ってから使う方がいいでしょう。
じゃあどんなときに粉からしをそのまま使うか、というとおすすめは『辛いのは苦手だけど、アクセントとして粉からしの風味が欲しい』なんてとき。
いつもの料理にささっと振りかけるだけで、ほんのりした風味を楽しめます。
また、粉からしの辛味は水分と反応して出てくるので、食材の持っている水分を生かす使い方もあります。
きゅうりと粉からしや砂糖を揉みこむだけ。
きゅうりの水分で粉からしの辛味が引き出されますが、練った場合に比べて辛味は控えめなので子どもでも食べられますよ^^
粉からしの正しい使い方
粉からしはそのままでも使えますが、和からし本来のしっかりした辛さを味わうなら練って使うのが一番!
粉からしを練って使う方法を紹介します◎
- 材料
- 粉からし:適量
40度~50度ほどのぬるま湯:適量 - 作り方
- ①粉からしにぬるま湯を少量入れて硬めの仕上がりになるよう練る
②そのまま5分ほど置いておく
③さらに少量ずつお湯を加えて練り、箸でつまめるほどの硬さにする
粉からしを練るときのポイントは3つ。
- ぬるま湯を使うこと
- 硬めに練ったあとしばらく置いておくこと
- 1回で使い切る分だけ都度作ること
ポイント①ぬるま湯を使うこと
粉からしを練るときは水ではなくぬるま湯を使います。
粉からしの辛味成分であるアリルイソチオシアネートは、40~50度ほどのぬるま湯で一番活発に活動するためです。
水でも作れますが、より辛味を引き出したい人はぬるま湯を用意しましょう。
ポイント②硬めに練ったあとしばらく置いておくこと
最初に少量のぬるま湯と練ったからしは、5分ほど休ませる時間を取って下さい。
粉からしは辛味成分だけでなく苦み成分のシニグリンを配合しており、練った直後はどうしても辛さより苦味が強く出てしまいます。
シニグリンは時間が経つと辛味成分に変わるので、粉からしは休ませる時間も考慮して作りましょう。
ポイント③1回で使い切る分だけ都度作ること
粉からしは1回で使い切る分だけをその都度作るようにしましょう。
というのも、粉からしの辛味は摘発性があり、時間の経過とともに辛さが飛んでいってしまうためです。
粉からしを練ったあとすぐに使わない場合は、ラップをかけて冷蔵庫で保存します。
空気に触れないようにすることで辛さや風味を守れますよ^^
粉からしをそのまま使うレシピ
最後に、粉からしをそのまま使うレシピを3つ紹介します。
どれも簡単に作れるのでぜひ試してみてください。
- 春野菜のミモザサラダ
- 小松菜のからし和え
- ししとうのからし天ぷら
春野菜のミモザサラダ
色鮮やかでおもてなしメニューとしてもおすすめな一皿。
ヨーグルトをベースにした酸味のあるさわやかなソースに、粉からしの風味とピリっとした辛味がアクセントになっています。
小松菜のからし和え
茹でた小松菜に醤油と粉からしを和えるだけのスピードメニュー。
お酒のおつまみやお弁当の隙間埋めにもぴったりです。
ししとうのからし天ぷら
衣の方に粉からしを加えためずらしい天ぷら。
粉からしの風味が効いており、そのままでもおいしく食べられます◎
まとめ:粉からしはそのまま使える
粉からしはそのまま使えます。
食べる直前にさっと振りかければ、辛味が控えめで風味だけ楽しめますよ。
粉からしは水分と合わせることで辛味成分が出てくるので、ツンとした辛さがほしいときは練ってから使ってくださいね。