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高タンパクで栄養のある高野豆腐。
乾物だから長期保存ができるのが助かるので、私も常に常備しています。
よく作るのは高野豆腐の煮物。
ジュワっとしみた出汁がたまらないあると嬉しいおかずですが、作るときによって高野豆腐がパサパサになるときがあって。
レシピは同じなのになんで高野豆腐がパサパサになるのか原因が気になります。
そこで今回は、高野豆腐がパサパサになる原因、また高野豆腐を柔らかくするコツについてまとめました。
高野豆腐がパサパサになる原因
高野豆腐がパサパサになる原因は、【高野豆腐をしっかりと戻していなかった】ことです。
高野豆腐の戻しが不十分だと、調味料を入れて煮てもそれ以上柔らかくなることはなく、パサパサになってしまいます。
私も毎回水で戻してから高野豆腐の煮物を作っていたんですが、高野豆腐が柔らかく仕上がったときは高野豆腐を水につけていたのを忘れていたとき。
高野豆腐を水につけたまま、他の作業をしていて「そういえば高野豆腐を戻してる最中だった」と気づいたときでした。
そして、高野豆腐がパサパサに仕上がったときは、高野豆腐を水からすぐに出したとき。
「どうせあとから煮汁で煮るから」と、高野豆腐が包丁で切れるくらいのやわらかさになったら水から出していたんです。
時間にすればほんの1分足らず。
高野豆腐は水をよく吸うので1分足らずでやわらかくはなるんですが、高野豆腐を柔らかく仕上げたいのであればこの戻し方では不十分。
柔らかくトロトロに仕上げるためには、高野豆腐は10分~20分水につけて戻さなければいけないんですね。
1分で水からだした高野豆腐と、20分で水から出した高野豆腐を切って比べてみました。
ちょっと分かりにくいですが、左側の1分で水から出した高野豆腐には中心に芯があるのが分かります。
比べて、右側の20分の高野豆腐は全体的にふっくらしていますよね。
芯があるのは戻しが不十分の証拠。
この状態で煮汁で煮ても高野豆腐はこれ以上やわらかくはなりません。
味は染み込むけど、スポンジのようにザラっとした食感が残ってしまいます。
高野豆腐を柔らかくするコツ
高野豆腐を柔らかくするコツは2つ。
- 高野豆腐は全体が浸かるくらいのたっぷりの水に入れること
- 10分~20分は高野豆腐を水につけておくこと
どちらにも共通するのは、高野豆腐をしっかりと戻すということです。
高野豆腐のような乾物は、【乾燥させる前の状態に戻すことで味が染み込みやすくなる】ということを覚えておきましょう!
高野豆腐は全体が浸かるくらいのたっぷりの水に入れる
高野豆腐は全体が浸かるくらいのたっぷりの水に入れて戻しましょう。
高野豆腐は水をよく吸うので一部が浸かっているだけでも、包丁で切れるくらいに戻ることは戻ります。
しかしながら、それだと戻り具合にムラができたり、高野豆腐の中心部まで戻すことはできません。
余計に時間と手間もかかってしまうので、たっぷりの水に入れてくださいね。
10分~20分は高野豆腐を水に浸けておく
高野豆腐を水に浸けておく時間は少なくとも10分~20分は取りましょう。
10分~20分はあくまで最低の目安時間。
高野豆腐の種類によって戻り具合はさまざまなので、実際に戻してみて判断してください。
高野豆腐がしっかり戻っているかどうかは以下の2点をチェック。
- 高野豆腐を切ったときに中心に芯が残っていないか
- 高野豆腐が水を吸ってふっくらと膨らんでいるか
中心部に芯があったり、全体にふっくらしていない高野豆腐は戻しが不十分です。
もうしばらく水につけておき、高野豆腐に水を吸わせてください。
最近では、高野豆腐を熱湯で戻す方法も話題です。
私はお湯を用意するのが面倒なのでやっていないですが(笑)、お湯で高野豆腐を戻すと水で戻すよりも時短で済むのが魅力ですよね^^
お湯で戻すと高野豆腐が柔らかくなるという口コミもありますが、煮物など高野豆腐を戻したあと煮汁で煮る料理であれば、水で戻すのもお湯で戻すのも食感に大きな違いは出ません。
ですので、あらかじめ戻しておく時間があるなら水で、時間がないときはお湯でとそのときで使い分けるといいと思います^^
高野豆腐の煮物以外のレシピ
高野豆腐を使ったレシピといえば煮物ですが、たまには違ったものも食べたい…。
そんな人のために、高野豆腐を使った煮物以外のレシピを3つ紹介します!
- 高野豆腐の唐揚げ
- 高野豆腐の麻婆豆腐
- 高野豆腐のフレンチトースト
高野豆腐の唐揚げ
ガッツリ揚げ物が食べたいけどカロリーが気になる人にぴったり。
高タンパクでヘルシーな高野豆腐を唐揚げにしているから、罪悪感なく思う存分食べられますね。
ニンニクと生姜が効いてご飯も進む味付けです。
高野豆腐の麻婆豆腐
豆腐の代わりに高野豆腐を使った麻婆豆腐のレシピです。
豆腐と違って形が崩れないから子どもでも食べやすい◎
食感があり食べ応えも増しますよ。
高野豆腐のフレンチトースト
牛乳を吸ったプルプルの高野豆腐の食感がたまらないフレンチトーストのレシピです。
高野豆腐自体は味がないので、甘くしてもおいしく食べられるんです。
キューブのようなコロンとした見た目もかわいいですね^^
高野豆腐がパサパサになる原因まとめ
高野豆腐がパサパサになる原因は、高野豆腐の戻し不足です。
高野豆腐のような乾物は、乾燥させる前の状態に戻すことがしっかり味を染み込ませるために大事なポイント。
戻しが不十分だとパサパサになるだけでなく味もよく染み込みません。
「今日は高野豆腐を使おうかな」というときはあらかじめ高野豆腐を水に浸けておけばOK。
急いでいるときはお湯を使って戻すのが便利です。
コツを押さえて柔らかい高野豆腐の食感を楽しんでくださいね。