栗ご飯の栗がかたい原因は?復活の方法や炊き方のコツについても紹介

栗ご飯栗が固い原因

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秋の味覚を代表する栗をたっぷり使った栗ご飯。

ホクホクとした栗の食感が絶品ですが、いざ食べようとしたときに栗がかたいとショックですよね。

栗ご飯は鬼皮や渋皮をむくなど作業に手間がかかる分、できるだけ失敗しないで作りたいもの。

栗ご飯の栗がかたい原因は何なのか、しっかりとチェックしておきましょう!


そこで今回は、おいしい栗ご飯の作り方を徹底解説!

栗ご飯の栗がかたい原因と対処法を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

栗ご飯の栗がかたい原因

栗ご飯

栗ご飯の栗がかたいときに考えられる原因は4つ。

  • 栗が古くなっていた
  • 炊飯時の水分量が少なかった
  • 炊飯器の早炊きコースで栗ご飯を炊いた
  • 鍋で栗ご飯を炊いたときに蒸らし時間が足りなかった

栗が古くなっていた

栗ご飯に使った栗が古くなっていたことが原因として考えられます。

栗は収穫してから3週間ほど保存できますが、その後は甘さと水分が徐々に失われていきます。

水分のない栗は全体が乾燥した状態。

乾燥した食材を加熱してもパサパサになるように、乾燥した栗は加熱することでよりかたさが増してしまいます。


栗ご飯に使う栗は収穫してから3週間以内のものを使用しましょう。

栗の保存方法はこちらの記事でも詳しく紹介しています◎

炊飯時の水分量が少なかった

炊飯時、水分量は適切でしたか?

栗ご飯の栗がかたいだけでなくお米もパサついているときは水分量が少なかったことが考えられます。


私は以前さつまいもご飯を炊いたときに2.5合分のお米なのに間違えて2合分しか水を入れなかったことがあるんですね。

たった0.5号の差ですが、炊きあがったさつまいもご飯はお米もさつまいもパサっとしていてやわらかさはありませんでした><

栗ご飯の栗は丸ごと入れることも多く、水分量が少ないと充分に火が入らず栗がかたくなることは十分にあり得ます。

栗ご飯は特別に水加減を調整する必要はありませんが、水分量だけは間違えないように気をつけてくださいね。

炊飯器の早炊きコースで栗ご飯を炊いた

炊飯器の早炊きコースで栗ご飯を炊いたことも、栗がかたくなる原因となります。


時間がないときに大助かりの早炊きコースですが、お米に吸水させる時間・炊き上げの時間・蒸らしの時間を少しずつ短縮しています(Panasonicの炊飯器の場合)。

白ごはんだけならそこまで問題がないのですが、具材を入れた炊き込みご飯だと工程時間が短縮されることで具材に火が入りきらないことがあるんです。


特に栗ご飯の栗はまるごと入れることもめずらしくありません。

中までホクホクの栗に仕上げるためにも、栗ご飯はしっかり時間をとって加熱できる普通炊きコースで炊くようにしましょう。

鍋で栗ご飯を炊いたときに蒸らし時間が足りなかった

人によっては栗ご飯を鍋で炊く人もいるでしょう。

鍋で炊いたご飯はまた格別ですが、最後に蒸らし時間をしっかりと取ることを忘れないでください。


鍋での炊飯は火力が強いので炊飯器よりも早く炊けるのがメリットですが、短時間で済む分具材によっては火が入りきらないことがあります。

どの段階で栗にしっかり火入れをするかというと、最後の蒸らし時間がポイント。

少なくとも10分は蒸らしの時間を取って、栗の中心までじっくりと加熱してください。

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栗ご飯の栗がかたい時の復活の方法

栗ご飯

栗ご飯の栗がかたい時は、栗だけ取り出してレンジで加熱しましょう。

  1. 取り出した栗を耐熱皿に重ならないように並べる
  2. 少量の水をふりかけ、耐熱皿全体にラップをぴっちりとかける
  3. 600Wで1分加熱し、そのまま2分ほどおく

電子レンジの加熱は火が通りやすい反面、水分が飛んでパサつくのが難点。

あらかじめ水をふりかける&ラップをぴっちりとかけることで、水分が逃げないようにしましょう。

加熱後はすぐにラップを外さずにそのまま2分ほど蒸らすことで、中心まで火を通します。

まだ栗がかたいようであれば、追加で1分ずつ加熱して様子をみてくださいね。

栗ご飯の炊き方のコツ

栗ご飯

栗ご飯をおいしく炊くためのコツは2つ。

  • 栗は渋皮をしっかり剥いて水に2時間ほどつけておく
  • お米は30分浸水させる

栗は渋皮をしっかり剥いて水に2時間ほどつけておく

普通炊きコースで炊いたり水分量を間違えなければ、栗ご飯の栗は下茹でしなくてもきちんとやわらかくなります。

茹で栗を使うと栗が崩れてしまうので、栗ご飯には生栗をそのまま入れましょう。

生栗は渋皮をきちんと取り除き、水に2時間ほど浸けてきちんとあく抜きすることで色よく仕上がります。

「栗ご飯の栗がなんだかくすんでしまう」という人は、栗の下ごしらえを丁寧に行うことで防げますよ。

お米は30分浸水させる

お米を浸水させるのはおいしいご飯の炊き方の基本ですが、炊き込みご飯のときほど浸水を忘れずに行いましょう。

ご飯が水分を吸ってふっくらと炊きあがります。

栗のおいしさを活かすには、シンプルに塩だけで味付けするのがおすすめ!

お好みで昆布を入れてもいいですが、出汁や醤油は入れなくても十分おいしく仕上がりますよ^^

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栗ご飯の栗がかたい原因まとめ

栗ご飯の栗がかたい原因をまとめました。

栗ご飯の栗がかたいのは、栗自体に問題がある場合と炊き方に問題がある場合があります。

ちょっとしたポイントを押さえて、ぜひホクホクの栗ご飯を作ってみてくださいね!

関連記事:栗ご飯の保存方法は?冷蔵庫や冷凍の日持ちを調査!

関連記事:栗ご飯をお弁当に入れても大丈夫?注意点も要チェック!

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