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糖質制限をしている方にとって砂糖はなるべく控えたいもの。
糖質制限中に砂糖の代わりとなってくれるのがラカントとエリスリトールです。
今話題の甘味料ですが、ラカントとエリスリトールの違いは何なのでしょうか?
それぞれ適した使い方を知ることができれば、糖質制限にも役立ちそうですよね。
そこで今回は
- ラカントとエリスリトールの違い
- ラカントとエリスリトールの甘さや味の違い
- ラカントとエリスリトールが向いている料理
3つについてまとめました。
ラカントとエリスリトールの違い
ラカントとエリスリトールはどちらも糖質を抑えてくれる甘味料ですが、2つの違いは「羅漢果が入っているかどうか」です。
ラカントとエリスリトールそれぞれの成分がこちら。
エリスリトールとはイモ類やとうもろこしなどのブドウ糖を特定の酵母で発酵させて作る糖アルコール。
天然由来の糖アルコールで、他にもガムで馴染みのあるキシリトールも同じ仲間なんです。
エリスリトールに羅漢果という中国で栽培されている珍しい果実の成分を加えたものがラカントとなります。
ラカントとエリスリトールの甘さや味の違い
意外にも成分の違いは羅漢果が入っているかどうかだけでしたが、甘さや味には大きく違いがあるのです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ラカントの甘さや味の特徴
ラカントに含まれる羅漢果は昔から甘い漢方薬として使われてきました。
羅漢果の高純度エキスはなんと砂糖の300倍の甘さがあるというから驚きです!
ラカントに含まれる羅漢果の割合は全体のたった0.8%だけなんですが、0.8%しか入っていないのに砂糖と同じ甘さを感じることができます。
もともとがとても甘い羅漢果だからこそですね。
ラカントはしっかり甘味があるので、砂糖と同じような満足感を得ることができると思います。
個人的には黒糖のようなコクを感じました。
お菓子作りなど多くラカントを使用した場合、独特の後味を感じやすいかもしれません。
エリスリトールの甘さや味の特徴
エリスリトールは砂糖の約70~80%の甘さがあります。
砂糖に比べるとさっぱりとした甘味で口に甘さが残りません。
中には口に入れたときにスースーとした清涼感を感じる人も。
特徴的な後味があり、食べなれた人はエリスリトールの甘さかどうか判別できるのではないでしょうか。
砂糖の甘さに慣れていると物足りなく感じるかもしれません。
ラカントとエリスリトールが向いている料理
ラカントとエリスリトールが向いている料理方法を紹介します。
おかずなど料理を作るときは◎
ラカントもエリスリトールも熱に強く加熱しても風味や甘さが変わることがありません。
煮る・焼く・炒めるといった料理に砂糖の代わりに使うと、おいしさはそのまま糖質をカットすることができますよ◎
ただしラカントもエリスリトールもカラメル化しません。
同じく料理においしそうな照りや焦げ目がつくこともありませんので、料理に照りが欲しい場合はみりんと代用すると良いでしょう◎
お菓子作りには△注意が必要
お菓子作りにはあまり向いていません。
スポンジケーキやシフォンケーキなど焼き菓子が特に苦手で、ラカントもエリスリトールも砂糖と違って保水性がないため生地が膨らみにくいのです。
お菓子作りに使う場合は砂糖と混ぜて使うと上手に作ることができますよ◎
お菓子作りで砂糖と混ぜる目安は砂糖の砂糖の50~15%
パンケーキ50~100%
パウンドケーキ・クッキー30~50%
スポンジケーキ15~30%
おいしく使うワンポイントアドバイス|使い方のコツ|カロリー0の自然派甘味料『ラカントS』 公式サイト
またパン作りにおいてもラカントとエリスリトールは向きません。
パン生地を膨らませるためにはイースト菌のエサである糖分が必要です。
糖分は小麦粉にも含まれるため砂糖がないと全くパンが膨らまないというわけではありません。(フランスパンなど砂糖が入っていなくても膨らむパンもあるので)
しかしその場合徹底した発酵管理が必要なのです。
菓子パンや食パンといった砂糖を使う生地の場合、砂糖がイースト菌のエサとして重要な役割をもっています。
その際にラカントやエリスリトールといった糖分がない砂糖の代用品を使ってしまうと、イースト菌のエサがないためパン生地が膨らまなくなってしまうということ。
パン作りにラカントとエリスリトールを使うのはやめましょう。
ラカントとエリスリトールの違いはなに?甘さや味の違いをまとめ
ラカントとエリスリトールの違いについてまとめました。
- ラカントとエリスリトールの違いは羅漢果が入っているかどうか
- ラカントは砂糖と同じ甘さ
- エリスリトールは砂糖の70~80%の甘さ
- ラカント・エリスリトール共に料理に使うのに向いている。お菓子作りに使う際は注意が必要。
ラカントもエリスリトールも糖質をカットするという役割は同じです。
値段はラカントのほうが高価ですが、味の好みもあるので自分の使いやすいほうを見つけて上手に糖質を制限できたらいいですね^^