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レモン汁に含まれるクエン酸。
酸性の働きでアルカリ性の汚れに対して強い効果を持ちます。
そんな強い酸を持っているレモンだから当然酸性に分類されると思いきや、実はレモンはアルカリ性の食品なんです。
「あんなに酸っぱいのにアルカリ性なのはなぜ?」と不思議ですよね。
そこで今回は、レモンがアルカリ性なのはなぜか、またレモンの他にも酸っぱいけどアルカリ性の食品をまとめました。
レモンが酸っぱいけどアルカリ性の理由
酸っぱいのにレモンがアルカリ性なのはなぜか、理由は体内で吸収されることで性質が変化するためです。
レモン汁をリトマス試験紙につけると赤色に変化することからも、レモン汁が酸性であることは確か。
しかし、食品として酸性かアルカリ性かを決めるのは、食品が体内に入ったあとによって決まるんです。
レモン汁およびレモンに含まれるクエン酸は、体内で燃焼されると二酸化炭素と水に変化します。
そのうち、二酸化炭素などは呼吸によって体外に排出されるので、残るのは炭酸カリウム。
炭酸カリウムは水に溶けることでアルカリ性になるため、レモンはアルカリ性に分類されるんです。
- レモンに含まれるクエン酸は酸性
- レモンは体内に入ることでクエン酸が分解されアルカリ性に変化する
酸っぱくてもアルカリ性の食品
レモンのように、酸っぱくてもアルカリ性の食品は実は他にもたくさんあります。
- 梅干し
- オレンジ
- グレープフルーツ
- お酢
これらはレモンと同じく、クエン酸だけをみれば酸性です。
しかし体内に入ることでアルカリ性に変化するため、【酸っぱいけどアルカリ性】という一見不思議なことが起こるんですね。
アルカリ性の食品には果物やきのこ、大豆に海藻類など昔から日本人が食べなれてきた食品が多く、同時に現代人が不足しがちな食品とも言われています。
健康のためにはアルカリ性も酸性もバランスよくとることが大事。
魚や肉類、米などは酸性であり十分摂取できていることが多いため、日々の食事ではアルカリ性を意識して食べるようにするとよりいいでしょう◎
レモンがアルカリ性の理由まとめ
レモンがアルカリ性なのはなぜか、理由をまとめました。
レモンは酸っぱく、レモン汁だけをみれば確かに酸性です。
しかし食品を酸性かアルカリ性かに分類するには、体内に入った後の変化によって決まります。
レモン汁に含まれるクエン酸は体内で燃焼される際にアルカリ性に変化するため、レモンは酸っぱいけどアルカリ性に分類されるというわけです。
酸を持っているからといって必ず酸性というわけではないのはおもしろいですね^^