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シフォンケーキやガトーショコラにマカロン。
お菓子作りでは欠かせないメレンゲですが、メレンゲ作りは繊細な工程のため失敗することもめずらしくありません。
そのまま捨ててしまうのはあまりにもったいないもの。
そんな時知りたいのはメレンゲが失敗した時にリメイクできるかどうか。
メレンゲが失敗した時に再利用する方法もあれば、いざというときも安心ですよね。
そこで今回は、メレンゲが失敗した時リメイクできるかどうか、失敗したメレンゲの再利用方法についてまとめました。
メレンゲが失敗した時リメイクできる?
メレンゲが失敗した時リメイクできるかどうかは、失敗したメレンゲの状態にもよります。
泡立てすぎてメレンゲがボソボソ | ×リメイクできない |
いつまで経ってもメレンゲが泡立たない | △リメイクできる可能性あり! |
泡立てすぎのメレンゲはリメイクできない
メレンゲの失敗でよくあるのが、メレンゲを泡立てすぎてボソボソになっている状態。
しっかりと固さはあるもののなめらかさやツヤがないので、生地に加えたときうまく混ざらずダマができたり、ふわふわの食感ではなく固い食感になってしまいます。
一度泡立てすぎたメレンゲを元に戻すことはできません。
卵白をしっかり泡立てることは大事ですが、「泡立てはここまで」という卵白の状態をきちんと見極めるようにしましょう。
泡立ってないメレンゲはリメイクできるかも
基本的に、メレンゲは失敗すると復活させることはできないと思ってください。
ただ、いつまで経ってもトロトロの液状で泡立たないメレンゲは、もしかしたらリメイクできるかもしれません。
リメイクの方法はメレンゲを冷やすこと。
卵白は冷やすことで泡立ちがよくなります。
いつまで経ってもトロトロの液状で泡立たないメレンゲは、もしかしたら常温に置きすぎて温度が上がっているのかも。
ですので、一度メレンゲのボウルごと冷蔵庫に30分ほど入れて冷やしてみてください。
その際、冷蔵庫内の匂いや水滴がボウルの中に入らないようにラップをかけるのを忘れずに!
時間がないときは、メレンゲの入ったボウルを氷水で冷やしながら泡立てても同じ効果がありますよ。
こちらもメレンゲのボウルに水滴が入らないように注意!
メレンゲの入ったボウルより一回り小さいボウルに氷水を用意すると水滴が入るのを防げます◎
メレンゲに水滴が入らないよう注意するのは、メレンゲにとって水分は大敵だから。
ちょっとの水滴が入るだけでもメレンゲは泡立たなくなってしまうんです。
ですので、メレンゲがいつまで経っても泡立たない原因が水滴であれば、いくら冷やしても泡立つことはありません。
メレンゲが失敗した時の使い道や再利用方法
メレンゲが失敗した時そのまま処分するのはもったいないですよね。
そこで、失敗したメレンゲの使い道や再利用方法を3つ紹介します。
- パンケーキに再利用
- ラングドシャクッキーに再利用
- パウンドケーキに再利用
パンケーキに再利用
パンケーキにメレンゲを入れるレシピがあるように、失敗したメレンゲはパンケーキの生地として使ってしまいましょう。
卵白2個分のメレンゲに対し、卵黄は2個・薄力粉は200gが基本です。
失敗したメレンゲの量に合わせて加える材料を調整してくださいね。
ラングドシャクッキーに再利用
軽い食感でいくらでも食べられそうなラングドシャクッキー。
コツは生地を天板に薄くのばすことです。
その分焦げ付きやすくなるので焼き時間は最初は短く、こまめに焼き色をチェックしてください。
パウンドケーキに再利用
油脂が少なくても生地がしっとりするのは、卵の割合が多いため。
大量に失敗したメレンゲがあるときにおすすめのレシピです。
レシピではさつまいもやバナナを入れていますが、簡単にチョコチップやナッツで代用しても◎
メレンゲが失敗しないコツ
メレンゲは失敗しても状態によっては再利用できる可能性もあります。
でも一番はやっぱりメレンゲを失敗しないで作ること。
そのために大事なメレンゲが失敗しないコツを3つ紹介します!
- 全ての道具の水気や油分を拭き取っておくこと
- 卵白に卵黄が混ざらないようにすること
- 砂糖を何回かに分けて加えること
全ての道具の水気や油分を拭き取っておく
メレンゲを作る時に使うボウルや泡だて器。
全ての道具に水気や油分がついていないかよくチェックしてください。
たった1滴でも水気や油分がついていると、卵白が分離してしまいます。
卵白をボウルに入れる前には清潔な布でボウルや泡だて器を拭き取っておきましょう。
卵白に卵黄が混ざらないようにする
卵白と卵黄を分けるとき、卵白側に卵黄が混ざらないように注意してください。
油分を含んだ卵黄は、卵白が泡立とうとする働きを邪魔するやっかいもの。
「あとから卵黄と混ぜるんだから少しくらい大丈夫でしょ」と思っていたら、それは失敗のもと。
私もそうやって卵白に混ざった少しの卵黄を無視してメレンゲを泡立ててみたら、見事にいつまでたっても液状のままでした(泣)
まれに、ほんの少量の卵黄ならメレンゲがしっかり固まる場合もありますが、基本的に卵白と卵黄は混ざらないように気をつけましょう。
砂糖を何回かに分けて加える
メレンゲを作るときに欠かせない砂糖ですが、必ず何回かに分けて加えてください。
というのも、砂糖は卵白に含まれるたんぱく質が固まるのを抑える働きがあるため。
一度に加えてしまうとメレンゲができなくなってしまうんです。
砂糖はメレンゲの泡立ちを安定させるために必要な材料。
メレンゲが固まる働きを邪魔せず、かつ泡立ちを安定させるためには複数回に分けて加えることが大事なんですね。
レシピによって分ける回数は変わりますが、最低でも砂糖は3回に分けて加えるようにしましょう。
メレンゲが失敗した時リメイクできるまとめ
基本的にメレンゲが失敗した時リメイクはできません。
ただ、液状のメレンゲであれば冷やすことで泡だつ力が復活する可能性もあるので、一度試してみる価値はあります。
メレンゲ作りは非常に繊細な工程。
失敗しないためには、水気や油分を拭き取る・砂糖を複数回に分けて入れるといった小さなコツが大事になってきます。
お菓子作りに慣れてきたときこそ、丁寧な作業を心がければきっとうまくいきますよ^^