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味噌汁を飲んでご飯を食べると「日本に生まれてよかったな~」と実感しますよね^^
我が家でも毎日味噌汁は作るようにしていますが、味噌汁って結構おいしく作るのが難しい料理だと思います。
例えば味噌汁の味噌はいつ入れるかによって味わいは大きく変化。
なじみのある料理だからこそ味噌汁はとっても奥が深いんですね。
そこで今回は、味噌汁の作り方を徹底解説します。
味噌汁の味噌はいつ入れるのか、その理由についてもまとめているのでぜひチェックしてくださいね!
味噌汁の味噌はいついれる?
味噌汁の味噌はいつ入れるか、答えは具材に火が通ったあとです。
具材に火が通って沸騰直前になったら火を止めて味噌を入れましょう。
具材に火が通ったあとが味噌を入れるタイミングなのは、味噌を入れてからだと具材がやわらかくならないから。
大根や人参など固い野菜は、味のついた煮汁で煮込んでもやわらかくなりません。
これは味噌の塩分の浸透圧が作用し、固い野菜の水分が抜けてしまうためです。
なので、味噌を入れる前にしっかりと具材に火を通しておくことが大切なんですね。
味噌汁の味噌は煮込んだらダメ?
味噌汁の味噌は煮込んではいけません。
「すぐに火が通る具材なら最初から味噌を入れて煮込んでもいいんじゃ?」と思うかもしれませんが、味噌は煮込むことで風味や香りが飛んでしまいます。
私もつい味噌汁を火にかけっぱなしで沸騰させたことがありますが、食べた味噌汁は香りがなく風味もない仕上がりでした。
いつもの味噌汁に比べて薄いというか、おいしく食べるには香りは重要なんだなと改めて実感したのを覚えています。
弱火で温めるぐらいなら問題ありませんが、沸騰するぐらい煮込むのはやめましょう。
味噌汁の基本の作り方
ここからは味噌汁の基本の作り方を紹介していきます。
なんとなくで作っている味噌汁も、一度基本をおさらいしておくと今よりもっとおいしく作れますよ^^
- 鍋に出汁または水とだしの素を入れて火にかける
- 根菜類のような固い野菜や貝やきのこのような出汁の出る具材はこのタイミングで鍋に入れる
- 具材がやわらかくなったらいったん火を止め味噌を溶き入れる
- 味噌が溶けたら再度火にかけて沸騰直前で火を止める
上記の基本の作り方を踏まえて、味噌汁をおいしく作るコツを次の項目で詳しく紹介していきますね。
味噌汁をおいしく作るコツ
味噌汁をおいしく作るコツは3つ。
- 具材によって鍋に入れるタイミングを変えること
- 味噌は数種類をブレンドすること
- 決して煮立たせず「煮えばな」の状態で火を止めること
具材によって鍋に入れるタイミングを変えること
味噌汁を作るときは具材によって鍋に入れるタイミングを変えましょう。
水の段階から入れる具材 | 大根・人参・ジャガイモなどの根菜類 あさりやしじみなどの貝類 しめじやえのきなどのきのこ類 |
味噌を入れる前の沸騰した状態から入れる具材 | ほうれん草やキャベツなどの葉野菜 わかめ |
火を消す少し前に入れる具材 | 崩れやすい豆腐 長ねぎやみょうがなどの香味野菜 |
水の段階から入れるのはなかなか火が通りにくい根菜類と、だしの出る貝類やきのこ類です。
それらの具材に火が通ったら、比較的火が通りやすい葉野菜やわかめを入れましょう。
豆腐は崩れやすいので味噌を入れて火を消す少し前がベスト。
私は一度豆腐を入れた味噌汁を沸騰させたことがあるんですが、沸騰によって崩れた豆腐はおぼろ豆腐のようになっていました^^;
長ねぎやみょうがといった香り野菜も、存分に香りを楽しむために火を消す直前に入れてくださいね。
味噌は数種類をブレンドすること
味噌汁の味噌は1種類でもいいですが、ぜひ一度試してほしいのが複数の味噌をブレンドして使うこと。
味噌と言っても麦味噌・米味噌・赤味噌・白味噌とさまざまな種類があります。
同じ麦味噌でも商品によって味わいは違うので、いろいろ混ぜて使うと味に深みが出ますよ◎
味噌によって塩分が変わるので、初めてブレンドするときは少なめの量から試すと「塩辛くなりすぎた!」なんてことがありません。
決して煮立たせず「煮えばな」の状態で火を止めること
味噌汁は煮立たせてしまうと、風味も香りも飛んで物足りない仕上がりになってしまいます。
味噌汁が一番おいしいのは「煮えばな」と呼ばれる、95度前後の温度のとき。
香り成分を持つアルコールがふわっと出てきており、味噌汁のいい香りが最も出ている状態なんです。
これ以上に立たせると香り成分が飛んでしまうので、味噌汁は煮えばなの状態を逃さないように火にかけたら目を離さないでくださいね。
まとめ:味噌汁の味噌は具材に火が通ってから
味噌汁の味噌はいつ入れるのかまとめました。
固い具材は味噌を入れてしまうとやわらかくなりません。
ですので、味噌を入れるのは具材に火が通ってからがマストです。
ただ、具材によって鍋に入れるタイミングは変わってくるので、適切なタイミングで具材を入れてくださいね。
各家庭の味が現れる味噌汁ですが、一度基本を振り返ってみるとよりおいしい味噌汁にアップロードできるはず。
ぜひ記事を参考に味噌汁を作ってみてくださいね!