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フルーツ白玉ポンチが好きで自宅でもたまに作ります。
自分で作るとすきなだけ白玉が食べられていいですよね^^
久しぶりに白玉を作ろうかなとスーパーに買いに行くと、白玉粉の隣に餅粉が並んでいるのを発見。
原材料欄を確認すると、どちらも同じもち米を使用していることに気付きます。
そうなると気になるのは、餅粉と白玉粉、そして米粉の違い。
もち米を粉にしたのなら餅粉も白玉粉も米粉のことなのか?
なぜ餅粉と白玉粉と分けられているのか知りたいですよね。
そこで今回は、餅粉と白玉粉と米粉の違いについてや餅粉を使ったレシピをまとめました。
餅粉と白玉粉と米粉の違い
餅粉と白玉粉と米粉の違いは、製法と食感。
米粉とは種類を問わずにお米を粉にしたもので、もち米から作られる餅粉と白玉粉は米粉の一種に分類されます。
餅粉 | 精白し水洗いしたもち米を乾燥させてから製粉したもの |
白玉粉 | 精白し水洗いしたもち米を水ごとすりつぶし、沈殿物を乾燥させたもの |
米粉 | もち米・うるち米問わずお米を粉にしたもの |
キメが細かくモチモチとした弾力のある食感の餅粉
餅粉は、もち米を研いでから乾燥させ、細かく製粉して作られます。
蒸してつくとお餅になるお米を粉にするから餅粉と呼ばれているんですね。
ちなみに、炊くと普通のご飯になるうるち米を粉にしたものは【上新粉】と呼ばれています。
餅粉はキメの細かいモチモチの食感。
お餅になるだけあって、弾力のあるやわらかい食感が楽しめます。
生地だけを食べてみるとほんのりお米の風味も感じられるのが特徴。
ですので、大福や求肥など生地を楽しむお菓子に使うのがおすすめです◎
白玉粉より製造コストがかからない分、比較的安く手に入れられるのもポイント。
例えば、製菓材料を取り扱う『コッタ』では、白玉粉が1kg2,014円(税込)なのに対し餅粉は1kg1,247円(税込)で購入できます。
比較的どんなお菓子でも作れるので、費用を抑えたいときに重宝されているのが餅粉です。
使いやすい餅粉ですが、時間が経つと固くなりやすいのが難点。
餅粉で作った大福などは当日中に食べないとモチモチの食感が半減してしまいます。
伸びがよくつるっとなめらかな食感の白玉粉
白玉粉は、研いだ餅米を水ごと粉砕し、こして残った沈殿物を乾燥させて作られます。
売られている白玉粉がぎゅっとかたまりになっているのは、乾燥させてから粉砕されていないため。
そのままではダマになりやすいので、使用前に麺棒などで袋の上から白玉粉を潰すと使いやすくなりますよ^^
白玉粉はつるっとなめらかな食感がおいしいですよね。
冷やしても時間が経っても固くなりにくいので、フルーツ白玉のような冷やして食べるお菓子に向いています。
伸びがいいので何かを包む作業もしやすく、白玉粉を使って大福を作るのもおすすめです◎
ただ、餅粉に比べて値段が高いのが難点。
日常的に食べるお菓子を作るなら餅粉、とっておきの日に作るなら白玉粉という風に使い分けるといいかなと思います^^
餅粉で作れるレシピ
ここからは、餅粉を使って作るレシピを3つ紹介します。
餅粉の食感や風味を生かしたものを集めたので、ぜひ作ってみてください!
うぐいす餅
きな粉の香ばしさで何個でも食べちゃいそうなうぐいす餅のレシピです。
餅粉や砂糖を混ぜたものを電子レンジで加熱し混ぜるだけで生地が完成。
温かいうちに成型するのがポイントです◎
餅粉入り餃子の皮
餃子の皮を作るとき餅粉をブレンドするだけで、モチモチの弾力のある食感に変身。
生地が伸びるので扱いやすく、また破れにくくなるので中に閉じ込めた肉汁を逃しません。
焼き餃子だけでなく水餃子にも!
モチコチキン
ハワイのローカルフードであるモチコチキンは餅粉を衣に使った料理。
片栗粉を使うより衣がカラッと揚がり、時間が経ってもサクサクの食感が楽しめます◎
オイスターソースを下味に使うのでコクのある味わいになりますよ。
まとめ:餅粉と白玉粉と米粉の違いは製法と食感
餅粉と白玉粉はどちらももち米を粉にしたものなので、同じ米粉の一種に分類されます。
米粉の中でもなぜ餅粉と白玉粉に分かれるかは、製法の違い。
白玉粉は、研いだ餅米を水ごと粉砕し、沈殿物を乾燥させているため完成までに手間と時間がかかります。
白玉粉の方が値段が高いのはそのためです。
餅粉はモチモチのやわらかい食感が特徴ですが、冷やすお菓子には向いていません。
作るものによって餅粉と白玉粉を使い分けると、よりお菓子作りの幅が広がりますよ!