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時間が経つごとに味が染み込んでいく南蛮漬け。
作った当日よりも翌日以降の方がおいしいから、作り置きとしても人気がありますよね。
南蛮漬けの日持ちが冷蔵庫で何日あるか気になるところですが、野菜が入っているかどうかで変わります。
野菜が入った南蛮漬けは約4~5日、野菜が入っていない南蛮漬けであれば約7日間を目安にしてくださいね。
今回は、南蛮漬けの日持ちは冷蔵庫で何日かということについて、また南蛮漬けを日持ちさせるために大事な調理や保存のポイントもまとめています。
南蛮漬けの日持ちは冷蔵庫で何日?
南蛮漬けの日持ちは冷蔵庫で何日かということは、【野菜が入っているかどうか】で変わります。
野菜が入っている南蛮漬け | 冷蔵庫で約4~5日 |
野菜が入っていない南蛮漬け | 冷蔵庫で約7日間 |
南蛮漬けというと、人参・玉ねぎ・ピーマンといった野菜を一緒に漬けこむのが定番レシピ。
メインの食材を食べながら一緒にたくさんの野菜を摂れることから、野菜不足が気になる人にも人気です。
ただ、野菜が入るということは、それだけ傷みやすくなるということ。
南蛮漬けはお酢の殺菌効果に加え、醤油や砂糖で味付けを濃く仕上げていることで日持ちします。
ところがそんな日持ちする料理にも弱点があって、それが水分。
野菜を入れることで野菜から徐々に水分が出てきてしまい、菌が繁殖しやすい状態を作ってしまうんですね。
南蛮漬けには、イワシ・アジ・ししゃも・鶏肉などさまざまなレパートリーがあります。
揚げる(焼く)→南蛮酢に漬けるという工程はどれも同じなので、日持ちする期間に関して食材ごとに大きな違いはありません。
南蛮漬けで日持ちする期間の差になるのは【野菜が入っているかどうか】。
次の項目で詳しく紹介しますが、少しでも南蛮漬けを日持ちさせたいなら野菜なしで作るか、少し調理に工夫をしましょう。
南蛮漬けを日持ちさせるための調理のポイント
南蛮漬けを日持ちさせるためのポイントは3つ。
- 南蛮酢に唐辛子を入れること
- 南蛮酢はあらかじめ加熱しておくこと
- 野菜は入れないか、あるいは加熱してから入れること
南蛮酢に唐辛子を入れること
南蛮漬けを日持ちさせたいなら、南蛮酢に唐辛子を入れましょう。
唐辛子には殺菌効果があり、菌の繁殖を防ぐことができます。
唐辛子は輪切りにして具材と一緒に食べてもおいしいですが、辛いものが苦手だったり子供が食べるときは、種だけ取った丸ごとのものを南蛮酢に入れてください。
唐辛子のほのかな風味はつきますが、全体的に辛さは出ないので子供でも食べられます◎
南蛮酢はあらかじめ加熱しておくこと
お酢や醤油、砂糖を合わせた南蛮酢ですが一度加熱して沸騰させておきましょう。
レシピによっては材料を合わせただけで完成とする南蛮酢もありますが、火を通すことで南蛮酢自体が日持ちするようになります。
また、加熱によってお酢の酸味が取れてまろやかな味わいに。
お酢のツンとした酸味が苦手な人は加熱するのを忘れないでくださいね^^
野菜は入れないか、あるいは加熱してから入れること
南蛮漬けが傷むのは野菜から出る水分が原因。
ですので、南蛮漬けを少しでも日持ちさせたいというなら、野菜は入れないで南蛮漬けを作りましょう。
「野菜がないと寂しいんじゃ…」と感じるかもしれませんが、食べるときにネギやみょうがなどの香味野菜を添えるだけでも十分彩りが良くなります。
香味野菜は食べる直前に切った方が香りも楽しめますしね^^
もし、野菜を入れたいなら加熱してから入れてください。
例えば、長ねぎをぶつ切りにしたものをグリルでじっくり焼いて一緒に漬けると、香りも良くなりボリュームもアップしておすすめです!
南蛮漬けを日持ちさせるための保存のポイント
南蛮漬けを日持ちさせたいなら保存時にも気を付けましょう。
日持ちさせるための保存のポイントは3つ。
- 保存容器は余計な水分を拭き取っておくこと
- 粗熱が取れてから冷蔵庫に入れること
- 食べるときは清潔な箸やトングで取り出すこと
保存容器は余計な水分を拭き取っておくこと
南蛮漬けを入れる保存容器は、あらかじめ余分な水分を拭き取っておきます。
水分は菌が繁殖する原因のひとつ。
清潔なキッチンペーパー等で容器だけでなくフタも拭いてください。
仕上げにアルコールスプレーをシュッとすればより安心ですね^^
粗熱が取れてから冷蔵庫に入れること
南蛮漬けは冷蔵庫での保存が基本ですが、冷蔵庫に入れるときは粗熱が取れてからにしましょう。
まだ南蛮漬けが熱い状態でフタをすると、容器内に水蒸気がたまり、南蛮漬けを傷ませてしまいます。
熱いものを冷蔵庫に入れることで、冷蔵庫内の他の食材が腐ったり冷蔵庫自体が故障する恐れも><
完成した南蛮漬けは粗熱が取れてからフタをし、冷蔵庫に入れてください。
食べるときは清潔な箸やトングで取り出すこと
南蛮漬けを食べるときは、口をつけていない清潔な箸やトングで取り出します。
多めに作って何日かに分けて食べることの多い南蛮漬け。
ついつい、今使っている箸で取り出しそうになりますがそれはNG!
箸についている唾液から菌が南蛮漬けの容器内に付着し、南蛮漬けが一気に傷んでしまいます。
口をつけていなくても濡れた箸やトングも避けましょう。
まとめ:南蛮漬けの日持ちは野菜ありで約4~5日、野菜なしで約7日間
南蛮漬けの日持ちは冷蔵庫で何日か、というのは野菜の有無で変わります。
色とりどりの野菜が入った南蛮漬けは見た目もきれいですし、野菜も摂れていいことづくめですが、水分が出るため傷みやすくなっています。
南蛮漬けを少しでも日持ちさせたいなら、野菜は入れないか、あるいは加熱してから入れるといいですよ^^
メインのおかずとしてなかなかこれだけ日持ちするものは他にないと思いますので、ぜひポイントを押さえて作り置きできる南蛮漬けを作ってみてくださいね。