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豚の角煮やチャーシューのレシピを見てみると、「ネギの青い部分を入れて煮込みます」と書いてあることが多いです。
ネギの青い部分は食べることもできますが、まだまだ捨ててしまう人も多い部分。
ネギの青い部分がないと料理は完成しないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません◎
ネギの青い部分があれば越したことはないですが、なくても大丈夫!
また、ネギの青い部分は別のもので代用することも可能です。
今回は、
- ネギの青い部分がない場合の代用方法は?
- ネギの青い部分を入れる意味
2つについてまとめました。
ネギの青い部分がない場合の代用方法は?
豚の角煮やチャーシューなど、煮込み料理のレシピにはよく出てくるネギの青い部分。
ネギの青い部分がない場合、別のもので代用することができます◎
- ネギの白い部分
- 玉ねぎ
- 生姜
- セロリ
ネギの白い部分
贅沢な使い方にはなりますが、ネギの青い部分の代用として白い部分も使うことができますよ!
煮込み料理にネギを使うのはネギの成分が関係していますが、「青い部分だけ使ってください」というのはネギの青い部分は長時間煮込んでも形が崩れにくいからです。
白い部分も成分は同じですので同様に使うことができますが、
- 長時間煮込むとトロトロに煮崩れること
- そもそも白い部分は他の用途でも使えるからもったいない
ということから、ネギの青い部分だけが使われるようになっています。
とはいえ、トロトロに煮込まれた白ネギもまたおいしいんですよね^^
豚の角煮やチャーシューなどのいいわき役になってくれるので、おすすめです!
玉ねぎ
ネギの青い部分がないという場合でも、玉ねぎなら家にあるという人は多いのではないでしょうか?
私も玉ねぎは日持ちするので常備していますし、ネギの青い部分の代用としてよく使うのも玉ねぎです^^
玉ねぎもネギも同じネギ属の仲間。
ネギの青い部分の代用として使う場合は、1/2個を目安に一緒に入れてください。
薄くスライスする必要はなく、そのまま入れて大丈夫です◎
生姜
薬味の定番の生姜も、ネギの青い部分の代用としてぴったり。
できたら生の生姜をスライスしたものを入れるようにしてください。
生姜をすりおろしたものやチューブの生姜だと、全体が生姜の味になってしまいます><
味付けの濃い角煮やチャーシューを作るならチューブタイプの生姜でも構いませんが、入れすぎには注意です◎
セロリ
独特の香りのセロリも、ネギの青い部分の代用可能です。
茎の部分を入れてもいいですし、「茎は他の料理に使う」という場合には葉の部分を入れても構いません。
ただ、セロリは香りが強いので人によっては苦手だなと感じることも…。
「いつもの定番の味」を求めているなら、セロリは使わないほうがいいかもしれませんね。
ネギの青い部分を入れる意味
煮込み料理などにネギの青い部分を入れる意味は、臭み消しが目的です。
ただ、最近売られているお肉は臭みがないものも多く、下茹でさえすればネギの青い部分がなくても臭みは気にならないという人もいます。
入れたほうが臭み消しに加え香りづけにもなるので、あればいれてください◎
臭み消しにネギの青い部分が使われるようになった理由
上記でも紹介した通り、ネギの青い部分の代用として使える食材はたくさんあります。
なのに、なぜほとんどのレシピではネギの青い部分を使うようになっているのでしょうか?
それは、一般的に「ネギの青い部分は捨てられるもの」だからです。
ネギの青い部分は食べられますし、栄養もばっちりですが、関東方面では青い部分は食べる習慣がないんだとか。
臭み消しに使った後は捨ててしまうので、もともと食べる機会のないネギの青い部分を臭み消しに使うようになったんです。
「臭み消しのためだけに、他の香味野菜を用意するのはもったいない」という考えもあったそう。
もちろん、ネギの青い部分は臭み消しに使った後も食べることができます!
豚の角煮など、下茹でに使ったネギの青い部分と茹で汁で絶品のスープができます◎
- 茹で汁とネギの青い部分を使った、トマトと卵のスープ
- ①茹で汁2カップに、酒大さじ1と1/2・醤油と塩小さじ1を入れて火にかける
②乱切りにしたトマト1個分とネギの青い部分を入れて少し煮込む
③沸騰したところに、溶き卵1個分を回しいれて、卵がふんわりしたら完成
私が良く作るスープです。
茹で汁を使っているので、うま味がたっぷりで鶏ガラスープの素など使わなくても味が決まります。
トロトロに溶けたネギの青い部分がおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね^^
関連記事:ネギの青い部分はどこまで食べられる?捨てる前に活用方法や食べ方をチェック
ネギの青い部分がない場合はどうしたらいい?代用方法や入れる意味まとめ
- ネギの青い部分がないときの代用食材は、ネギの白い部分・玉ねぎ・生姜・セロリ
- ネギの青い部分を入れる理由は臭み消しのためだが、最近の肉は臭みがあるものが少ないので下茹でさえすれば青い部分を入れる必要はないという人もいる
- ネギの青い部分を入れると、臭み消しに加えて香りづけにもなるので、あれば入れたほうがいい
ネギの青い部分がなくても、自宅にある食材で代用することができますし、臭みのない肉ならば入れなくても大丈夫です!
臭み消しに使ったネギはおいしく食べることができるので、捨てないで食べることをおすすめします^^