この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
毎日の料理に油は必要不可欠なもの。
最近では、亜麻仁油やえごま油といった「体にいい油」が注目されていますよね。
油自体は私たちの体に欠かせないもので、摂りすぎなければ何も問題はないのですが、気を付けてほしいのは酸化してしまった油。
油は常温保存できるので長持ちするイメージですが、実は光に当たるだけでも酸化してしまうほど繊細なんです…!
酸化した油は良くないというのはなんとなく分かりますよね。
では、実際に酸化した油を食べるとどうなるのでしょうか?
体にどんな影響があるのか?
そこで今回は、
- 酸化した油を食べるとどうなるの?
- 酸化した油を食べてしまった時の対処法
- 酸化した油の見分け方
3つについてまとめました。
酸化した油を食べるとどうなるの?
酸化した油を食べるとどのようなことが起こるのでしょうか?
食用油を製造・販売している日清オイリオのHPには、酸化した油を食べた影響について
普通に食べられる程度であれば直ちに害があるとは考えられません。
酸化した油を食べるとご気分が悪くなったり、むかむかと胸やけを感じる方もいます。
但し、鼻につくような臭いがでるほどの油では、嘔吐、下痢、腹痛等食中毒類似の症状が出ることがございます。
食用油に関するQ&A
と記載があります。
正直、私も酸化しているであろう油を料理に使ったことは何度かあります…。
何度か使っているのは、酸化した油を摂取しても特に何も影響がないから^^;
「体に悪いのは分かっているけど、特にすぐ影響があるわけじゃないから使ってる」という人は案外多いのではないでしょうか。
人間の体には毒素を分解する機能が備わっています。
酸化した油を食べたからといってすぐに何か起こるわけではないので安心してくださいね。
ただし、すぐに影響がないと言っても、体に何のダメージもないわけではありません。
酸化した油を採り続けると
- 肝臓に負担がかかる
- 動脈硬化を引き起こす恐れがある
上記のように、病気になるリスクが高まりとても危険。
また、体調の良くない日など、これまでは平気だったのに急に酸化した油の影響を受けることもあります。
酸化が進んだ油だと、口にしてすぐに吐き気をもよおしたり、下痢になることも。
酸化した油は「百害あって一利なし」、摂取するのはやめましょう。
酸化した油を食べてしまった時の対処法
残念ですが、酸化した油を食べてしまった場合、なかったことにする対処法はありません。
「酸化した油は口にしない」ことが何よりの対処法ではあるのですが、気になる場合は体を休めるようにしてください。
酸化した油を食べることで、少なからず体はダメージを受けています。
肝臓や胃を休めるためにも、
- コーヒーやアルコールといった刺激物は口にしない
- 間食・夜食をしないでお腹が空っぽの時間を作る
上記のことを守って体を休めるようにしましょう。
酸化した油の見分け方
料理に使う油は、酸化していない新鮮なものを使いたいですよね。
油が酸化しているかどうか見分けるポイントは4つ。
- 使用時に嫌なニオイがする
- 油の色が濃くなる
- 油に粘りが出てくる
- 揚げ物をした時に、細かい泡が出て消えない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
使用時に嫌なニオイがする
新鮮な油は無臭ですが、酸化した油はいわゆる「油臭い」嫌なニオイがします。
嫌なニオイの油は、体に悪いだけでなく料理のおいしさも半減させてしまいます。
「油臭い」ニオイのする油は使わないようにしましょう。
油の色が濃くなる
パッと見て分かりやすい見分け方ですね。
酸化した油は、色が茶色~黒っぽい濃い色に変化します。
油の色も、ニオイと同じく料理の仕上がりに影響しますので、茶色っぽくなった油は処分しましょう。
油に粘りが出てくる
酸化していない油は、注いだ時にサラサラと鍋やフライパンに落ちていきます。
しかし、酸化した油はどろりとした強い粘りが出てくるのが特徴。
油をフライパンに馴染ませるとき、粘りがあって馴染ませにくいなと感じたら、新しい油に交換するようにしましょう。
また、油は冷たい状態のときにより粘度が高くなります。
油を保存しているときに、一度油の状態を確認するようにしたらいいですね。
揚げ物をした時に、細かい泡が出て消えない
揚げ物をしたことがある人なら分かると思いますが、熱した油の中に食材を入れると、食材の水分が気泡となって泡が出ますよね。
この泡はしばらくすると落ち着いてきて消えるのですが、酸化した油だと細かい泡がいつまでも残ります。
細かい泡が出て消えない状態の油は、かなり酸化が進んでいる証拠。
新しい油と交換することをおすすめします。
酸化した油を食べるとどうなる?まとめ
酸化した油を食べるとどうなるか、酸化した油の見分け方についてまとめました。
- 酸化した油を食べると、すぐに体に影響は出ないかもしれないが、肝臓にダメージが蓄積され病気になるリスクが高まる
- 酸化が進んだ油を食べると、吐き気や下痢の症状が出ることも
- 酸化した油を食べたことをなかったことにはできないが、コーヒーなど刺激物を避けて体を休ませてあげるといい
- 酸化した油は、嫌なニオイがする・油の色が濃くなる・粘りが出る・揚げ物をすると、細かい泡が出てなかなか消えなくなる
酸化した油は、目視で「酸化しているかどうか」確認できるのが助かります。
食べてもすぐに体に影響はないかもしれませんが、酸化した油は何よりおいしくありません。
せっかく作る料理を油で台無しにするのはもったいないですよね。
こまめに油が酸化していないかチェックして、新鮮な油で料理をするようにしましょう!