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甘いあんことお餅の組み合わせがたまらないおしるこ。
特に寒い時期に食べると一段とおいしいんですよね^^
例えば1月7日に食べるといいとされている七草がゆのように、おしるこはいつ食べるべきかというのは決まっていません。
おしるこは自分の好きなタイミングで食べて大丈夫!
ですが、なんとなくおしるこは鏡開きに食べるという習慣がありますよね。
どうしておしるこを鏡開きに食べるのでしょうか?
そこで今回は、
- おしるこはいつ食べるもの?
- おしるこを鏡開きに食べる意味
- おしるこを食べる由来
3つについてまとめました。
おしるこはいつ食べるもの?
大みそかに食べる年越しそば、お正月に食べるおせちやお雑煮、七草の日に食べる七草がゆ。
年末年始は、「この日に食べたらいいもの」というのがたくさん決まっています。
でも、おせちやお雑煮も絶対にお正月に食べなきゃいけないというわけではないんですね。
それなのになぜお正月に食べるのか。
それは、昔から人々が縁起をかついできたからです。
おしるこに関しても、基本はいつ食べても大丈夫。
だけど「この日に食べたら縁起がいい日」というのがあって、それが鏡開きの日になります。
次の項目では、なぜ鏡開きの日におしるこを食べるといいのか、理由について紹介します。
おしるこを鏡開きに食べる意味
鏡開きの日は毎年1月11日(地域によって違いもあるようです)。
お正月が過ぎて落ち着いてきたころですね。
おしるこを鏡開きに合わせて食べる意味は2つ。
- おしるこの材料である小豆には、魔除けや厄除けの意味があるから
- バラバラになった鏡餅もおしるこにすれば見栄えがいいから
小豆には魔除けや厄除けの意味があるから
昔から赤色には魔除けの力があると信じられてきました。
おしるこの材料である小豆は赤いので、おしるこを食べることで厄除けをしようという意味があります。
バラバラになった鏡餅もおしるこにすれば見栄えがいいから
鏡開きでは包丁を使わずに鏡餅を木づちなどで割ります。
これは、「切る」という言葉が縁起が良くないため。
固くなったお餅を思いきり叩くので、形も大きさもバラバラになってしまいます。
このまま料理にすると少し見栄えがよくない…。
でも、おしるこならどうせお餅が隠れてしまうから、鏡餅がバラバラでも気になりません。
味だけでなく、見た目も考えて鏡開きではおしるこを食べられるようになったんですね。
なので、見栄えを気にしなければおしるこでなくてもいいんです。
小豆に魔除けの意味があるので、お餅を焼いたものにあんこをつけただけでも◎
鏡開きは、お正月を迎える際に年神様にお供えした鏡餅を、お下がりとしていただく儀式です。
神様の力をおすそ分けしてもらう意味もありますので、ぜひ鏡開きをしてお餅を食べてみてくださいね^^
おしるこを食べる由来
おしるこの歴史は江戸時代から始まります。
おしるこは最初今のような甘い味ではなく、塩が入ったしょっぱいもので名前も「すすり団子」と呼ばれていました。
おやつというよりは、お酒のおつまみとして食べられていたんですって。
すすり団子がどのようにして甘い味付けになったかは、残念ながらはっきりとは分かっていません><
ただ、地域によって今でもすすり団子と呼ばれる食べ物が残っているんですね。
すすり団子が全国に広まっていくうちに、大人だけでなく子供でもおやつとして楽しめるように甘く味付けが変化していったのではないでしょうか?
おしるこはいつ食べてもOK!食べる意味や由来まとめ
- おしるこはいつでも好きな時に食べていい
- 鏡開きにおしるこを食べるのは、小豆に厄除けの力があって縁起がいいから。また鏡開きでバラバラになったお餅もおしるこにすれば見栄えが気にならないから
- おしるこはもともとはすすり団子と呼ばれるしょっぱいものだった
私はおしるこが好きなのでできたら1年中食べたいくらいです(太るので自重していますが^^;)。
いつでも好きな時に食べて大丈夫ですが、せっかくなので鏡開きの日に食べて縁起をかつぐのもいいかも!
神様から力を分けてもらうのと、小豆の厄除けパワーで、1年いいことが起こりそうですね^^