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甘いあんことお餅の組み合わせがたまらないおしることぜんざい。
大好きなのに、食べ過ぎて太ってしまったことがあるので、食べたくても自重するようにしています><
おしることぜんざいってどちらも同じようなものの気がしますが、名前が違うということは他にも違いがあるということ。
おしることぜんざいの違いを調べていくうちに、関西と関東によってもまた変わってくるという、なんともややこしい事実が発覚しました…!
今回は
- おしることぜんざいの違いは?
- おしることぜんざいは関西と関東では定義が違う?
- おしることぜんざいの他の地域による違いは?
3つについてまとめました。
おしることぜんざいの違いは?
おしることぜんざいは、基本的には
甘いあんことお餅を合わせたもの
です。
多分多くの人が想像するおしることぜんざいのイメージであっていると思います。
「おしることぜんざいに違いはないの?」と思うかもしれません。
正確には違いはあります。
おしることぜんざいは別の食べ物です。
ただ、関西と関東で意味が全く変わってくるおしることぜんざい。
次の項目で、関西でのおしることぜんざいの違い・関東でのおしることぜんざいの違いを詳しく紹介します!
おしることぜんざいは関西と関東では定義が違う?
おしることぜんざいは、関西と関東で定義が全く違うんです。
だから、関西の人が東京に行ってぜんざいを頼むとちょっとややこしいことになってしまう…。
違いを知っておけば、注文の際に困ることもありません◎
関西と関東でのおしることぜんざいの定義はこちら↓
関西のおしることぜんざい
関西のおしることぜんざいの違いは、『小豆がこしあんかつぶあんか』だけです。
ちなみに関西ではお餅は全て丸餅を使うんだとか。
大阪難波にある「夫婦善哉」の看板メニューは、その名の通り粒あんのぜんざい。
関西では、こしあんが好きな人はおしるこを、粒あんが好きな人はぜんざいを注文するといいですね◎
関東のおしることぜんざい
関東でのおしることぜんざいの違いは、『汁気があるかないか』。
関東では汁気のあるものにお餅をいれたものは全ておしるこになります。
その中でも
こしあんを使っているもの:御膳汁粉 (ごぜんしるこ)
粒あんを使っているもの:田舎汁粉 (いなかしるこ)・小倉汁粉(おぐらしるこ)
と区別されています。
ちなみに、関東のお餅は全て角餅です。
そして、関西に住んでいる私はあまり見慣れないのですが、汁気のないお餅にあんこをのせたものを、関東ではぜんざいと呼んでいます。
何も知らずに、関西の人が関東でぜんざいを頼んだらびっくりするかもしれませんね。
関東のぜんざいは、関西でも『亀山』や『金時』として食べることができますよ!
思ったより粒あんたっぷりでおいしそうです^^
おしることぜんざいの他の地域による違いは?
おしることぜんざいの違いは、何も関西と関東だけじゃないんです。
他の地域のおしることぜんざいをまとめました。
九州のおしることぜんざい
九州でも、『こしあんのものをおしるこ・粒あんのものをぜんざい』というのは関西と同じです。
しかし、九州の中でも一部の地域では
お餅が入っているもの:おしるこ
白玉団子が入っているもの:ぜんざい
と区別しているそう。
お餅はもち米から、白玉団子は白玉粉から作る全く別物ですが、なぜそうやって分けるのかはよく分かっていないんだとか><
沖縄のおしることぜんざい
沖縄のぜんざいといえば、甘く煮た金時豆の上にかき氷と白玉がのったもの。
お店ごとに少しずつ中身は違うようですが、金時豆を使っていること・氷がのっていることが沖縄ぜんざいの特徴です。
私も沖縄に行ったときに初めて食べましたが、沖縄の暑い気候にはかき氷スタイルのぜんざいがぴったり!
大粒の金時豆もおいしくてはまってしまいました^^
沖縄には、関西や関東でいうところのおしるこもあって、そちらは『ホットぜんざい』という名前で親しまれています。
おしることぜんざいは違う!地域による違いも調査まとめ
- おしるこは甘いあんこの汁にお餅が入れたもので、ぜんざいは地域によって定義が変わる
- 関西のおしるこはこしあんの甘い汁にお餅を入れたもの、ぜんざいは粒あんの甘い汁にお餅を入れたもの
- 関東のおしるこはあんこの甘い汁にお餅を入れたもの、ぜんざいは汁気のない餅にあんこをかけたもの
地域によって、おしることぜんざいの定義は全く違います。
何も知らないで注文したら「思ってたのと違った!」ということがあるかもしれません。
私は粒あんが好きなので、関東で言うぜんざい、関西で言う亀山を食べてみたいなと思いました^^