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お正月の風物詩のひとつ、お年玉。
子どものころはひたすら楽しみだったお年玉も、大人になってあげる側になるといろいろ悩むことも出てきます^^;
お正月に親戚一同揃ったときに渡すのがお年玉の定番ですが、忙しくてなかなか集まれないことも多いですよね。
「もう三が日も過ぎちゃったけど、お年玉っていつまで渡していいの?」なんてことも。
お年玉はいつ渡すのが正解なのか気になりますよね。
そこで今回は、
- お年玉はいつ渡すのがいい?
- お年玉を本人以外に渡すときの注意点
- お年玉のマナー
お年玉はいつ渡すのがいい?
お年玉はもともと鏡餅のお下がりでした。
餅は福の象徴。
福を子どもたちに分け与えることで、新しい年を健康に過ごせるようにという願掛けがされていたのがお年玉なんです。
なので、基本的には『お正月期間中』にお年玉を渡すのがよしとされています。
「今年1年元気に過ごしてね」という願いを込めて渡すものですからね。
「この日までがお正月期間」というのを松の内と呼ぶのですが、松の内の期間は地域によって変わります。
関東地方:1月7日まで
関西地方:1月15日まで
最近では、関西でも1月7日までを松の内とするところも増えてきています。
住んでいる家の風習にもよるので、もし不安なら家族に聞いてみるといいですね◎
ただ、中には1月いっぱいはお年玉を渡すという人もいるようです。
子どもからするとお年玉はいつ貰っても嬉しいのが本音ですよね(笑)
松の内を過ぎてから渡す場合は、お年玉じゃなくてお小遣いとして渡すというのも一つの手ではないでしょうか。
お年玉を本人以外に渡すときの注意点
お年玉を渡そうと思っても、いろいろ都合が合って直接会えない場合もありますよね。
そんなときはお年玉を本人以外に渡すという人も多いと思います。
お年玉は直接顔を見て渡すのが一番ではありますが、誰か別の人に渡したからといってマナー違反にはならないので安心してください^^
お年玉を本人以外に渡すときの注意点としては、『お年玉袋(ポチ袋)には宛名と差出人の名前を忘れずに書く』ということ。
渡す人から受け取る人へ、直接お年玉のやり取りができれば間違いも起きませんが、例えば子どもの数が多いとき。
代わりに受け取った方も「これは誰の分のお年玉だっけ?」と分からなくなることがあるんです。
実際に、私は兄弟が多かったので、代わりにお年玉を受け取った親も「どのお年玉が誰の分か分からない…」ということはよくありました^^;
なので、お年玉袋には「渡す相手の名前・自分の名前」を両方書くのを忘れないようにしましょう。
一緒に一言メッセージがあれば、直接渡せなくても気持ちが伝わるのでいいと思います^^
お年玉のマナー
お年玉のマナーで気を付けてほしいことは2つ。
- お年玉は現金のまま渡さないこと
- 目上の人の子どもに渡す場合・喪中の場合は、言葉を変えること
お年玉は現金のまま渡さない
よっぽど気心のしれた相手ならいいかもしれませんが、基本的にお金を何にも包まないで渡すのはマナー違反とされています。
お年玉袋(ポチ袋)に入れて渡すのが基本ですが、急な来客でお年玉袋がない!という場合もあるでしょう。
そんなときは、白い紙やティッシュペーパーでいいのでお金を包んで渡すようにしてください。
「お年玉袋が用意できてなくてごめんね」と一言詫びる言葉を添えて渡せば問題ありません◎
目上の人の子どもに渡す場合・喪中の場合は言葉を変える
お年玉は一家の長から子どもだちに福を分け与えていたのが起源。
ですので、目上の人の子どもに現金としてお年玉を渡すのは失礼になる場合もあるんです。
また、喪中の場合も「お年玉」というやり取りは本来ふさわしくありません。
ではいったいどうしたらいいかというと、
目上の人の子どもに渡す場合:「お年賀」と書いた袋に現金以外のものを入れる
喪中の場合:シンプルなお年玉袋に「文具代」「学習代」「本代」などと書いてお金を入れる
状況に合わせて、「お年玉」の名目と中身を変えればOK!
現金以外のものだと図書券や商品券などでもいいですし、子どもが好きそうなおもちゃや本を買って渡してもいいですね。
お年玉袋ではないシンプルな封筒などは100円ショップにもたくさん売っていますよ^^
お年玉を渡すときの時期やマナーまとめ
- お年玉はいつ渡しても問題ないが、お年玉の意味を考えると松の内の期間内に渡すのがおすすめ
- お年玉を本人以外に渡すときは、誰から誰のお年玉か分かるようにお年玉袋に宛名と差出人の名前を書く
- お年玉を目上の人に渡すときは、「お年賀」としてお金以外のものを渡す
- 喪中の場合は、お年玉としてでなく「文具代」などと書いてお金を入れて渡す
お年玉は相手の1年の健康を願って渡すもの。
直接顔を見て渡すのが一番ですが、会えないときは代わりに渡してもらっても問題はありません。
お年玉袋に「頑張ってね」なんてメッセージが書いてあると嬉しかったのを覚えています^^
お年玉がコミュニケーションのひとつとして役立つといいですよね^^