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『オキシ漬け』という言葉がSNSでも流行しているとおり、今オキシクリーンが大人気!
いろんな洗剤を使い分けなくても、オキシクリーンだけで家の中のあらゆる汚れに対応できるというのが人気の理由のひとつです。
そんな万能なイメージのあるオキシクリーンですが、使えないものももちろんあります!
「オキシクリーンなら大丈夫でしょ」とよく確認せずにオキシクリーンを使ってしまうと、取り返しのつかないことになるかも…。
そうならないために、今回はオキシクリーンで使えないものやオキシクリーンを使うときの注意点をまとめました。
オキシクリーンで使えないもの
万能なイメージがあるオキシクリーンでも、使えないものがあります。
- 水洗いできないもの
- ウールやウール混紡・シルク素材のもの
- 革製品
- 畳
- ペルシャ絨毯
- 金属全般
- 宝石
- 大理石
水洗いできないもの
オキシクリーンは使ったあとに必ず水洗いする必要があります。
なので、水洗いできないもの・水洗いしてもいいけど物理的に洗えないものはオキシクリーンを使うことができません。
ウールやウール混紡・シルクのもの
ウールのセーターやマフラーなど、羊の毛を使った洋服はとてもデリケートな素材。
オキシクリーンを使うことで白くなるどころか黄ばみを発生させてしまいます。
シルク素材も同様で、生地が傷んでしまうのでオキシクリーンを使うのはやめましょう。
革製品
革もウールと同じくとてもデリケートな素材です。
オキシクリーンを使うことで革が傷んでしまい、表面が剥げたり傷が付いてボロボロになってしまうこともあります。
革製品のお手入れをしたいのであれば、専用のレザークリームなどを使うようにしましょう。
注意してほしいのは、スニーカー。
スニーカーは部分的に革が使われていることもあって、「汚れたスニーカーを真っ白にしたい!」とオキシクリーンに漬けてしまうと、スニーカーがボロボロになってしまいます。
特に子どものスニーカーは装飾が多いので、革が使われていないかよく確認してくださいね!
畳・木材
オキシクリーンは酸素系漂白剤のひとつで、アルカリ性の働きを持っています。
畳は主に井草からできており、自然素材。
ウールや革と同じくアルカリ性とは相性が良くないので、畳をオキシクリーンで掃除すると畳が変色したり傷んでしまいます。
また、木材もオキシクリーンは使わないほうがいいでしょう。
床掃除にオキシクリーンを活用している人も多いと思いますが、木材のフローリングはそもそも水分が大敵です。
木材のフローリングにアルカリ性のオキシクリーンを使うときは、固くしぼった雑巾などでオキシクリーンをしっかりと拭きとることが大事。
洗剤成分をフローリングに残したままにしないようにしてください。
「畳にオキシクリーンを使ってもなんともなかった」という声もありますが、念のために使わないほうがいいでしょう。
もし使うのであれば、短時間で済ませること。
長時間オキシクリーンがついたままにすると変色する可能性が高くなります。
ペルシャ絨毯
高級絨毯の代名詞とも言えるペルシャ絨毯ですが、素材がウールであることがほとんどです。
上記でも触れましたが、ウール素材にはオキシクリーンは使えません。
手織りのペルシャ絨毯は、風合いを守るためにも専門店でクリーニングしてもらうことをおすすめします。
金属全般
オキシクリーンは酸素系漂白剤。
金属全般に酸素系漂白剤を使うと金属をサビさせてしまう原因になります。
「サビ落としにオキシクリーンが使える!」という声もありますが、さびは落とせたとしても結局金属を傷めているので、結果余計にサビがひどくなってしまいます。
金属全般にオキシクリーンを使うのはおすすめできません。
宝石
使っているうちに黒ずんできたり汚れてくる宝石。
オキシクリーンできれいにできたらいいですが、宝石の石の中にはそもそも水洗いできないものがありますし、水洗いできたとしてもオキシクリーンを使うと変色してしまうこともあります。
アクセサリーの中でオキシクリーンが使えるのは、シルバーアクセサリーのみ。
その場合も金属部分がないか宝石がついていないか、使用前によく確認してくださいね。
大理石
大理石にオキシクリーンを使うと、大理石が溶解する恐れがあります。
大理石の中でも人工大理石であれば実際にオキシクリーンを使っても大丈夫なようですが、初めて使う場合は目立たないところで問題ないかテストをするのをおすすめします。
オキシクリーンを使う時の注意点
オキシクリーンを使う時の注意点は全部で3つ。
- オキシクリーンはお湯に溶かして使うこと
- 色柄ものの服に使う時は、必ず目立たないところで試すこと
- 漬けおきする時間は守ること
オキシクリーンはお湯に溶かして使う
オキシクリーンは酸素系漂白剤です。
酸素系漂白剤は冷たい水に溶けにくく、効果を発揮しません。
オキシクリーンでない酸素系漂白剤を水で使ったことがあるのですが、汚れ落ちがイマイチだったことがあります。
オキシクリーンは40~60℃ほどのお湯に溶かして使うようにしましょう。
色柄ものの服に使う時は、必ず目立たないところで試す
オキシクリーンは色柄ものの洋服にも使うことができますが、服の素材によっては使えないこともあります。
初めてオキシクリーンを使う服は表示を確認するだけでなく、変化がないか事前に目立たないところで試すようにしてください。
せっかくのお気に入りの服が変色したり脱色してしまうとショックですもんね><
漬けおきする時間は守る
オキシクリーンに漬けおきするとき、漬けておく時間は守るようにしましょう。
漬け込む時間が長ければ長いほど汚れが落ちそうではありますが、これはNG。
規定時間以上の漬け込みは汚れを落とすところか、漬け込むものにダメージを与えてしまうんですね。
服やタオルなど、オキシクリーンで漬けこむ時間は、オキシクリーン公式HPを参考にしてください。
オキシクリーンで使えないものまとめ
- オキシクリーンで使えないものは、水洗いできないもの・ウールやシルク素材のもの・革製品・畳や木材・ペルシャ絨毯・金属全般・宝石・大理石
オキシクリーンは便利な洗剤ですが、万能ではありません。
「実は使えないの?」というものが多いので、オキシクリーンを初めて使うときは使えるかどうかしっかり確認してくださいね。