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パスタを茹でるときに出る大量の茹で汁。
そのまま捨ててしまうのはもったいないので、パスタソースやスープに活用するのがおすすめです^^
ただ、そうなると気になるのはパスタの茹で汁は体に悪いのか?ということ。
そうめんやうどんなど、乾麺は塩分が高く茹で汁は飲まないほうがいいとされていますが、パスタも同じなんじゃないの?と思いますよね。
でも大丈夫!
パスタの麺自体に塩分は含まれませんし、塩を入れて茹でたとしてもそこまで気にする必要はありません。
今回は、パスタの茹で汁は体に悪いと言われる理由について、またパスタの茹で汁をそのまま活用する方法をまとめました。
パスタの茹で汁は体に悪いの?
パスタの茹で汁が体に悪いなんてことはありません。
「体にいいから食べたほうがいい」こともないですが、パスタの茹で汁を食べたからと言って悪い影響はないので安心してくださいね◎
パスタの茹で汁が体に悪いなんて言われているのは、「そうめんの茹で汁が体に悪い」と言われていることが関係しています。
そうめんの茹で汁には大量の塩分が含まれているので、そのまま食べると塩分過多の注意があるんです。
これは、そうめんやうどんのような小麦粉で作る麺は、小麦粉のグルテンを引き出しコシを出すために塩が必要だから。
加えて、乾麺であるそうめんは麺が急激に乾きすぎないよう塩が必須であり、麺の中でも茹で汁は食べないほうがいいとされています。
ですが、パスタの麺には塩分は含まれていません。
パスタを茹でるときにお湯の中に塩を入れますが、1Lのお湯に対し10gの塩を入れたとしても塩分濃度は1%足らず。
そうめんの麺自体の塩分は100gあたり5.7g(参考:揖保乃糸)であることを考えると、パスタの茹で汁の塩分はそこまで気にする必要はないと思います。
もちろん、塩分を控えたいというのであればパスタの茹で汁は使わないほうがいいでしょう。
ただ、パスタの茹で汁は、原材料である小麦粉のデンプン質やたんぱく質が溶け出したもの。
パスタのソースにとろみをつけたり、油分と水分を一体化させる(乳化させる)ために活躍してくれます。
必要に応じて、上手にパスタの茹で汁を活用していけたらいいですね◎
パスタの茹で汁をそのまま使って活用する方法
ここからは、パスタの茹で汁をそのまま活用する方法を3つ紹介します!
- パスタのソースに使う
- 野菜を茹でるのに使う
- スープのベースに使う
パスタのソースに使う
パスタの茹で汁に含まれるデンプン質やたんぱく質は、パスタソースに適度なとろみをつけて麺とのなじみを良くします。
また、本来であれば交わらない油分と水分をつなげるためにもパスタの茹で汁は欠かせません。
オイルベースのパスタはそのままだと油っぽくなってしまうのですが、茹で汁を加えて乳化させることで口当たりのいいソースに変わります。
ペペロンチーノなどシンプルなパスタこそ、乳化が大切。
パスタを作るときは茹で汁は捨てずにとっておいてくださいね◎
野菜を茹でるのに使う
パスタを茹でるときって大量のお湯を沸かしますよね。
そのまま捨ててしまうのはもったいないので、お湯が沸いているうちに野菜を茹でてしまいましょう。
イタリアでもよく使われている活用方法であり、資源を無駄にすることがありません。
パスタを茹でるときに塩を入れている場合、野菜にもほんのり塩味がつくので、何もつけずに食べてもおいしいですよ◎
茹でた野菜を使って調理する場合は、下味の塩分を考慮していつもよりも薄めの味付けにしてくださいね。
スープのベースに使う
パスタの茹で汁はそのままスープを作るときに使えます。
塩味がついているので味付けは最低限で十分。
コンソメを足して、好きな野菜を入れてさっと煮込めば、あっという間にスープの完成です。
パスタを作ったとき、あと一品欲しいけど一から作る気力はない…なんてときにおすすめです^^
まとめ:パスタの茹で汁は体に悪いことはない
パスタの茹で汁は体に悪いなんてことはありません。
塩分を控えているなら使わないほうがいいのは当然ですが、そうでないなら少しくらい食べたからといって悪影響はないので安心してくださいね。
パスタの茹で汁はパスタソースを乳化させるためには欠かせないもの。
大さじ1杯の茹で汁でも劇的にパスタソースが変わるので、捨てないで活用してみてくださいね。