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軽くて持ち運びが簡単で、いざとなったらすぐに捨てられるペットボトル。
水筒代わりにペットボトルを再利用する人も少なくありません。
出先で新しいペットボトルを買うよりも、自宅にある空のペットボトルにお茶を入れていけば節約にもなります。
ただし、一般的にペットボトルの再利用は危険と言われています。
清潔に毎回洗浄するならペットボトルは再利用もできますが、その場合何回までOKなのか知りたいですよね。
そこで今回は、ペットボトルの再利用は何回まで可能か、ペットボトルの再利用が危険とされる理由についてまとめました。
ペットボトルの再利用は何回まで?
ペットボトルの再利用は何回まで可能かということは、個人の考えによって変わります。
極端に言えばペットボトルを衛生的に扱えるのであれば何回でも問題ありません。
しかし、現実問題ペットボトルを衛生的に清潔に使うことは難しいもの。
ですので、個人的にはペットボトルを再利用するとしたら多くても3回が限界かなと思います。
「ペットボトルを清潔にする手間より新しいペットボトルを買ったほうが早い」と思うのが理由です。
ペットボトルは「その場で飲み切る」ことを前提に作られていて、優先されるのは飲みやすさや持ち運びのしやすさ。
何度も繰り返し使う水筒のように洗いやすさは考えられていません。
飲み口が細く、デコボコが多いペットボトルはどうしてもきれいに洗いにくく、またしっかり乾燥させるのも難しいです。
ペットボトルの再利用が危険と言われるのは、このペットボトルの形状に理由があります。
次の項目で詳しく見ていきましょう。
ペットボトルの再利用は危険と言われる理由
ペットボトルの再利用は危険と言われるのは、ペットボトルが細菌の住処となりやすいためです。
ペットボトル飲料は直接口をつけて飲む人がほとんどでしょう。
一度でも口をつけたペットボトルは多くの細菌が飲み口に付着し、またペットボトル内部にも侵入します。
「ペットボトルをきちんと洗えば大丈夫でしょ?」と思うかもしれませんが、ペットボトルはきちんと洗うことが難しいんです。
その場限りの使用を想定して作られたペットボトルは、飲みやすさや持ち運びやすさを優先して作られています。
飲み口も細くデコボコも多いペットボトルを隅々まできれいに洗うのは大変。
また、菌の繁殖を抑えるためにはきちんと乾燥させることが大切なのですが、ペットボトルって飲み口が細いからなかなか中まで乾かないんですよね…。
以上のことから、ペットボトルは繁殖した細菌が残りやすいものであることが分かります。
そのままペットボトルを再利用することは細菌を口にするのと同じこと。
体調を崩してしまうだけでなく、細菌の繁殖によってペットボトルが変形、しまいには破裂してしまうことだってあるんです。
節約のやめにペットボトルを再利用しているのに、病院に行くはめになったら意味がないですよね><
ペットボトルを再利用するのはメリットよりもリスクの方が高いのでおすすめできません。
ペットボトルを再利用する時の洗い方
ペットボトルは細菌の住処となりやすいので、再利用はおすすめしません。
ただ、使用後にしっかりと洗ってきちんと乾燥させることができるのであれば、水筒と同じなので再利用も可能です。
ペットボトルを洗うときは基本的に普段の食器用洗剤で構いません。
ただ、普通のスポンジだとなかなかペットボトルの奥まで洗えないので、そんなときは専用のスポンジを使うといいでしょう。
ペットボトルの細い飲み口にも入るサイズで、自分の手で隅々まで洗えますよ◎
直接手で触ってカバンやいろんな場所に触れているペットボトルは、外側にも目に見えない汚れや細菌が付着しています。
飲み口や内部だけでなくペットボトルの外側もしっかりと洗いましょう。
洗ったあとも大事なのは、ペットボトルをしっかりと乾燥させること。
どんなにきれいに洗っても水気が残っていると細菌が繁殖してしまいます。
早く乾燥させるための便利グッズも!
注意してほしいのは、ペットボトルの洗浄や乾燥に食洗機や食器乾燥機は使わないということ。
コールド用のペットボトルだけでなくホット用のペットボトルも、食洗機や食器乾燥機の熱に耐えられるように作られていません。
ペットボトルが破裂したり食洗機や食器乾燥機の故障に繋がるので絶対にやめてくださいね。
ペットボトルの再利用は何回まで?まとめ
- ペットボトルの再利用は菌が住処となるのでおすすめできない
- どうしてもペットボトルを再利用するのであれば、きちんと洗浄してしっかり乾かすことが大切
ペットボトルの再利用は何回まで可能かということは、人それぞれの考えによって変わります。
必ず全ての菌を殺菌できるわけではないので、再利用の際は自己責任でお願いします。
ペットボトルを清潔に保てるのであれば何回でも再利用はできますが、ペットボトルをきれいに洗って乾かすのは思ったより大変です。
手間を考えると、使ったペットボトルはリサイクルに出して新しいものを買ったほうがいいかもしれませんね。