生チョコタルトが固まらない理由は?再利用でリメイクや対処法を紹介!

生チョコタルトが固まらない理由は?対処法やリメイク法も

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生チョコの濃厚なおいしさを存分に楽しめる生チョコタルト。

オーブンなしで作ることができるとあって、お菓子作り初心者の人にも人気のお菓子です。

しかし生チョコタルトでよく聞く失敗が「固まらない」ということ。

生チョコタルトは生チョコの部分が多いだけに、固まらないと焦ってしまいますよね。

そこで今回は

  • 生チョコタルトが固まらない理由
  • 生チョコタルトが固まらない時の対処法
  • 生チョコタルトが固まらなかった時の再利用リメイク方法

3つについてまとめました。

生チョコタルトが固まらない理由

生チョコタルト

生チョコタルトが固まらない理由で考えられることは3つ。

  • 冷やし時間が足りないため
  • 乳脂肪分の低い生クリームや、植物性のホイップを使っているため
  • 製菓用チョコレートを使っていないため

それぞれ詳しく見ていきましょう。

冷やし時間が足りないため

生チョコタルトを冷やす時間が足りない

「固まらない…」という場合は、単純に冷やす時間が足りていないことが多いです。

生チョコタルトは生チョコの面積が大きいため、普通の生チョコよりも固まるまでに時間がかかるんですね。

通常生チョコならば3時間程度で固まってきますが、生チョコタルトの場合は半日(6時間)ほどかけて冷やすようにしてください。

早く食べたい気持ちをぐっと抑えて、おいしい生チョコタルトのためにしばらく待ちましょう!

乳脂肪分の低い生クリームや、植物性のホイップを使っているため

生クリーム

生クリームは脂肪分が多いほど濃厚な味わいに。

乳脂肪分の低い生クリームは値段は安い分、脂肪分が少なくて水分が多く含まれています。

植物性ホイップも同じく、乳脂肪分の量<水分量となってしまうため生チョコの生地が緩くなって固まらなくなってしまうんですね。

生チョコタルトを作る場合は、乳脂肪分40%以上の生クリームを使うようにしてください。

製菓用チョコレートを使っていないため

製菓用チョコレート

生チョコタルトを作るときに生クリームを使いますが、チョコレートと生クリームの割合は2:1が原則です。

この割合が崩れると生チョコタルトは固まりにくくなります。

チョコレートと生チョコの割合があっているのに生チョコタルトが固まらない場合、使用したチョコレートが良くないのかもしれません。

生チョコタルトは、チョコレートに含まれているカカオバターという成分が冷えて固まることで生チョコを固めます。

製菓用のチョコレートは、不純物がなくカカオバターの含有量も多いので問題はありません。

しかしスーパーで売っているそのまま食べるような板チョコなどは、製菓用チョコレートに比べてカカオバターの含有量が少なく植物性油脂などが入っています。

ですので、生チョコタルトに使用すると固まらないということが起きてしまうんですね。

材料欄に「製菓用チョコレート」と記載があるレシピの場合、板チョコに置き換えて作るのはやめておきましょう。

関連記事:クーベルチュールチョコはそのまま食べるとおいしい?市販のチョコとの差を調査

市販の板チョコを生チョコタルトに使用する場合はレシピに注意

市販の板チョコなど、製菓用ではないチョコレートを生チョコタルトに使用する場合はレシピをよく見てください。

板チョコでも生チョコタルトは作ることができますが、その場合生チョコ部分が固まるようにチョコレートと生クリームの割合が変更されているなど、レシピが工夫されています。

「板チョコ使用」「市販のチョコで作る」といったレシピを選んで作ってみてくださいね!

明治や森永など板チョコを販売しているメーカーのサイトには、生チョコタルトのレシピも掲載されています。

メーカーの板チョコを使用したレシピなので、お菓子作り初心者さんはメーカーのレシピから始めてみると失敗がなくていいかもしれません。

子供と一緒に簡単に作ることができるので、私もよくお世話になっています^^

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生チョコタルトが固まらない時の対処法

生チョコタルト

生チョコタルトが固まらない時は、チョコレートのカカオ分を増やすと固まるようになります。

  1. タルト台に流し込んだ生チョコを、一度ボウルに戻す
  2. 生チョコの入ったボウルを湯煎にかけて50℃くらいに温めてよく混ぜる
  3. 10gずつ刻んだチョコレートをボウルに足して、その都度よく混ぜる
  4. もう一度タルト台に流し込む

タルトに流し込んだ生チョコをボウルに戻すのは、少し大変かもしれません。

多少見た目が汚れてしまっても、後からまた生チョコ生地を流し込むので気にしなくても大丈夫◎

チョコレートは一気に加えてしまうと生クリームとのバランスが崩れてしまうので、入れすぎないように注意。

最初に作ったときのチョコレートと生クリームの量を覚えておくようにしましょう。

割合が2:1になるように、少しずつ加えてくださいね!

生チョコタルトが固まらなかった時の再利用リメイク方法

ベイクドチョコタルト

生チョコタルトが固まらないときは、ベイクドチョコタルトにリメイクすることができます!

  1. 生チョコタルトの固まっていない生チョコ部分をボウルに入れる
  2. 生チョコを湯煎にかけてよく混ぜる
  3. 別のボウルに卵をよく溶いて、生チョコを2~3回に分けていれてその都度よく混ぜる
  4. タルト生地に戻しいれて、180℃に余熱したオーブンで10分~12分焼く

生チョコの濃厚さはそのままに、焼くことで固まらない心配もありません。

簡単なのでぜひ試してみてください◎

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生チョコタルトが固まらない理由まとめ

生チョコタルトが固まらない理由と対処法についてまとめました。

  • 生チョコタルトが固まらない理由は、冷やし時間が足りない・乳脂肪分の低い生クリームを使っている・製菓用のチョコレートを使っていないことが考えられる
  • 生チョコタルトが固まらないときは、チョコレートを追加して不足しているカカオ分を補うことで固めることができる
  • 生チョコタルトが固まらないときはベイクドチョコタルトにリメイクするのがおすすめ

生チョコタルトが固まらないとどうしても焦ってしまいますが、きちんと原因を知ることができれば次から失敗することもありません。

もし固まらない時も、タルト生地をそのまま使えるベイクドチョコタルトにリメイクすることができます◎

中にナッツやラズベリーなど入れてもおいしいです。

失敗したと思わず、いろいろアレンジして作ってみてくださいね♪


関連記事:チョコペンが固まらない理由!ソフトタイプを固める方法はある?

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