冷凍したかぼちゃが臭い?匂いの原因と保存方法を紹介

冷凍したかぼちゃ臭いのはなんで?

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野菜の中でも実は傷みやすいかぼちゃ。

食べきれない場合はすぐに冷凍するのがおすすめですが、いざ使おうとすると冷凍したかぼちゃが臭いことがあります。

いくら長期保存できたとしても、においが気になるとおいしく食べられないですよね。

そこで今回は、冷凍したかぼちゃが臭い原因を調査!

かぼちゃをおいしく冷凍保存するためのポイントもまとめたので、ぜひチェックしてください。

冷凍したかぼちゃが臭い原因

冷凍カボチャ

冷凍したかぼちゃが臭いときに考えられる原因は2つ。

  • 冷凍庫内のにおいが移ったため
  • かぼちゃの下処理ができていなかったため

冷凍したかぼちゃが臭い原因①冷凍庫内のにおいが移ったため

冷凍したかぼちゃが臭い原因としてよくあるのが、冷凍庫内のにおいが移ったということ。

これは、かぼちゃをきちんと密閉できていなかったり、長期間冷凍庫に入れっぱなしにしているときに起こります。


かぼちゃをいつまでも冷凍庫に入れていると、徐々にかぼちゃの水分が蒸発して乾燥していきます。

すると、今まで水分があった箇所に冷凍庫内の空気が入り込みかぼちゃを酸化させてしまうんですね。

酸化したかぼちゃは食感が悪くなるだけでなく、冷凍庫内の嫌なにおいがつき口に入れたときに臭さを感じるようになります。


冷凍焼けはできるだけ空気に触れさせないことで防げますが、家庭用の保存方法では限界があるもの。

いくらきちんと密閉したとしても、長期間冷凍庫に入れっぱなしだとどうしても冷凍焼けが起こってしまいます。

冷凍したかぼちゃが臭い原因②かぼちゃの下処理ができていなかったため

冷凍したかぼちゃが臭い原因のふたつめは、かぼちゃの下処理が適切でないということ。

かぼちゃは生のままでも冷凍できますが、その際に種やワタをしっかりと取り除きましたか?

かぼちゃの種とワタは水分を多く含んでいて、かぼちゃの中でも特に傷みやすい部分。

下処理でしっかりと取り除いておかないと、冷凍したときに種とワタから傷んできて嫌な臭いを発生させてしまいます。

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かぼちゃの冷凍方法

冷凍カボチャ

かぼちゃの冷凍方法は【生のまま冷凍・加熱してから冷凍】の2種類あります。

それぞれのメリット・デメリットをまとめたので、その時に使い勝手の良い方法でかぼちゃを冷凍しましょう。

かぼちゃを生のまま冷凍する方法(約2週間保存可能)

①かぼちゃは種とワタを取って、全体の水分を拭き取る

②食べやすい大きさにカットする

③1回分ごとに小分けにしてラップで包む

④ジッパー付きバッグに重ならないように入れて、口をしっかり閉じて冷凍庫で保存する

かぼちゃを生のまま冷凍する場合のメリット・デメリットはこちら。

メリット手間がかからない
デメリット加熱してから冷凍したものに比べて風味や食感が劣る

なんといっても、一番のメリットは手間がかからないということですよね。

煮物用なら角切り、ソテー用ならくし形にカットしたものをそのまま冷凍するだけ。

味付けも何もしていないので、好きな料理に使えます。


ただ、どうしても加熱してから冷凍したものに比べて風味や食感は劣ってしまうのがデメリット。

少しでも風味や食感の劣化が起こらないよう、解凍はせずに凍ったまま調理に使うのがポイントです。

かぼちゃを加熱してから冷凍する方法(約2週間保存可能)

①かぼちゃは皮をむき一口大にカットする

②耐熱皿にのせてふわっとラップをかけ、電子レンジ600Wで2分加熱(様子を見て加熱時間を調整)

③やわらかくなったらマッシャーなどでペースト状になるまでつぶす

④小分けにしてからラップで包む

ジッパー付きバッグに重ならないように入れて、口をしっかり閉じて冷凍庫で保存する

かぼちゃを加熱してから冷凍する場合のメリット・デメリットはこちら。

メリット生のまま冷凍したものに比べて風味や食感が変わりにくい
デメリット手間がかかる

かぼちゃを加熱してから冷凍するのは手間がかかりますが、その分風味や食感の劣化が少ないのがメリット。

ペースト状にしたものは凍ったまま牛乳と一緒に煮込めば、あっという間にかぼちゃスープが完成します(コンソメや塩コショウで味を付けてくださいね)。

電子レンジで解凍して砂糖やバターと合わせれば、スイートポテトのかぼちゃバージョンも!

離乳食としてかぼちゃを使う場合も、加熱してから冷凍するのがおすすめです^^

かぼちゃを冷凍するときに匂わせないポイント

冷凍カボチャ

かぼちゃは生のままでも加熱してからでも冷凍できますが、どの方法でも大切なのは2つ。

  • 余計な水分は取っておくこと
  • ラップをしたのちジッパー付きバッグに入れて空気に触れないようにすること

特に、かぼちゃを生のまま冷凍するときはしっかりと種とワタは取り除きましょう。

種やワタがあった部分や皮の部分を乾いたキッチンペーパーで拭いておくと、より臭いを絶つことができますよ。

また、冷凍庫に入れるときはラップ→ジッパー付きバッグの2重で保存。

できるだけ空気に触れないようにすることで、かぼちゃのおいしさを守ることができますよ◎

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臭いかぼちゃは食べられる?

冷凍したかぼちゃが臭いと「これって食べていいのかな?」と思いますよね。

冷凍したかぼちゃをよく見て、傷んでいる形跡がなければ食べても問題はありません。

ただ、一度冷凍焼けした食材の嫌な臭いを完全に取るのは難しいもの。

ですので、カレー粉といったスパイスや、ニンニク・生姜といった香味野菜と合わせて調理することで臭いを気にならなくするのがおすすめです。


ただし、臭いだけでなくカビが生えたりぬめりが出ているかぼちゃは要注意!

傷んでいるため口にすると食中毒を起こす恐れもあり危険です。

臭いだけでなく見た目に異変があるかぼちゃは食べないで処分しましょう。

まとめ:冷凍したかぼちゃが臭い原因は冷凍焼けと下処理不足

冷凍したかぼちゃが臭い原因をまとめました。

かぼちゃはもともと傷みやすい食材なので、種やワタのような水分が多いものをつけたまま冷凍するとそこから傷んできます。

また、長期間冷凍庫に入れっぱなしだと冷凍焼けを起こすので注意してくださいね。

冷凍したかぼちゃは見た目に異変がなければ臭くても食べることができます。

スパイスや香味野菜など香りの強いもので調理すれば嫌な臭いが気にならなくなりますよ^^

関連記事:かぼちゃのぬめりは食べられる?大丈夫なぬるぬるの見分け方!

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