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最近のレトルトカレーは種類も豊富で、新商品やおいしそうなものがあるとついまとめ買いしてしまいます。
ただ、たまにやっちゃうのが買ってきたものをそのまま車内に忘れること。
次に車に乗るときまでレトルトカレーを車内放置したことが何度かあります^^;
そうなると、気になるのはレトルトカレーを車内放置したら腐るのかということ。
特に夏場なんかはいくらレトルトでも食べていいのか迷いますよね。
そこで今回は、レトルトカレーを車内放置すると腐るのか調べました。
気になる「レトルトカレーの常温」の定義についてもまとめたので、ぜひチェックしてください。
レトルトカレーを車内放置すると腐る?
結論から言うと、レトルトカレーを車内放置しても腐る可能性は非常に低いです。
レトルトカレーを開封していないのであれば食べても問題はないといえるでしょう。
売り場に並んでいる様子からも分かるように、レトルトカレーは常温保存が可能な商品。
「レトルトパウチ食品(容器包装詰加圧加熱殺菌食品)」とパッケージに記載のある商品は、120℃4分以上又は同等の加熱加圧殺菌が義務付けられています。
しっかりと加熱済みであること・密封してあることから、菌が繁殖したり光による酸化が起こらないようになっています(参考:ハウス食品)。
ですので、開封していない限り、レトルトカレーは車内放置しても腐ることはないんですね。
実際に、私も車内放置したレトルトカレーは何度も食べたことがありますが、問題なく食べることができました◎
ただ、車内放置したときに気になるのは、「夏場のような気温が高くなる時期でも大丈夫なの?」ということではないでしょうか?
夏場の締め切った車内の温度は、ダッシュボード付近だと70℃近く温度が上昇すると言われています。
さすがにレトルトカレーにも影響がありそうな気がしますが、基本的には夏場でも問題なく食べられます。
実際に、ネット上では車のダッシュボードに放置したレトルトカレーを食べている人も。
レトルトカレーのパウチはそのほとんどが外気の影響を受けないようになっているため、例え夏場の車内であっても中身に影響が出ることはありません。
しかしながら、問題なく食べられるとしても、50℃以上の高温の環境に長時間レトルトカレーを置くと風味が変化する恐れはあります。
レトルトカレー本来のおいしさが損なわれる可能性があるので、レトルトカレーの保存で直射日光があたる場所は避けた方が良さそうですね。
レトルトカレーの常温とは何度まで?
レトルトカレーのパッケージを見てみると「直射日光を避けて常温で保存してください」と記載があります。
よく目にする「常温」ですが、いったい何度のことを指しているのか気になりますよね。
調べてみると、食品に対する常温とは【外気温を超えない温度】を差すことが分かりました。
外気温が低い冬場と外気温が高くなる夏場では常温の温度も変わります。
例えば、冬場なら外気温が20℃なら常温は20℃以下、夏場で外気温が30℃を超えるなら常温は30℃以下ということ。
【外気温を超えない温度】を基準に、各食品メーカーは商品設計を行っているんですね。
例えば、グリコの場合は15~30℃で保存されることを想定して商品を作っています(参考:グリコ)。
30℃を超えた場所に置いていたからといってすぐにレトルトカレーが食べられなくなるわけではありません。
ですが、常温を超えた温度だと中身が温められて風味が変わる恐れがあるため、やはり常温であっても暑すぎる場所にレトルトカレーを置くのは避けましょう。
レトルトカレーを常温で食べられる商品
レトルトカレーは製造工程でしっかり加熱殺菌されているため、基本的には温めなくても常温のまま食べられます。
しかしながら、常温で食べられておいしいかはまた別の話。
動物油脂が入っているカレーは、冷めた状態だと油脂分が固まり舌触りが悪かったり、味ムラができておいしく食べることができないんです。
レトルトカレーを常温で食べるのであれば「温めなくてもおいしい」ものを選びましょう。
おすすめはこちら↓
植物油脂や野菜と果物のペーストを生かして作ったカレーなので、さらっとした口どけで温めなくても違和感なく食べられます^^
日常的に食べてもいいですが、電気やガスが使えない非常時用としてもぴったり。
キーマカレーもあるので、好みによって揃えておくと非常時も食事を楽しめますね。
まとめ:レトルトカレーを車内放置すると腐ることはないが直射日光は避けた方がいい
レトルトカレーを車内放置すると腐るかどうかまとめました。
レトルトカレーはしっかりと加熱殺菌し密封してあるので、車内放置したからといって腐ることはありません。
夏場の暑い時期も未開封であれば問題なく食べられます。
ただ、直射日光があたる場所に長時間置いておくと、中身が劣化する恐れがあります。
問題なく食べられてもおいしさは半減することがあるので、直射日光を避けて保存するようにしましょう。
直射日光のあたる場所に長時間置いたレトルトカレーを食べるときは、色や香りに異変がないかよく確認してくださいね。