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炊き立てのご飯はどんなおかずにも負けないぐらいのごちそう。
本当においしいご飯だと、おかずがなくてもご飯だけでどんどん食べられちゃうんですよね^^
ついつい食べ過ぎてしまうこともしばしば…。
おいしいご飯の炊き方は、炊飯器の使い方がポイント。
高級なお米じゃなくても高級な炊飯器じゃなくても、土鍋で炊かなくても家で食べることができますよ^^
そこで今回は、おいしいご飯の炊き方をポイントごとにまとめました。
美味しいご飯の炊き方!炊飯器でのポイント:お米は研ぐんじゃなくて洗う
今の炊飯器は、機能が高く普通に炊くだけでもある程度おいしいご飯を炊くことは可能。
でも、ポイントを押さえればいつもの炊飯器でご飯をもっとおいしくすることができるんです◎
1つ目のポイントは「お米の洗い方」。
最近は精米機の精度が上がっていて、お米はきれいに精米してあるものがほとんど。
お米を研ぐというよりは、洗うように優しく扱いましょう。
お米の洗い方で気を付けるポイントは2つ。
- 最初にお米に加える水はすぐに捨てること
- 洗いすぎないこと
お米は研ぎ初めによく水を吸収します。
最初にたっぷりの水を加えてひと混ぜしたら、ぬか臭い水がお米に吸収されないように、すぐに水を捨ててください。
私が学生のときバイトしていた飲食店では、「お米は水が透明になるまで洗う」と教わりましたが、今のお米はきれいなのでそこまで洗う必要はありません。
4回ほど洗って水を捨てるを繰り返して、水が少し濁ってるくらいになれば洗米は終了です!
美味しいご飯の炊き方!炊飯器でのポイント:お米を浸水させる
お米を洗ったら、すぐに炊飯ボタンを押すんじゃなくてお米に水を吸わせる作業=浸水させましょう。
浸水時間は時期によって変わります↓
- 夏場など気温が高いとき:30分
- 冬場など気温が低いとき:1時間
お米にしっかり浸水させると、お米の中心部まで熱が通りやすくなります。
すると、お米の持つでんぷん質が糊化して、ふっくらやわらかいご飯になるというわけです◎
おいしいご飯のためには欠かせない浸水ですが、最近の炊飯器にはご飯を炊く過程の中に浸水が組み込まれていることが多いです(我が家の炊飯器もそうでした)。
この場合、炊く前に浸水させる必要はありません。
事前に取扱説明書で確認してみてくださいね!
美味しいご飯の炊き方!炊飯器でのポイント: 氷を入れて炊く
「炊飯器に氷??」とびっくりするかもしれません。
炊飯器に氷を入れる理由は、沸騰するまでの時間に秘密があるんです。
お米は、加熱して沸騰するまでの時間がゆっくりなほど甘みが増すと言われています。
炊飯器に氷を入れておけば内窯の温度が下がり、沸騰するまで時間がかかりますよね。
氷を入れるのは簡単かつ理にかなった方法なんです◎
氷の量は、お米1合に付き2個ほど。
炊飯器の内窯の目盛りに水を合わせる前に氷を入れてください。
目盛りに合わせてから氷を入れると、水分量が増えてベチャベチャのご飯になってしまいます><
私も、テレビで氷を入れる方法を知ってからはよくやっています。
水が冷たくなる冬場より、水道から出てくる水がぬるい夏場のほうが、ご飯の炊きあがりの差を感じることができるような気がします。
モチモチで甘みの増したご飯になりますよ^^
美味しいご飯の炊き方!炊飯器でのポイント: ほぐして余分な水分をとばす
ご飯が炊きあがったら、忘れてはいけないのがご飯をほぐすこと。
ご飯をほぐすことで、
- ご飯の余分な水分がとぶ
- ご飯粒の表面に保水膜ができて、ツヤが出る
- ご飯粒に弾力が出る
- 均一な炊きあがりになる
上記のような仕上がりになるので、忘れずにやりましょう!
炊きあがったご飯をほぐさないで置いておくと、内窯に触れている部分だけ固くなったりと均一な柔らかさになりません。
ご飯をほぐすときは、内窯の中を十字で切るように4か所にわけて、1か所ずつ底から返すようにしてください。
ご飯をつぶさないでほぐすことができます◎
関連記事:古米のパサパサを復活させる方法!簡単な救済の仕方を5つ紹介!
美味しいご飯の炊き方!炊飯器でのポイント: 保温中もおいしさをキープ
おいしく炊いたご飯をおいしいままキープするためには、保温中にもポイントがあります。
内窯に触れる部分は熱の影響を受けやすいです。
できるだけご飯が内窯に触れないように、真ん中のほうにこんもりとご飯を盛ってください。
基本的にご飯の保温は4時間まで。
ご飯は時間が経てば風味も落ちていきますので、食べきれない分は早めに冷凍保存しておくのをおすすめします!
ご飯の冷凍保存の仕方はこちら↓
- ご飯はあたたかいうちにラップで1食分ずつ包む
- 粗熱がとれたら、ジッパー付きの袋に入れて冷凍庫で保存する
あたたかいうちにラップで包むことで、ラップの中に水蒸気がこもった状態で冷凍できます。
解凍した時にぱさつかずふんわりしたご飯になるので、できるだけ炊き立てのご飯を包むようにしましょう。
関連記事:ご飯がベチャベチャは炊き直しで復活できる?対処法やリメイク方法も!
美味しいごはんの炊き方!炊飯器でのポイントまとめ
- おいしいご飯を炊くためには、まずお米を洗いすぎないこと
- 夏場は30分・冬場は1時間お米を浸水させるとふっくらやわらかいご飯になる
- お米1合につき2個ほど氷を入れて炊くと、ご飯の甘みが増す
- ご飯が炊きあがったらほぐして余分な水分をとばすことを忘れずに
- ご飯の保温は4時間まで。それ以上は冷凍保存するのがおすすめ
おいしいご飯を炊くポイントは、いいお米を使うことでもいい炊飯器を使うことでもありません。
一つずつは小さくても、ポイントを押さえることが大事。
おいしいご飯の炊き方は普通の炊飯器で叶えることができます。
ぜひ試してみてくださいね!