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高温高圧の加熱調理によって骨ごと食べられる鯖缶。
鯖に含まれる栄養素を丸ごと手軽に摂れるとして鯖缶は人気があります。
我が家も魚が不足しがちなので鯖缶で手軽に魚料理を楽しんでいます^^
未開封だと長期間保存できるのも便利ですよね。
ただし、鯖缶が長期保存できるのも未開封の場合のみ。
鯖缶の開封後は日持ちしないので早めに食べなければいけません。
今回は、鯖缶の開封後の賞味期限や、鯖缶の開封後の保存方法についてまとめました。
鯖缶の開封後の賞味期限
鯖缶の開封後の賞味期限は約2~3日です。
鯖缶が長期間保存可能なのは、製造工程で加熱殺菌をしていて缶の内部に食べ物が腐る原因となる菌がいないため。
しかし、少しでも開封した鯖缶は空気に触れることで菌が繁殖しやすい状態です。
鯖缶の開封後は『調理した鯖の煮物と同じ』と思ってください。
夏場など気温が高い時期は食品も腐りやすいので2日以内、冬場の気温が低い時期であっても3日以内には食べきるようにしましょう。
鯖缶の開封後は缶のまま保存できる?
鯖缶の開封後は缶のまま保存できます。
鯖缶のような魚の缶詰や肉の缶詰は、中の食品と容器の金属が接触しないように内側をコーティングしてあるものがほとんど。
内側をコーティングしてある缶詰に関しては金属が食品中に溶け出すことはないので、鯖缶は開封後も缶のまま保存できるというわけです。
鯖缶の詳細欄に「開けたあとは別の容器に移して、冷蔵庫で保存」と書かれている商品の場合は、必ず別の容器に移しましょう。
缶のまま保存してもいいのかどうかわからない場合もあると思います。
私は鯖缶を保存する場合は「缶から出してタッパーなど密閉容器に入れる」と決めています◎
そうすることで、迷いもなくなりますし間違いないですもんね^^
缶詰で有名なニッスイのHPにも
一度開けてしまった缶詰は、生の食品と同じように取り扱ってください。
器に移しかえてラップをするか、ふたのある容器に入れて冷蔵庫で保存し、2日以内にお召しあがりください。
開けた缶のまま保存するのは、中身が変質する可能性がありますのでおすすめできません。
ニッスイ
と、記載されています。
内部がコーティングされている鯖缶は缶のまま保存もできなくないけど、可能であれば別の容器に移して保管したほうが安全に食べられるということになりますね。
ちなみに、よく「缶のままだと缶詰の材質が溶け出してくる」なんて話がありますが、これは一部の野菜や果物の缶詰に限った話。
一部の野菜や果物の缶詰はスチールにスズメッキを塗装した、内側がコーティングされていない缶詰が使われています。
これは、野菜や果物に含まれている酸素が缶詰の内側のスズと反応して、野菜や果物の変色を抑える効果があるため。
開封後は特に空気に触れることでスズが溶けやすくなるので、一部の野菜や果物の缶詰は開封後は別容器に移し替えて保存しましょう。
ちなみに、気になるスズの人体への影響ですが『日本缶詰びん詰レトルト食品協会』のHPには
溶け出た微量のスズは、人体に蓄積しないで、排泄されてしまうことがわかっています。
このようにスズは食品衛生上安全であることから、世界中で伝統的にこれらの缶詰には内面に塗装を施していないブリキ缶が使われてきているわけです。
日本缶詰びん詰レトルト食品協会
と記載があります。
一部の野菜や果物の缶詰は危険、なんてことはないので安心して食べてくださいね。
鯖缶の開封後の保存の注意点
鯖缶は開封後は『調理した鯖の煮物』と同じなので、できるだけ早めに食べきることが大事。
もし開封後に冷蔵庫に入れてから時間が経った場合は、食べる時は加熱して食べるようにしましょう。
例え、冷蔵庫で保存していたとしても冷蔵庫の中は無菌ではありません。
少しずつではありますが菌が繁殖しています。
菌を殺菌するためにも、食べる前に一度加熱すると安心ですね。
その際、缶ごと電子レンジに入れたり直火にかけるのは絶対にNG!
電子レンジ内に火花が出て火事になったり、直火にかけることで熱い汁がはねて危険です。
鯖缶は開封後も缶のまま保存できますが、加熱する際は一度耐熱容器に移しましょう。
まとめ:鯖缶の開封後の賞味期限は2~3日程度
- 鯖缶の開封後の賞味期限は約2~3日
- 夏場など気温が高い時期は翌日には食べきるようにする
- 鯖缶は缶詰の内側をコーティングしてあることがほとんど
- コーティング済みの缶は缶のまま保存しても大丈夫
- 鯖缶を開封後、食べるまでに時間が経った場合は一度加熱してから食べると殺菌できて安心
栄養価の高い鯖を開けてすぐに食べられる鯖缶はとっても便利な食品。
常温保存可能なのも魅力のひとつですが、開封後は調理した鯖の煮物と同じです。
傷みやすくなるのでできるだけ早めに食べきるようにしてくださいね!