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寒い日に食べたくなるクリームシチュー。
鶏肉で作るのが定番ですが、たまには目先を変えて鮭で作るのもおすすめ。
いつもよりごちそう感が出るし、鮭のおいしい食べ方のひとつだなあと思います^^
ただ、そんな鮭クリームシチューも臭みが出やすいのが難点…。
せっかく作ったシチューがなんだか生臭いとがっかりしてしまいます。
どうしてシチューに臭みが出るのか、理由が知りたいですよね。
今回は、鮭クリームシチューに臭みが出る原因について、鮭クリームシチューをおいしく作るポイントについてまとめています。
鮭クリームシチューに臭みが出る原因
鮭クリームシチューに臭みが出る原因は、鮭にある臭みを取り除いていないことが原因です。
鮭を始めとする魚には独特のにおいがありますよね。
魚特有の臭みは【トリメチルアミン】という成分によるもの。
トリメチルアミンは魚が死んだ直後から発生し、ほとんどの魚が元から持っているものです。
やっかいなのは、この臭みは強烈なので加熱しても消えることはないということ。
クリームシチューのように汁物の料理は臭みが全体に広がりやすいため、鮭のクリームシチューは生臭さを感じやすいんですね。
鮭クリームシチューの臭み取りのやり方
鮭クリームシチューに臭みがある場合、ルーまたは牛乳を入れる前であれば匂いを取ることができるかもしれません。
一番良いのは、スープを一度処分して作り直すということ。
ルーや牛乳を入れる前の具材を煮込んだ状態であれば、まだスープを処分しやすいかと思います(もったいないですが…)。
というのも、スープといった液体に溶け込んでしまった臭みをなかったことにするのはなかなか難しいもの。
しかも、ルーを入れてしまったあとはすでに調味が完了している状態なので、そこに何か別の材料を加えると味のバランスが崩れてしまいます。
臭みが取れても、味が濃すぎたりクリームシチューじゃなくなってしまうことも…。
ですので、鮭クリームシチューに臭みがある場合は一度スープを処分して作り直すのが一番です。
- ザルに具材をあける
- 流水で洗い流して付いてしまった臭みを取る
- 再び鍋に戻し、適量の水を入れて火にかける
鮭クリームシチューを市販のルーを使わずに作っているのであれば、この後にコンソメや塩などで調味して牛乳で煮込めばOK。
市販のルーを使っているときは、鍋が沸騰したのち、いったん火を止めてからルーを加えてください。
煮立った中にルーを入れると、うまく溶け切らずにとろみがつきません。
ルーを入れて完全に溶かしてから再び火にかけると、適切なとろみがつきますよ◎
鮭クリームシチューを臭みなしでおいしく作るポイント
鮭クリームシチューを臭みなしでおいしく作るポイントは3つ。
大事なのは鮭の下処理です。
適切に処理をしておいしい鮭クリームシチューを作りましょう!
- 鮭は流水で洗うこと
- 鮭は塩を振り出てきた水分を拭きとること
- 鮭は料理酒で蒸し焼きにしてから鍋に加えること
①鮭は流水で洗う
まず、鮭を切る前に流水で洗いましょう。
新鮮な鮭ならいいですが、収穫してから時間が経った鮭は表面にぬめりや血合いなどが出てきてしまっています。
ぬめりや血合いを残したままだと臭みに直結するので、まずこれらを取り除くことが先です。
流水を使って表面をきれいに洗い流しましょう。
お湯を使う方法もありますが、この後も臭み取りをするので水で十分です◎
②鮭は塩を振り出てきた水分を拭きとる
流水で洗った鮭は軽く水気を拭き取り、塩を振ってしばらく置いておきましょう。
鮭から余分な水分を出すだけでなく、下味をつける役割もあります。
出てきた水分はそのままにしておくと臭みのもとになってしまうので、きれいに拭きとってください。
③鮭は料理酒で蒸し焼きにしてから鍋に加える
下準備ができた鮭はそのまま鍋には加えず、一度軽く火を通しましょう。
その際、料理酒で蒸し焼きにすると鮭の臭みも取れて身もふっくら仕上がります。
身が崩れるのも防ぐので、シチューやカレーに鮭を入れるなら事前に表面を焼きつけてから入れるのをおすすめします^^
料理酒ではなく、白ワインで蒸し焼きにするのもおすすめ。
白ワインの風味が加わり、ワンランクアップしたクリームシチューになりますよ◎
鮭クリームシチューの臭み取り方法まとめ
- 鮭クリームシチューに臭みがあるのは、鮭の臭みを取り除けていなかったため
- 鮭クリームシチューに臭みがある場合、ルーや牛乳を入れる前であれば一度食材を洗い流すことで作り直すこともできる
- 鮭クリームシチューを作るときは鮭の下準備が大事
鮭クリームシチューの臭みは、鮭自体が持っている臭みを残したまま調理したことが原因です。
魚の臭みは加熱調理しても消えることはないので、クリームシチューに使う場合はしっかりと鮭の下準備をするのが大事。
少し手間はかかりますが、収穫されてから時間の経った鮭でもおいしく仕上がるので、ぜひ試してくださいね。