この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
作ってから食べるまでに時間があく場合、ほとんどの食べ物は冷蔵庫で保存すると思います。
傷ませないためにも、温度が低い冷蔵庫に入れておくのは基本中の基本ですよね。
でも、冷蔵庫に入れたあまりに食感が変わっておいしくなくなったら…。
冷蔵庫で保存するのをためらってしまうかもしれません。
例えば、サンドイッチ。
サンドイッチを冷蔵庫で保存するとパサパサの食感になってしまうんです。
だからといって常温で置くのは抵抗があるし、サンドイッチはいったいどうやって保存したらいいのか気になりますよね。
そこで今回は、
- サンドイッチを冷蔵庫で保存するとパサパサになる?
- サンドイッチを冷蔵庫に保存してもパサパサにならない保存のコツ
2つについてまとめました。
サンドイッチを冷蔵庫で保存するとパサパサになる?
サンドイッチは冷蔵庫で保存すると、パサパサの食感になってしまいます。
これは、冷蔵庫内でサンドイッチのデンプン質が変化しているのが原因なんです。
食パンの原料である小麦にはデンプン質が含まれています。
デンプン質は加熱することで『糊化』(アルファ化ともいう)して、モチモチのやわらかい食感になります。
焼きたての食パンの状態を思い浮かべると分かりやすいでしょう。
ふわふわとやわらかい状態が、デンプン質が糊化している証拠です。
でも、いつまでも糊化の状態が続くわけではありません。
時間が経って温度が下がるにつれて、デンプン質は糊化の状態から『老化』(ベータ化ともいう)へと変化します。
そして、この老化が起きやすい温度というのが0~5℃。
まさに冷蔵庫の中の温度というわけなんですね。
冷蔵庫の中は乾燥していて、デンプン質がより老化しやすい環境になっています。
温度が低い・乾燥する・食パンの水分が抜ける。
サンドイッチを冷蔵庫に保存するとパサパサになるのは仕方のないことなんです。
だからといって、サンドイッチを冷蔵庫じゃない常温に置いておくのは不安ですよね。
サンドイッチは生野菜など傷みやすい具材を使っているし、気温の高い夏場などは特に危険。
サンドイッチの保存は要冷蔵が基本です。
少しでもサンドイッチが冷蔵庫内でパサパサにならないように、コツを押さえた保存方法を次の項目で詳しく見ていきましょう!
サンドイッチを冷蔵庫に保存してもパサパサにならない保存のコツ
サンドイッチを冷蔵庫で保存するときは、乾燥しないようにぴっちりとラップで包みましょう!
お皿にサンドイッチをのせてまとめてラップをするよりも、できれば1つ1つラップをかけるほうが乾燥しにくいです。
ラップで包んだサンドイッチはタッパーに入れておくと◎
また、サンドイッチを保存しておく場所もパサパサを防ぐために大事なポイント!
サンドイッチは冷蔵庫の中でも野菜室に入れましょう。
野菜室の温度は3℃~8℃と、冷蔵室の温度が2℃~6℃なのに比べて高めに設定されています。
また湿度も高いので、パンが乾燥しにくく、デンプン質も老化しにくいんですね。
完全には老化を防ぎきれませんが、ラップでぴっちり包んで野菜室に入れるだけでパサパサ感は抑えることができます◎
それでもパサパサになってしまったサンドイッチは、トースターで焼いてから食べるという裏技もあります。
サンドイッチの表面に軽く水をかけてからトースターで焼くだけ。
水をかけて焼くことで失った水分を補うので、パサパサが気にならなくなります。
レタスやトマトなど生野菜の入ったサンドイッチには向きませんが、ベーコンオムレツやカツサンドなど、焼いたほうがおいしいサンドイッチにはおすすめの方法です^^
まとめ:サンドイッチを冷蔵庫で保存するとパサパサになる
- サンドイッチを冷蔵庫で保存するとパサパサになるのは、小麦に含まれるデンプン質が乾燥して老化してしまうから
- 冷蔵庫内の低い温度はデンプン質が老化しやすい環境なので、冷蔵庫にサンドイッチを入れるとパサパサになるのは仕方のないこと
- サンドイッチを冷蔵庫で保存してもパサパサにしないためには、サンドイッチを1つずつラップでぴっちりと包んでからタッパーに入れて野菜室で保存する
サンドイッチを冷蔵庫で保存するとパサパサになるのは、デンプン質の老化によるものなので避けることはできません。
でも「パサパサになるのが嫌」だからと言って、サンドイッチを常温で保存するのは体調を崩す原因にもなるので止めましょう。
サンドイッチはぴっちりとラップをして野菜室で保存すれば乾燥を抑えることができます。
できるだけ早めにサンドイッチを食べることも大事!
せっかく作ったサンドイッチ、パサパサになる前に食べきってしまうのが一番ですね◎
保存したい場合は冷凍する方法もありますよ◎→サンドイッチは冷凍できる!具材や解凍方法のポイントも!