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秋を代表する味覚のひとつ、秋刀魚。
シンプルにそのまま塩焼きにするのが一番おいしい食べ方ではないでしょうか^^
ただ、そのまま焼くと気になるのが秋刀魚の内臓。
一般的に処理することが多い魚の内臓ですが、秋刀魚の内臓は取らないでもいいのでしょうか?
そこで今回は、秋刀魚の内臓は取らないで食べられるのか、秋刀魚の内臓の取り方についてもまとめました。
秋刀魚の内蔵は取らないで食べられる
秋刀魚の内臓は食べられます。
一般的に魚は内臓を食べないことが多いですが、秋刀魚だとどうして内臓を食べる人が多いのでしょうか。
その答えは、秋刀魚には胃がないことが関係しています。
秋刀魚は胃がないから食べたものが残らない
内臓には魚が食べたものが残っている胃や消化器官があり、人間が食べることで食あたりを起こしてしまう可能性があります。
しかし、秋刀魚には胃がなく食べたものを1時間以内で体外に排出する性質があります。
排泄物や有害なものが残っていないので、人間が内臓を食べても問題がないというわけです。
以上のことから、秋刀魚の内臓は取らないでも食べられます。
内臓には独特の苦味があるのですが、その苦味がおいしいと人気があるほど。
私も秋刀魚の内臓は苦手だったんですが、身の部分と一緒に食べると苦味がアクセントになっておいしかったです^^
いわゆる『大人の味』ですね。
他にも大根おろしと一緒に食べると苦味が気にならないなんて声も。
秋刀魚の内臓を食べたことがない人は、たっぷりの薬味を用意してぜひ食べてみてくださいね。
注意!寄生虫がいることもある
秋刀魚の内臓には寄生虫がひそんでいることがあります。
ラジノリンクス
サンマヒジキムシ
アニサキス
上記3種類が秋刀魚についている寄生虫です。
ラジノリンクス・サンマヒジキムシに関しては、口にしても人間に害を与えることはありません。
ただ、見た目に気分がよくなるものではないので、見つけたら取り除きましょう。
アニサキスは口にすると強い痛みや嘔吐を伴います。
アニサキスであれば70℃以上でしっかり加熱すれば死滅できるので、秋刀魚はしっかりと加熱してから食べてください。
秋刀魚は内蔵を取っても食べられる:取り方
秋刀魚の内臓は食べられますが、「どうしても苦手」という人もいるでしょう。
そんな人のために秋刀魚の内臓の取り方を紹介します。
簡単!早い!きれい!秋刀魚の内臓のとり方 by みっきい×2調理前にあらかじめ内臓を取っておけば食べる時に身がボロボロになるのを防げますね。
スーパーの鮮魚コーナーや魚屋によっては魚の下処理を行ってくれるサービスも。
「三枚おろししてほしい」と同じように「内臓を取ってほしい」とお願いすると日々の調理がグッと楽になりますよ^^
秋刀魚のおすすめの焼き方
秋刀魚を焼くのはフライパンがおすすめ!
秋刀魚を焼くと煙が出るのは、秋刀魚から染み出た脂が火にかかるから。
フライパンで焼けば直接脂と火が触れ合わないので、秋刀魚から煙が出て部屋中モクモク…なんてこともありません。
ちょっとしたコツを押さえれば皮がパリッとしたおいしい秋刀魚が焼けるので、ぜひ試してみてください!
- フライパンにクッキングシートまたはアルミホイルを敷く
- 秋刀魚をその上に並べて中火で5分焼く
- 秋刀魚から脂が出てくるのでキッチンペーパーで拭き取る
- 秋刀魚を裏返してさらに5分焼く
おいしく焼くコツは、途中で秋刀魚から出た油をきちんと拭き取ること、フタをしないで焼くこと。
こうすることで秋刀魚がベチャっとならずに皮がパリッと焼けますよ◎
関連記事:秋刀魚の煙が出ない焼き方ってある?煙が出てしまう理由についても
まとめ:秋刀魚の内臓は取らないで食べられる
- 秋刀魚には胃がなく、食べたものを体内に残さないので人間が内臓を食べても問題ない
秋刀魚の内臓はそのまま口にしても大丈夫!
苦味はありますが身や大根おろしと一緒に食べると、苦味がやわらぎ食べやすくなります。
内臓は自分でも簡単に取ることができるので、家族の分は内臓を取って調理するとみんなで秋刀魚を楽しめますね^^