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さつまいもは石焼きで作るのが一番おいしいと言われていますが、なかなか石焼き芋は自宅では作れません。
「自宅でおいしくさつまいもを調理したい!」という人達の中で流行っている作り方が、炊飯器の玄米モードで蒸すこと。
玄米モードで蒸して作ったさつまいもは、石焼き芋に負けず劣らずのおいしさで大人気なんです。
しかし、全ての炊飯器に玄米モードがついているわけではありませんよね。
「玄米モードがないとおいしいさつまいもはできないの?」と思うかもしれませんが、大丈夫。
さつまいもは炊飯器の玄米モードがなくてもおいしく調理することができるんです。
今回は、
- さつまいもを炊飯器で蒸したいけど玄米モードがない!
- さつまいもを炊飯器で蒸したいけど玄米モードがないときの対処法
- さつまいもを炊飯器で加熱するときの注意点
3つについてまとめました。
さつまいもを炊飯器で蒸したいけど玄米モードがない!
「炊飯器の玄米モードってなに?」と思う人もいるかもしれません。
私も普段炊飯器は、普通炊き・早炊きくらいしか使わないので、そもそも自宅の炊飯器に玄米モードがあるかどうかも分かりませんでした(今見てみたらありました^^;)。
玄米モードは、お米の浸水時間を長くとっており、普通炊きに比べて低い温度で、時間をかけて玄米を炊きます。
「低温で長時間」というのがポイントで、これはさつまいもの甘みを最大限に引き出すポイント。
玄米モードは、さつまいもを蒸すのに最適なモードだということです。
炊飯器に玄米モードがない場合ももちろんあるでしょう。
でも安心してくださいね。
玄米モードがさつまいもを蒸すのに最適なことは確かですが、玄米モードがなくてもおいしくさつまいもを炊飯器で調理することもできるんです。
次の項目で詳しく見ていきましょう!
さつまいもを炊飯器で蒸したいけど玄米モードがないときの対処法
「玄米モード」がないときは、炊飯器の「普通炊き」のモードで炊けば大丈夫。
普通炊きモードでも充分おいしいさつまいもに仕上がりますが、より玄米モードで調理したさつまいもに近づけたい場合、いくつかポイントがあります。
- さつまいもはカットして入れること
- 安納芋や紅はるかなど、ねっとり系の品種のさつまいもを使うこと
それぞれ詳しく見ていきましょう。
さつまいもは丸ごとじゃなくてカットして入れる
なんとなくカットしたものより丸ごと入れたほうが、さつまいもがしっとりするような気がしませんか?
カットすると断面からパサついてきそうで…。
しかし、炊飯器でさつまいもを炊く場合は逆で、カットしたほうがさつまいもがしっとり仕上がるんです。
炊飯器の普通炊きでそのまま炊いただけだと、太いさつまいもの場合中心部までしっとりしないことも。
もちろん充分おいしい仕上がりにはなるんですが、玄米モードより普通炊きのほうが短時間で炊きあがるので、中心部への加熱時間が少し足りなくなるのかなと思います。
少ない時間でしっかりと加熱するためにも、さつまいもはカットして入れるようにしましょう。
ねっとり系の品種のさつまいもを使う
さつまいもには、大きく分けて「ほくほく系」と「ねっとり系」の食感の品種があります。
玄米モードで炊いたようなねっとりした食感にしたいなら、安納芋や紅はるかといった品種のさつまいもを使うようにしてください。
好みなので、「ほくほくした焼き芋がいい」という人は鳴門金時や紅あずまをおすすめします。
スーパーには様々な種類のさつまいもが並んでいます。
品種によって食感や味が全く違うので、いくつか異なる品種のさつまいもで食べ比べてみるのも良さそうですよね♪
個人的に好きなのは、石川県の「五郎島金時」。
甘みが強くほくほくとした食感のさつまいもです。
機会があればぜひ食べてみてください^^
さつまいもを炊飯器で加熱するときの注意点
炊飯器調理はほったらかしでできて楽なので私もよく利用しますが、いくつか注意点も。
- 水分量が少ないと焦げてしまう恐れがある
- 炊飯器によってはいつまでも炊飯が終わらない場合がある
- ポリ袋を使うと炊飯器が壊れる恐れがある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
窯に入れる水分量が少ないと焦げ付く
釜に入れた水の量が少ないと、炊飯の途中で水がなくなり、さつまいもだけが釜の中に残っている状態に。
そのまま放っておくと、さつまいもが焦げ付くだけでなく釜自体も焦げてしまいます。
水の量は、釜の底から3~4㎝は入れましょう。
初めて炊飯器でさつまいもを調理する際は、少し多めにいれるといいですね。
不安な方は、途中で炊飯器のフタを開けて中の様子を確認してみても。※とても熱いので火傷しないように気を付けてください!
炊飯器によってはいつまでも炊飯が終わらないことも
炊飯器は、釜の中の水分がグツグツ煮込んで蒸発することでお米を炊いていきます。
さつまいも調理だと、完全に中の水分がなくなることはないと思います(焦げてしまうので、水の量は多めに入れますよね)。
そうすると、炊飯器は水分がなくなるまでずっと炊飯を続けようとするんですね。
私も以前炊飯器でさつまいもを調理したとき、やけに炊飯が終わるのが遅いなあと感じることがあって。
いつもならとっくに炊飯が終わっている時間になっても、まだ炊飯器が稼働しているんです。
よく見てみたら、炊き終わりまでの時間を表示するモニターが、ある一定の残り時間になるとまた数字が増えていっていた、なんてことがありました。
普通炊きでお米を炊いたときの炊きあがりまでの時間を、日ごろからチェックしておくといいかもしれません。
いつもの炊きあがりの時間を超えてもまだ炊飯が終わらないようなら、途中でスイッチを切って中を確認するようにしてください。
ポリ袋加(熱用調理袋)を使用するのは絶対にNG
炊飯器の中にお米とポリ袋に入れたさつまいもを一緒にいれて調理する、ポリ袋調理がありますが、絶対にやめてください。
水が沸騰した時に、でポリ袋がフタのところにある蒸気孔に張り付いて中身が吹き出したり、密閉状態になって炊飯器が開かなくなってしまうことも。
炊飯器が壊れるだけでなく、中身が吹き出すことで火傷を負うこともあるので、ポリ袋を使うのはNGです。
まとめ:さつまいもは玄米モードがない炊飯器でも蒸せる
さつまいもを炊飯器で蒸すのに、玄米モードがないときの対処法をまとめました。
- 炊飯器に玄米モードがない場合でも、普通炊きでおいしくさつまいもを蒸すことができる
- より玄米モードに近い仕上がりにしたいなら、ねっとり系の品種のさつまいもをカットして釜に入れるといい
- 炊飯器でさつまいもを調理するときは、水分量に注意して、絶対にポリ袋は使わないこと
玄米モードで蒸したさつまいもはとてもおいしいですが、普通炊きでも玄米モードに近い仕上がりにさつまいもを蒸すことができますよ◎
さつまいもは品種によって全く食感が違いますので、好みのさつまいもを選ぶことがポイント。
とにかくねっとりした食感が好きなら安納芋一択です。
ほくほく系の五郎島金時もおいしいので、ぜひ食べ比べてみてくださいね^^