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数ある栗を使ったスイーツレシピの中でも、憧れの存在である栗の渋皮煮。
手間も時間もかかるので、完成したら達成感はひとしおです。
でも、一口食べてみたらなんだか硬いような気が…。
これって失敗した??
せっかく作ったのに栗の渋皮煮が硬かったらショックですよね><
でも大丈夫!
栗の渋皮煮が硬いとき、圧力鍋を使えばまだ柔らかくなる可能性がありますよ◎
今回は
- 栗の渋皮煮が硬いときの対処法
- 栗の渋皮煮を失敗しない作り方のポイント
2つについてまとめました。
栗の渋皮煮が硬いときの対処法
時間も手間もかかる渋皮煮だけに、出来上がったものが硬いとショックですよね…!
「せっかく作ったのに~」と泣きたくなってしまいます。
栗の渋皮煮は、味付けをする前だったらさらに煮込むことで柔らかくすることは可能です。
しかし、味付けをしてしまった栗はその先にいくら煮込んでも柔らかくなることはありません。
味付けをしてしまった渋皮煮が硬い時の対処法は2つ。
- 圧力鍋で煮なおす方法
- 一度冷凍して解凍する方法
それぞれ詳しく見ていきましょう。
圧力鍋で煮なおす
硬くなってしまった渋皮煮は、圧力鍋を使って柔らかくすることができます。
方法は簡単。
圧力鍋に、シロップごと栗の渋皮煮を入れて5分ほど加圧するだけです。
加圧しすぎると栗の形が崩れてしまうので、一度に一気に加圧せず少しずつ様子を見るようにしてくださいね◎
一度冷凍して解凍する
「圧力鍋がない」という人は、こちらの方法を試してみてください↓
- 渋皮煮をシロップごとタッパーに入れる(冷凍保存可能のタッパーを使用してください)
- 冷凍庫で保存
- しっかり冷凍できたら、自然解凍させる
栗の渋皮煮を一度冷凍させてから解凍することで、柔らかくする方法です。
冷凍することで栗の細胞を壊して、解凍することで栗の水分や組織が流れ出ていくから
一度で柔らかくならない場合は、再度冷凍と解凍を繰り返しましょう◎
栗の渋皮煮を失敗しない作り方のポイント
栗の渋皮煮を硬くならないように、失敗しないように作るポイントは2つ。
- 新鮮な栗を使うこと
- 砂糖を一度に全量入れないで2回に分けて入れること
新鮮な栗を使おう!
栗の渋皮煮が硬くなる原因として多いのは、栗自体の品質が悪かったということ。
栗は古いものは水分がとんで硬くなってしまっています。
できるだけ新鮮な栗を使うようにしましょう。
可能なら、スーパーに並んでいる栗ではなく、道の駅などの直売所で栗を買うのがおすすめ。
近くに栗農園があるならそこで栗を買うのが一番!
栗を選ぶときは他より重たい重量感のあるものを選ぶといいですよ^^
砂糖は2回に分けて入れよう!
栗を下茹でした後に砂糖で味付けをすると思うのですが、その際に砂糖は一度に全量入れないで2回に分けて入れるようにしてください。
一度に全量砂糖を入れてしまうと、砂糖の浸透圧で栗の中の水分が抜けてしまい結果渋皮煮が硬くなる原因に。
砂糖を2回に分けて入れることで栗にしっかりと甘みがつくという効果も!
また、砂糖の量が多すぎても栗は硬くなってしまいます。
レシピによって砂糖の量は様々ですが、
- 栗(鬼皮がついた状態)1kgに対して、砂糖500g
が基本だと考えてください。
レシピの中には「栗1kgに対して砂糖1kg」のものもあって、砂糖が多い分ねっとりとした仕上がりになります。
とてもおいしいのですが、砂糖が多い分栗の実がしまって硬くなりやすいです。
柔らかく仕上げるにはコツがいりますので、慣れるまでは砂糖の量は「栗1kgに対して500g」のレシピを参考にするといいでしょう。
栗は茹ですぎると硬くなるは間違い!
渋皮煮は、砂糖を加えたあとはいくら煮てもそれ以上柔らかくなることはありません。
なので、砂糖を加える前の段階でしっかりと茹でて栗を柔らかくすることが大切。
「茹ですぎると栗が硬くなりそう…」と心配になるかもしれませんが、栗は茹ですぎで硬くなることはありません。
品質のいい栗なら30分~40分茹でるだけで十分柔らかくなるんだとか(この間に数回茹でこぼし作業を行います)。
30分~40分茹でた後に一度栗の硬さを確認してみて、まだ硬ければさらに20分ほど茹でます。
柔らかくするためにはこれ以上茹でてもいいのですが、必要以上の茹では栗の風味が落ちてしまう原因になるので注意してください。
栗の品質や状態によって茹で時間は変わってきます。
前回はうまくいったのに今回は硬かった…というときは栗の品質のせいかも。
栗の状態をよく見て茹で時間を調整してあげればきっとうまくいきます!
栗の渋皮煮が硬いときの対処法まとめ
- 栗の渋皮煮が硬い時の対処法は、圧力鍋で5分ほど加圧する・一度冷凍して解凍する
- 栗の渋皮煮を失敗させないためには、新鮮な栗を使うのが大事
- 栗の渋皮煮を作るときは、砂糖を2回に分けて入れるようにする
- 栗は砂糖を加えてからは柔らかくならないので、その前にしっかりと茹でることがポイント
栗の渋皮煮が硬くなってしまったら、そこから柔らかく煮るのはできません。
圧力鍋で加圧するか、冷凍・解凍を繰り返すのを試してみてくださいね。
おいしい栗の渋皮煮を作るのにポイントはいくつかありますが、大事なのは新鮮な栗を使うこと。
できれば、直売所で栗をゲットして渋皮煮のレシピに挑戦するのをおすすめします!