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しいたけはうま味のかたまりなので、出汁に使うだけじゃなくてそのまま焼いてもおいしいですよね^^
しいたけをまるごとトースターで焼いて食べるのが好きなんですが、気になるのはしいたけの加熱時間の目安。
しいたけはしっかりと火を通さないと食中毒や皮膚炎を起こすこともあるんです。
そこで今回は、しいたけの加熱時間の目安や、しいたけを生で食べてはいけない理由についてまとめました。
しいたけの加熱時間の目安
しいたけの加熱時間の目安を、調理方法ごとにまとめたものがこちら↓
フライパン調理(焼き) | 5~6分 |
フライパン調理(茹で) | 4~5分 |
トースター調理・グリル調理 | 4~5分 |
オーブン調理(250℃) | 10~12分 |
電子レンジ調理(600W) | 3~4分 |
上記の加熱時間は普通の大きさのしいたけを丸ごと調理した場合です。
肉厚なしいたけやサイズが大きいしいたけは、加熱時間を長めにとってください。
フライパン調理(焼き):5~6分
フライパンでしいたけを調理するとき、しいたけをカットするのであればフタはいりません。
まず初めにしいたけをしっかり焼いて香りを出してから触るようにすると、余分な水分が出るのを防ぐことができます^^
しいたけを丸ごと焼くのであれば、しいたけのかさの内側が上になるようにして焼き始めます。
途中で上下をひっくり返してください。
フライパンのフタをして蒸し焼きにすることで、しっかりとしいたけに火が通るようになりますよ。
フライパン調理(茹で):4~5分
しいたけはいい出汁がでるので、味噌汁や鍋など汁物にもぴったり。
4~5分ほどお湯の中に入れれば、丸ごとのしいたけでも十分火が通ります。
スライスしたしいたけなら3分ほどの加熱でも大丈夫でしょう。
トースター調理・グリル調理:4~5分
こんがり焼けたしいたけの香ばしい香りは食欲をそそりますよね^^
トースターや魚焼きグリルでしいたけを焼くときは、フライパン調理と同じくしいたけのかさの内側を上にして焼きます。
大事なポイントとして、事前に予熱としてトースターや魚焼きグリルの庫内を温めておくことを忘れずに!
予熱しておくことでしいたけを入れても庫内の温度が下がらず、しいたけにしっかりと火が通りますよ◎
魚焼きグリルが片面調理の場合は、途中でしいたけの上下を返してくださいね。
オーブン調理(250℃):10~12分
オーブンでしいたけを焼くのであれば、こちらも余熱を忘れずに行いましょう。
オーブンの庫内が十分に温まっていない状態でしいたけを焼くと、思ったより温度が上がり切らないまま加熱時間が経過してしまって、結果火が通っていない…なんてことに。
しいたけに火が通る前に焦げそうであれば、上にアルミホイルをかぶせてください。
電子レンジ調理(600W):3~4分
電子レンジ調理は簡単で短時間で済むので、忙しい人には大助かりの調理方法です。
しいたけを電子レンジで調理するときは、耐熱皿にのせてラップをかけて加熱してください。
しいたけに水分がないと焦げ付いてしまうこともあるので、電子レンジを使うときはしいたけに調味料や水をかけてからにしましょう。
しいたけを生で食べてはいけない理由
しいたけをしっかり加熱するのは、しいたけを生で食べてはいけないためです。
しいたけを生で食べたり、生焼けのしいたけを食べると以下のような症状が現れる危険性があります。
- 食中毒になり腹痛や吐き気を引き起こす
- しいたけ皮膚炎になる
食中毒になり腹痛や吐き気を引き起こす
生のしいたけには雑菌がついていることもあり、雑菌を口にすることで食中毒を起こすことがあります。
食中毒になると、激しい腹痛や吐き気・嘔吐を引き起こします。
小さい子どもや妊婦さん、お年寄りなど免疫力が低下している人ほど食中毒にかかりやすいので、特に注意が必要です。
しいたけ皮膚炎になる
しいたけの生食で怖いのが、しいたけ皮膚炎。
腕やお腹などに我慢できないほどのかゆみが起きる皮膚炎のひとつです。
しいたけを生で食べてから1~4日後に起こると言われています。
同じ人でもしいたけ皮膚炎を発症したり発症しなかったりそれぞれなのでアレルギーとは違うそうですが、我慢できないほどのかゆみは辛いですよね…。
原因不明のかゆみが現れたときはすぐに皮膚科なり病院に行くようにしましょう。
(参考:埼玉県皮膚科医会)
しいたけはしっかり火が通ったか見極める
しいたけは生で食べるのは危険な食べ物。
しいたけを食べるときはしっかりと火が通ったか確認することが大事です。
しいたけに火が通ったか見極めるポイントは3つ。
- しいたけのかさの部分にシワができる
- しいたけが全体的に縮む
- しいたけのかさの部分に水滴が出てくる
スライスしたしいたけは火が通るとしんなりして火が通ったことが分かりやすいですが、まるごとのしいたけは見極めが難しいですよね。
しいたけのかさの部分は火が通ると変化が表れやすい箇所です。
ちゃんと火が通ったか不安なときはかさの部分をよく確認してください。
しいたけの加熱時間まとめ
しいたけの加熱時間や火が通ったかの見極め方をまとめました。
しいたけはまるごと調理することも多いですが、しいたけのかさの部分をよく見てしっかり火が通っていることを確認しましょう。
しいたけを生で食べると、食中毒やしいたけ皮膚炎を起こす可能性があります。
一口食べて固かったり火が通っていない感じがあれば、すぐに口から出して加熱しなおしてくださいね。