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年中季節を問わずスーパーに並んでいるしめじ。
和洋中どれにも合うので、我が家でもしめじが食卓にのぼる確率は高いです。
そんなしめじですが、調理するときはしめじにしっかりと火を通すことが大切。
しめじを生で食べると食中毒を起こす可能性もあるんです。
使う頻度が高いしめじだから、生焼けかどうか見分け方を知っておきたいですよね。
そこで今回は、しめじが生焼けの見分け方、しめじの加熱時間の目安についてまとめました。
しめじが生焼けの見分け方
しめじが生焼けの見分け方はこちら↓
- しめじの軸の部分が簡単に折れる
- しめじのかさの部分が簡単に割ける
- 食べたときに苦味やえぐみを感じる
- 食べたときの食感がプリプリではなく、サクサクとした歯ごたえがある
十分に火が通っているしめじは、プリっとした弾力があります。
反対に、しめじが生焼けの場合は弾力がなく、手で触ったときに簡単に軸の部分が折れたりかさが割けます。
また、食べたときにサクサクと歯で噛み切れるようであれば、しめじは生焼けです。
苦みやえぐみを感じるときも火が通っていない証拠なので、食べるのはやめましょう。
しめじを生で食べてはいけない理由
しめじを生で食べてはいけない理由は2つ。
- 生のしめじには雑菌がついていることもあるから
- しめじにはたんぱく質分解酵素が含まれているから
生のしめじには雑菌がついていることもあり、雑菌を口にすることで食中毒を起こすことがあります。
食中毒になると、激しい腹痛や吐き気・嘔吐を引き起こします。
小さい子どもや妊婦さん、お年寄りなど免疫力が低下している人ほど食中毒にかかりやすいので、特に注意が必要です。
また、しめじだけでなくキノコ類にはたんぱく質分解酵素が含まれています。
たんぱく質分解酵素は肉をやわらかくする効果があることで有名ですが、生のまま口にしてしまうと腹痛を起こしてしまいます。
たんぱく質分解酵素は80~100℃まで加熱することで失活させることができます。
しめじはしっかりと火を通して食べるようにしましょう。
しめじを生や生焼けで食べるとどうなる?
しめじを生で食べたり、加熱が不十分で生焼けのまま食べてしまうと、上記で紹介したような食中毒を起こしたり体調を壊してしまいます。
それだけでなく、アレルギーを引き起こしてしまうことも…。
しめじは加熱して食べるのが前提なので、一般的にはアレルギーが出やすい食品として分類はされていません。
しかし、しめじアレルギーは存在します。
そして、生でしめじを食べることでしめじアレルギーは起こりやすくなってしまうんですね。
しめじアレルギーを引き起こすと、蕁麻疹やかゆみが出たり、頭痛といった症状が現れます。
「まさかしめじを食べてアレルギーなんて」と思うかもしれませんが、少しでも体に異変が出たらすぐに病院に行ってください。
しめじの加熱時間の目安!茹でる場合
しめじを茹でる場合、加熱時間は2分です。
しめじは使うときにほぐすと思いますが、バラバラの状態であればさっと2分茹でるだけで問題ありません。
茹でたあとに炒める場合はさらに短く1~2分で大丈夫!
しめじは炒めても火が通りやすいので下茹ではいらないくらいです◎
しめじに含まれる栄養素のうち、ビタミンB2やビタミンDは水溶性です。
水に溶けだす性質を持っているので、しめじの栄養素を無駄なくとるためには茹ですぎないことが大切。
おすすめの調理方法は、味噌汁やスープなどしめじの茹で汁ごと食べることができるもの。
おいしい出汁がでるので、茹で汁ごと食べる料理のときはしめじを水から入れて火にかけてくださいね。
しめじの加熱時間の目安!レンジの場合
しめじを電子レンジで加熱する場合の目安は、2~3分です。
しめじを電子レンジで加熱する方法はこちら↓
- しめじは石突きを外して、バラバラにほぐす
- しめじを耐熱皿にのせて少量の水をふりかける
- ラップをふんわりとかけて、600Wで2分ほど加熱する
しめじの量や自宅の電子レンジによっても加熱時間が変わります。
まずは2分加熱してみて、生っぽいところがあれば追加で1分加熱してください。
その際にしめじの上下を返してから加熱すると、ムラなく火が通ります。
少量の水をふりかけてもいいですが、ごま油やオリーブオイルといった油をまわしかけて加熱するのもおすすめ。
ナムルのベースとして使うことができて便利ですよ^^
しめじが生焼けの見分け方まとめ
- しめじが生焼けかの見分け方:しめじを触ってみて、軸やかさが簡単に折れたり避けるようであれば生焼け
- しめじが生焼けの見分け方:しめじを食べたときの食感がサクサクとしていれば生焼け
- しめじの加熱時間の目安(茹でる):2分
- しめじの加熱時間の目安(電子レンジ):2~3分
しめじが生焼けだった場合、触った感じや食感が火が通っているものとは違います。
生焼けのしめじを食べてしまうと、食中毒やアレルギーを引き起こしてしまい危険です。
「ちょっとくらい大丈夫だろう」とは思わず、しっかり加熱して火を通すようにしましょう。