しらすに混ざってる生物は?チリメンモンスターとは何か調査

しらすに混ざってる生き物は?

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手軽に魚の栄養を摂りたいときに便利なしらす。

そのまま食べられるし骨もないから子どもが離乳食の時期はよくお世話になりました。

そんなしらす、たまによく見ると明らかにしらすではない生き物が混ざってることがあります。

そうなると気になるのはしらすに混ざってる生物。

なんとなく避けて食べていましたが、口にしても大丈夫なのでしょうか?


そこで今回は、しらすに混ざってる生物を調査!

ネットで話題の「チリメンモンスター」についてもまとめているので、ぜひチェックしてくださいね。

しらすに混ざってる生物

しらす

スーパーで買ってきたしらす。

パッケージをよく見ると「本製品で使用しているしらすはえびやあかにが混ざる漁法で採取しています」「原料がえびやかにを捕食しています」といった注意書きがあるのに気づきます。

これは、しらすは目の細かい網で一気に引き上げる漁をしているから。

どうしても海の中の生き物を一緒に採取してしまうために、しらす以外が混ざってしまうんですね。


そんなしらすに混ざってる生物を、よく見かける順にまとめてみました!

しらすに混ざってる生物:レア度

  • エソの稚魚
  • カタクチイワシ
  • 海老の幼体
  • 蟹の幼体
  • シャコの幼体
  • アキアミやオキアミ

しらすに混ざってる生物で比較的目にする機会が多いのがこちら。

エソはしらすに形も味も似ている魚で、お腹に黒い斑点が並んでいるのが特徴の魚です。

「似ているなら別に入っててもいいんじゃ?」と思いますが、凍らせると白色だった色が黄色に変化。

その色がしらすに移ってしまうために、取り除かれる対象となっています。


海老や蟹の赤ちゃんも一見してすぐに分かりますよね!

小さいけど形は海老や蟹そのままで、なんだか見かけたらラッキーな気分になります^^

ただ、殻が固い分固くて口当たりが悪くなるので食べずに観察だけするほうがいいでしょう。

シラスに混ざってる生物:レア度

  • ウキツノガイ
  • カマスの稚魚
  • タツノオトシゴの稚魚
  • フグの稚魚

しらすに混ざってる生物で、なかなか目にする機会がないのがこちら。

ウキツノガイとはふわふわと浮遊して過ごす貝の仲間で、一見なんてことない細長い形をしています。

殻はもろいものの先端が尖っているため、口に入れるとチクチクと不快感を感じる生物。

しらすの商品価値を下げることから真っ先に取り除かれるため、あまり見かけることはありません。


「フグを食べて大丈夫??」と不安になるかもしれませんが、稚魚であれば毒量はわずか1ng程度。

人間の大人が食べて死に至る量はその100~200万倍とされているので、万が一口に入れても健康被害の影響は受けにくいと考えられます(参考:魚食普及推進センター)。

フグの稚魚は2㎝ほどと比較的大きいので気付きやすいので、気になる場合は食べる前によく確認するといいですね。

しらすに混ざってる生物:レア度

  • カジキの幼体
  • コバンザメの幼体
  • ヘラムシ

スーパーで売っているしらすではほとんど見かけることができないのが、上記の生物。

カジキやコバンザメの幼体は小さいながらも「見た目がそのまま」なので、かなり目立ちますし盛り上がりますね。

ただ、シラス加工の仕事をしている人でも1年に1回見かけるかどうかなので、出会えたらものすごくラッキーです…!


ヘラムシは甲殻類の仲間。

見た目がワラジムシやダンゴムシにそっくりなので見かけるとギョッとしてしまいそうです^^;

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チリメンモンスターとは?

しらす

しらすに混ざってる生物は思いのほかたくさんいますよね。

実は、今SNSではそんなしらすに混ざってる生物をまとめて「チリメンモンスター」と称し、自由研究の題材として扱うのが流行っているんです。


チリメンモンスターの名付け親は「きしわだ自然友の会」という団体。

これまで「チリモン探し」など多くのイベントを開催しています。


「チリメンモンスター」と名前がつくことで、ただの魚の稚魚も一気に親しみやすくなりますよね。

しらすはスーパーで簡単に手に入ることからも、チリモン探しは簡単に生き物に触れて学べる絶好の機会といえるでしょう。

チリメンモンスターを探すのに必要な道具

しらす

チリメンモンスター探しは幼稚園年長ごろからできます!

チリメンモンスターを探すのに必要な道具は

  • ピンセット
  • 虫眼鏡
  • チリメンモンスター図鑑

の3つだけ。

チリメンモンスターはとても小さいものが多いので、ピンセットや虫眼鏡があれば探しやすくなりおすすめです◎


せっかくなら見つけたチリメンモンスターの正体が分かればより楽しめますし、もし口に入ったとしても安心ですよね。

すぐ確認できるように、手元に「チリメンモンスター図鑑」を用意しておくといいでしょう。

実際にチリメンモンスターの図鑑も出版されています。

監修:日下部 敬之, 監修:きしわだ自然資料館, 監修:きしわだ自然友の会
¥1,760 (2024/11/12 02:31時点 | Amazon調べ)

チリメンモンスターの公式サイトにも多くの種類のチリメンモンスターが載っているので、まずは見てみるだけでもおもしろいですよ^^

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しらすに混ざってる生物まとめ

しらすに混ざってる生物の種類はさまざま。

よく見かけるエソの稚魚をはじめ、めったにお目にかかれないカジキの赤ちゃんまでたくさんの生き物がしらすに混ざっています。

チリメンモンスターはそんなしらすに混ざってる生物を称したもの。

図鑑も発売されているほど人気なので、しらすを食べるときはチリメンモンスターが混ざっていないかチェックしてみてくださいね!

関連記事:しらすをお弁当に入れると腐る?大丈夫な入れ方のポイントとコツ

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