食紅の成分は体に悪い?何からできているか調査

食紅は体に悪い?なにからできてるか調査

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

食紅はお菓子作りで使うことが多いもの。

アイシングクッキーやマカロンなど、自然には出せないようなパステルカラーで仕上げることができてとてもかわいくなりますよね。

でも、食紅っていったい何からできているのでしょうか?

食紅は体に悪いなんて話も聞きますし、食紅の成分も気になりますよね…。

そこで今回は

  • 食紅の成分は体に悪い?
  • 食紅は何からできているか色別に紹介

2つについてまとめました。

食紅の成分は体に悪い?

食紅

結論から申し上げますと、食紅は決して体にいいものではありません。

積極的に摂取しましょうとはなりませんが、絶対に摂取してはいけないというものでもないのです。

どういうことかと言いますと、食紅は普段私たちの生活の中で様々なものに使われていて知らず知らずのうちに口にしていることが多いからです。

身近なところではかき氷のシロップ、かまぼこ、ハム、お酒など。

化粧品のアイシャドウや口紅に使われていることもあります。

食紅には2種類あります。

天然色素
合成色素
  • 植物や生物から抽出される自然由来の色素
  • ベニバナ色素やリコピンなど
  • 自然な色合いを出せる
  • 石油を原料とするタール系から作られる色素
  • 食用赤色12号など
  • はっきりとした色を出せる

気になるのは合成色素ですよね。

合成色素は石油を原料としていますし発がん性があることも確かです。

しかし石油を原料とした合成色素が危険なのは、一度に200~300gを摂取した場合。

お菓子作りに食紅を使う場合も一度に1gあるかないかではないでしょうか。

また食紅は食品添加物の1つですが、食品添加物の安全性については国が検査をして安全性があると確認されたものしか使用が許可されていません。

ですから食紅は積極的に摂取するものでもありませんが、普段生活していて口にする分には体に影響はないのです。

とは言っても子供に与えるものなどなるべく食紅を使いたくないという気持ちがありますよね。

その場合は食紅の代わりになるものもありますよ◎

  • トマトパウダー
  • ビーツ
  • ムラサキイモパウダー
  • 黒ゴマペースト
  • ほうれん草パウダー
スポンサーリンク

食紅は何からできているか色別に紹介

赤青黄色黒の食紅

食紅は色によって使われている原料が違います。

それぞれ食紅が何からできているかまとめました。

赤色

  1. ベニバナ色素⇒キク科のベニバナ
  2. 紅麹色素⇒ベニコウジ菌の培養物
  3. コチニール色素⇒コチニールカイガラムシという虫

黄色

  1. ウコン色素⇒ショウガ科の多年草植物であるウコンの根茎
  2. クチナシ黄色素⇒クチナシの果実
  3. サフラン色素⇒サフランの花

青色

  1. スピルリナ色素⇒スピルリナという藻
  2. クチナシ青色素⇒クチナシの果実

緑色

  1. クロロフィル⇒植物の葉緑体に含まれる色素
  2. 銅葉緑素⇒蚕沙と呼ばれる蚕のフン

銅葉緑素についてはこちらの記事でくわしく説明しています。

黒色

  1. イカスミ色素⇒イカの墨袋
  2. 植物炭末色素⇒炭
  3. コウリャン色素⇒イネ科のコウリャンの実

紫色

  1. ムラサキイモ色素⇒ムラサキイモ
  2. ブドウ果皮色素⇒ブドウの果皮
  3. シソ色素⇒紫蘇の葉
  4. ハイビスカス色素⇒ハイビスカスの花
  5. アカキャベツ色素⇒キャベツの葉

食紅は体に悪い?まとめ

食紅は体に悪いかどうか、何からできているかまとめました。

  • 食紅は体にいいものではないが、普段生活していく中で口にする分には体に影響はあまりない
  • 食紅は自然由来の天然色素と石油を原料とする合成色素の2種類ある
  • 食紅の原料は自然の食物から作られるものが多い

食紅は体にいいものではありませんが、私たちの生活に普段からあるものなので過剰に怖がる必要もありません。

適切に使用していけたらいいのではないかと思います。

食紅はどこで買える?売り場や代わりに使えるものを紹介

テキストのコピーはできません。