この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
「一度使ったら使わなかったころには元に戻れない」と言われるほど便利な家電といえば、食洗機。
新たな三種の神器と言われるほど、家庭になくてはならない存在になっています。
そんなありがたい食洗機ですが、全ての食器が食洗機で使えるわけじゃないという難点があります。
何も気にせず食洗機が使えたらいいのに、食洗機が使えない食器がある理由はなぜでしょうか?
そこで今回は、食洗機が使えない食器がある理由を調査しました。
食洗機が使えるかどうかの見分け方についてもまとめているので、ぜひチェックしてください。
食洗機が使えない食器がある理由は?
食洗機が使えない食器がある理由は、食洗機の仕様に食器が耐えられずに破損したり、食洗機の故障につながるからです。
もし、食洗機が使えない食器を食洗機に入れてしまうと
・塗装が剥がれる
・キズがついたり割れる
・白くにごるなど変色する
・排水口に詰まって食洗機を故障させる
といったことが起きてしまうんですね。
食事の時間を大事にしている日本では、さまざまな材質でできた食器が存在します。
残念ながら、現在の技術ではそんな全ての食器を洗える食洗機というのはありません><
食洗機は便利な家電ですが、大事な食器や食洗機そのものを守るためにも、食洗機を使う前には「食洗機にいれてもいいか」を確認するようにしましょう。
食洗機で使える食器
「洗い物をしたくない、食洗機に全部おまかせしたい」
そんな人は「食洗機で使えるか」を重視して食器を選んでいきましょう。
食洗機で使える食器は以下の4つ。
- 陶磁器の食器
- ステンレスの食器
- プラスチックの食器(耐熱温度が90℃以上のもの)
- 木製風の食器
上記4つの食器であれば食洗機で洗って乾燥までお任せしても問題ありません。
木製食器は食洗機NGですが、木製風の食器であれば食洗機はOKです。
天然素材でできている食器は熱湯や温風にあてることで木が反ったり、ひび割れることがあるんですね。。
食洗機は使えないのですが、樹脂で作られたものにウレタン塗装を施している「木製風の食器」であれば食洗機の高温に耐えられます。
「おしゃれな木製食器が欲しいけど食洗機で洗えないのは面倒だな…」という人は、木製風の食器を選びましょう。
食洗機で使えるかの見分け方
すでに持っている食器が食洗機で洗えるかどうか、見分けるためのポイントは3つ。
- 耐熱温度が90℃以上か
- キズやヒビが入っていないか
- 特殊なコーティングがされていないか
耐熱温度が90℃以上か
食洗機で使えるか見分ける方法のひとつめは、耐熱温度が90℃以上かということ。
食洗機は高温になる熱湯を使うことで落ちにくい油汚れなどをすっきり落とします。
洗ったあとの乾燥も高温になるので、耐熱温度が90℃以上の食器でないと食洗機は使えません。
熱の影響で溶けたり、加工が剥がれることがあります。
タッパーなどは容器の底に耐熱温度が記載されているので、一度チェックしてみてくださいね。
キズやヒビが入っていないか
食洗機に入れる前に食器にキズやヒビが入っていないか確認しましょう。
稼働中の食洗機の水流というのはとても強く、ちょっとしたキズやヒビであっても衝撃を与えて割れてしまうことがあります。
ちなみに、食器だけでなくテフロン加工の剥がれたフライパンも食洗機に入れるのは避けてください。
加工の剥がれは傷とみなされ、そこからさらに加工が剥がれていく恐れがあるんです。
テフロン加工が剥がれたフライパンって本当使いにくいですよね…。
大事なフライパンを守るためにも、テフロン加工されたフライパンは手で洗ったほうがいいかもしれません。
特殊なコーティングがされていないか
漆や金箔など食器の表面に特殊なコーティングが施されているものも食洗機は使えません。
全体が黒ずんだり、コーティングが剥がれてしまいます。
子ども用のキャラ食器も食洗機が使えることは使えますが、徐々にプリントがはげていき最後には見るも無残な姿に^^;
プリントなので半永久的に持つとは思いませんが、それでも少しでも長く愛用したいという人はプリントされた食器を食洗機に入れるのはやめましょう。
耐熱温度が100度でも食洗機で使えないのはどうして?
食洗機は熱湯で洗い、乾燥機能を使えば熱風で乾かします。
食洗機が使えない食器というのは高温によって食器にダメージが与えられるからなのですが、中には耐熱温度が100度であっても食洗機は使えないものも。
「高温に耐えられるようにできているのにどうして?」と思いますよね。
そんなとき考えられる理由は2つ。
- 中が洗えなかったり食洗機使用中に落下の恐れがあるため
- 食洗機用の洗剤と相性が悪いため
中が洗えなかったり食洗機使用中に落下の恐れがあるため
食洗機はスイッチを押すだけできれいに食器洗いを済ませてくれますが、食器によっては洗えなかったり使用中に下に落下する恐れもあります。
具体的には
・小さなスプーンやフォーク
・お弁当のカップ
・子ども用の食器
・口の狭いとっくり
などがあてはまります。
小さくて軽いものは食洗機使用中に水流で飛ばされることがありますし、口の狭いとっくりなどはきちんと中まで洗えないことも。
洗えないだけならまだいいですが、落下して食洗機のヒーター部分に触れると食洗機自体が故障してしまうんですね。
なので、細々したものや軽いものは食洗機専用の小物かごなどを使い、食器が飛んで行かないようにしましょう。
食洗機用の洗剤と相性が悪いため
食洗機は専用のアルカリ洗剤を使用します。
食器によってはアルカリ洗剤と相性が悪いものがあるので、食洗機自体の使用を禁止していることがあるんです。
例えばクリスタルガラス。
クリスタルガラスには鉛が含まれており、食洗機洗剤のアルカリ成分と反応すると表面を白く曇らせてしまうんです。
反応して曇ったクリスタルガラスは元には戻りません。
大事な食器の輝きを守るために、例え耐熱温度が100度であっても「食洗機NG」の記載がある食器は食洗機は使わないようにしましょう。
食洗機が使えない食器がある理由まとめ
食洗機が使えない食器がある理由をまとめました。
何でも洗えて便利な食洗機に思えますが、意外と使えない食器の方が多いんですよね。
食洗機に入れてしまうと、食器を破損するだけでなく食洗機も壊す恐れがあるのでよく注意してください。