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たくさんある飲茶の中でも人気が高いものと言えば小籠包。
なかなか家で食べることがないから特別感があって、外食先のメニューにあるとつい小籠包を頼んでしまいます。
そんな小籠包の特徴といえば、中から出てくるたっぷりの肉汁。
材料や作り方は餃子や焼売と似たようなものなのに、小籠包から肉汁が出るのはなぜか気になりますよね。
そこで今回は、小籠包から肉汁が出るのはなぜか理由についてまとめました。
小籠包の肉汁をこぼさずきれいに食べる方法もまとめたので、ぜひチェックしてください!
小籠包から肉汁が出るのはなぜ?
小籠包から肉汁が出るのは、皮の中に肉汁を固めたゼリー状のものを餡と一緒に包んでいるから。
小籠包を蒸したとき、熱でゼリーが溶け出すことで皮の中にたっぷりの肉汁が閉じ込められます。
普通、肉汁やスープのような液体を皮で包むことはできません。
水分が邪魔して皮同士をくっつけることができないためです。
くっつけることができたとしても、液体を抱えた生地をうまく焼くのは至難の業ですよね。
しかし、液体ではなく個体だったらどうでしょう。
肉汁をゼラチンで固めて個体にすることで、包む作業が格段に楽になります。
小籠包では肉汁を個体にするひと手間をかけることで、食べたときにたっぷりの肉汁が楽しめるんですね。
小籠包に肉汁を閉じ込めて作る方法
ここからは、小籠包に肉汁を閉じ込めて作る方法を具体的に紹介します!
手順①肉汁のゼリーを作る
①餡を作る②皮で包む③加熱するという全体の作業は餃子や焼売と同じ。
小籠包は、さらに①の餡を作るときに肉汁のゼリーを作っておく作業があります。
肉汁のゼリーは
- 鶏がらスープなどにゼラチンを溶かして冷やし固めて作る
- 鶏手羽や豚足を煮込んだスープを冷やして作る
2つの方法があります。
鶏手羽や豚足は天然のゼラチン質を多く含んでいるため、ゼラチンを入れなくてもスープを冷ますだけで自然にゼリー状に固まります。
これを煮こごりと言いますが、自宅で作るときは鶏がらスープをゼラチンで固めたものを使うのが手軽でおすすめです^^
冷やし固める時間がかかるので、ゼリーだけでも前日に作っておくと楽ですよ◎
手順②餡と一緒に皮に包む
肉汁のゼリーができたら、ひき肉で作った餡と一緒に皮に包んでいきます。
ここでも包む方法は2種類あります。
- ひき肉にゼリーを混ぜ込んで包む
- 皮にのせたひき肉の上にゼリーをのせて包む
包みやすいのは①のひき肉に細かくしたゼリーを混ぜ込む方法。
ただし、熱によってゼリーが溶け出しやすいのが難点です。
たっぷりの肉汁を感じたいなら、②の方法が最適。
ゼリーはあらかじめ包丁で小さめにカットしておくと包みやすくなります◎
あとは蒸すなり焼くなり、加熱していけばOK!
食べたときにたっぷりの肉汁が出てくる小籠包になりますよ^^
小籠包の肉汁をこぼさずにきれい食べる方法は?
せっかくの小籠包の肉汁、こぼしてしまうのはもったいないですよね。
きれいに食べるなら小籠包にはレンゲがマストです!
小籠包は好みでタレや生姜の千切りをつけたあと、レンゲにのせます。
レンゲにのせたら箸で少し皮を破って下さい。
肉汁があふれ出てきますが、レンゲにのせているからこぼれることはありません。
小籠包は熱く火傷しやすいけど、この方法ならいったん肉汁を冷ますことができるから猫舌の人も安心ですね◎
まとめ:小籠包から肉汁があふれる理由は肉汁のゼリーを包んでいるから
小籠包から肉汁が出るのはなぜか、理由をまとめました。
小籠包では餡を皮で包む際に、一緒に肉汁をゼリー状にしたものを包んでいます。
ゼリー状だから包みやすいし、加熱すると溶けるので食べるときにはたっぷりの肉汁となって楽しめるというわけです。
手間がかかるようにも感じますが、鶏がらスープにゼラチンを溶かせばすぐにゼリーは作れるので案外簡単ですよ◎
できた小籠包はレンゲを使うと肉汁をこぼさずきれいに食べられます。
レンゲを用意して熱々の小籠包を楽しんでくださいね!