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私は食べ物の中でエビが一番好きなので、メニューを選ぶときの基準は「エビが入っているかどうか」です。
和洋中どんな料理にも合うので、これまでいろいろなエビ料理を食べてきましたが、エビの調理の仕方もさまざまですよね。
エビの殻をきれいに剥いてあるものもあれば、殻ごと調理してるものもあって。
殻が薄かったり「そのまま食べられますよ」なんて言われたときは、いつもエビを殻ごと食べています。
でも、たまに「エビの殻は体に悪いよ」なんて言われることがあるんですよね。
なぜエビの殻は体に悪いと言われるのか、本当に食べてはいけないのか気になります。
そこで今回は、エビの殻は体に悪いという噂についてまとめました。
エビの殻は体に悪い?
今回調べてみて分かったことは、エビの殻は体に悪いというわけではないということ。
これまで散々エビの殻を食べてきたので安心しました(笑)
ただし、エビの殻を大量に食べるのは消化不良やアレルギー発症の恐れもあるので注意は必要です。
エビの殻には体にいい栄養素が含まれている!
エビの殻は体に悪いなんてことはなく、むしろ体にいい栄養素が含まれているんです。
エビの殻に含まれている主な栄養素はこの3つ。
- カルシウム
- アスタキサンチン
- キチン
参考:シンクヘルス株式会社
不足しがちなカルシウムだけでなく、強い抗酸化作用を持つアスタキサンチンや不溶性食物繊維であるキチンがエビの殻には含まれています。
骨を強くするほか、老化を予防したり免疫力アップも期待できるとなると、エビの殻を食べないのはもったいないなんて思いますよね^^
エビの殻はゴキブリと同じ成分だから体に悪いって本当?
調べてみると、エビの殻には体に嬉しい栄養素が含まれていることが分かります。
では、なぜ「エビの殻は体に悪い」なんて言われているのでしょうか?
その答えは、免疫力アップ効果が期待できる栄養素【キチン】にありました。
このキチンという栄養物質、実は成分的にはゴキブリと同じものなんです。
ゴキブリというと名前を打つだけでゾワゾワするほど筆者もものすごく苦手な生き物^^;
エビの殻が体に悪いと言われているのはゴキブリのイメージがあるためでしょう。
ただ、よくよく調べてみると、カニなどの甲殻類や昆虫類の殻の主成分は全てキチンであって、別にエビやゴキブリに限った話ではないんです。
イカや貝、キノコの細胞壁にもキチンは含まれています。
そもそも主成分が同じなだけで、エビの殻を食べた=ゴキブリを食べたことにはなりませんよね。
主成分が同じなんてものは他にもたくさんありますし…。
決してエビの殻が不衛生とか食べることで体に害が出るんなんてことはないので安心してください。
一度聞くと残っちゃうので、あまり知りたくなかった情報ではありますが^^;
エビの殻は食べ過ぎに注意!
体にいい栄養素が含まれているエビの殻ですが、だからといってエビの殻を大量に食べるのはやめましょう。
エビの殻に含まれるキチンは不溶性食物繊維。
消化がされにくく、食べすぎは消化不良による胃もたれを起こしてしまいます。
また、エビに限らず一定の食べ物だけを大量に食べ続けることはアレルギー発症の原因です。
エビのアレルギーは甲殻類アレルギー。
甲殻類は様々な食品に入っていることが多く、発症すると食事に対して厳しい制限がかかるかも…。
何より、大好きなエビが食べられなくなるのは辛いので、食べすぎには気を付けてください。
エビの殻は汚いって本当?
エビの殻は体に悪いわけではないので、食べても問題ありません。
ですが、食べるときには下処理をしてから食べる必要があります。
なぜかというと、エビの殻には汚れがついているので、そのままだと汚いから。
生臭さの原因にもなるので、エビを殻ごと食べる料理のときはきちんと下処理を行いましょう。
- エビの足は取り除く
- 背ワタを取る
- 殻ごと酒をふりかけて洗う
エビの足や背ワタは臭みのもと。
食べられないこともないですが、取り除くのがおすすめです。
背ワタは殻付きのままでも簡単に取ることができます。
この動画が簡単で参考になりました^^
エビを殻ごと食べるときは洗うのを忘れずに!
その際に酒を使って洗うとエビの生臭さを一緒に取り除いてくれますよ◎
エビの殻を食べる時の注意点
エビの殻を食べるときは、喉に刺さらないように注意が必要です。
香ばしく焼いたエビの殻はパリパリとした食感がたまらないですが、結構鋭利だったりします。
なかなか口の中で溶けるようなものでもないので、飲みこむときはよくかみ砕いて小さくしましょう。
エビの中には、殻がやわらかい【ソフトシェルシュリンプ】もありますが、それでも子どもには食べにくいようです。
子どもが食べるときは殻をむいてあげたほうが安心ですね。
大人でも、よく噛んで一度に口に詰め込みすぎないようにしてください。
「たかが喉に刺さったくらい」と思うかもしれませんが、なめちゃいけません…。
私は以前喉に刺さった魚の小骨が1週間経っても抜けず、最後は病院に行って取ってもらったことがあります。
ずっと喉に違和感があって不快でした><
エビの殻もしっかりした固さがあるため、注意するに越したことはありませんね。
まとめ:エビの殻は体に悪いわけではない
エビの殻は体に悪いと言われていることについてまとめました。
エビの殻が体に悪いとされているのは、殻に含まれるキチンという成分がゴキブリの主成分と同じだから。
ですが、キチンはイカや貝、キノコにも含まれていますし、主成分が同じだからといってゴキブリを食べていることにはなりません。
むしろ、キチンをはじめカルシウムやアスタキサンチンが含まれているエビの殻は体にいいんです。
食べすぎには注意して上手に食事に取り入れていけたらいいですね^^